青森県で食べられているせんべいのうち、八戸地方などの南部せんべいについて、種類と食べ方、焼きたてを買える専門店、手焼き体験ができる施設、店や売り場の探し方を、観光サイトや事業者の公式サイトをもとにまとめます。

南部せんべいの起源の言い伝えや賞味期限の見方は、別の記事で紹介しています。

青森のせんべいと南部せんべい

観光サイト「VISITはちのへ」によると、南部せんべいは小麦粉と塩と水を混ぜて練った生地を丸い鋳型で焼いた食べ物で、八戸地方・岩手県北地方で広く食べられています。

原材料や名前の由来、起源の諸説は南部せんべいの由来と起源の言い伝えにまとめています。

南部せんべいの種類

南部せんべいはお店やメーカーによってさまざまな種類があり、VISITはちのへでは次のような種類を例に挙げています。

  • 白せんべい:小麦粉と塩を混ぜた生地を焼いた、最もシンプルなせんべい
  • ごませんべい:ゴマがたっぷり入ったせんべい
  • まめせんべい:生地にピーナッツを入れて焼いたせんべい
  • ごまぬりせんべい:甘いゴマのペーストを裏面に塗ったせんべい
  • いかせんべい:さきいかを乗せたせんべい
  • クッキーせんべい:甘いクッキー生地を南部せんべいの型で焼いたせんべい
  • あめせんべい:水飴をはさんだせんべい

てんぽせんべいと「耳」

「てんぽせんべい」は半焼きのやわらかいせんべいで、柔らかくもっちりとした食感と塩味があります。

せんべいの「耳」は、南部せんべいを焼く際に焼き型からはみ出した部分を切り落としたものです。

汁物用のおつゆせんべい

八戸のご当地グルメ「八戸せんべい汁」には、煮込んでも煮崩れしにくい専用の「おつゆせんべい」が使われます。

汁に入れる食べ方は八戸の郷土料理せんべい汁の解説で紹介しています。

焼きたてを出すせんべいの専門店

VISITはちのへのコラムは、焼きたての南部せんべいを提供する専門店として、次の3店を紹介しています。

  • 小山田せんべい店:青森県三戸郡三戸町大字同心町字古間木平38-2
  • ひらた煎餅店:青森県三戸郡南部町下名久井五日市2
  • 元沢せんべい店:青森県八戸市南郷大字市野沢石窪32-22

コラムには公開日の記載がないため、営業日や営業時間、焼きたてが買える時間は、訪れる前に店へ確かめてください。

小山田せんべい店(三戸町)

小山田せんべい店は1917年(大正6年)に創業し、創業当時は鋳鉄製の型で一枚ずつ手焼きしていましたが、1936年に手動の焼き機を設置しました。

小麦粉と塩、重曹と水でつくった生地を鋳型に入れ、手動でグリルを回転させて焼いています。

焼いたせんべいを冷まして切り取った残りの部分は「ミミ」として集めて販売しています。

焼きたての「テンポせんべい」は水分が多く味がすぐ変わるため、スーパーなどでの包装販売はされておらず、店での購入に限られます。

焼きたてのテンポせんべいは厚さを選んで注文でき、小山田せんべいは地域のスーパーでも購入できます。

南部せんべいの手焼き体験(八戸駅のユートリー)

八戸駅と連絡通路で直結するユートリー(青森県八戸市一番町1-9-22)では、八戸地域の地場産品の展示や実演、おみやげなどの販売のほか、南部せんべい焼きなどの体験ができます。

ユートリーの「南部せんべい手焼き体験」で作るのは、柔らかくもっちりとした塩味の「てんぽせんべい」です。

項目内容
場所1階せんべい実演場(おみやげショップ内)
開催日日・月・水・金・土曜(年末年始・GW・お盆などの繁忙期は受け付けない)
開催時間11:00〜15:00
所要時間10〜15分
枚数一人1枚

体験料や受付の条件は変わることがあるので、ユートリーの公式サイトで最新の案内を確かめてください。

店や売り場で南部せんべいを買う

VISITはちのへによると、八戸地方では市内の百貨店やスーパーで、さまざまなせんべい店による、さまざまな種類の南部せんべいが販売されています。

八戸の民芸菓子・和菓子処しんぼりは、2009年(平成21年)に煎餅部門を設立して南部せんべいを発売しており、しんぼり八食センター店では南部せんべい・つるこまんじゅう・豆しとぎなどを扱っています。

青森市で買える直営店

岩手県二戸市の株式会社小松製菓(南部せんべい乃巖手屋)は、昭和23年に小松シキが21丁の焼き型から始めた南部せんべい屋です。

巖手屋の直営店「いわて屋ラビナ店」は、青森市柳川1丁目2-3にあります。

ラビナ店では、限定のソフトクリームとして、お煎餅をトッピングした「巖手屋ソフト(バニラ味)」なども紹介しています。

チョコレートを合わせたせんべいのお菓子はせんべいとチョコの組み合わせで紹介しています。

まとめ

  • 南部せんべいは小麦粉と塩と水の生地を丸い鋳型で焼いたせんべいで、白せんべい・ごませんべい・まめせんべいなど種類が多くあります
  • 焼きたては、VISITはちのへが紹介する三戸町・南部町・八戸市南郷の専門店で、訪れる前に営業を確かめてから買いに行きます
  • 八戸駅直結のユートリーでは、てんぽせんべいを作る手焼き体験ができます
  • 八戸地方では百貨店やスーパーでも売られており、青森市には巖手屋の直営店があります

※南部せんべいの説明・種類・食べ方・専門店は「VISITはちのへ」の焼きたての南部せんべいを紹介するコラムと南部せんべい豆知識・小山田せんべいのページ、手焼き体験はユートリーの公式サイト、しんぼりと巖手屋は各社の公式サイトをもとに、2026年10月時点でまとめています。