青森県で、泊まる宿そのものを旅の目的にしたい人に向けて、当サイト編集部が各宿の公式サイトで確かめた4つの宿の客室・夕食・温泉を並べました。順位は付けていません。人気や評判も扱っていません。
この記事で選んだ4つの宿と選び方の基準
この記事では、次の3つをすべて満たす宿を「高級な宿」として選びました。選び方は当サイト編集部の判断です。料金は宿泊プランと時期で変わるので、料金の額では選んでいません。
- 客室や建物に、客室の温泉やねぶた・伝統工芸のしつらえ、木造の造りなど、宿ごとの特色がある
- 夕食に、会席料理かフランス料理のコース、または祭りのショーを見ながらの食事がある
- 館内に温泉があり、着いてから館内で過ごせる
載せたのは、3つをすべて公式サイトで確かめられた宿です。ほかにも当てはまる宿はありえます。
| 宿 | 市町村 | 夕食 | 館内の温泉 |
|---|---|---|---|
| 青森屋 by 星野リゾート | 三沢市 | ショーレストラン「みちのく祭りや」 | 内湯と池に浮かぶ露天風呂「浮湯」 |
| 奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート | 十和田市 | フレンチレストランと、りんごが彩るビュッフェ | 渓流を望む露天風呂 |
| 界 津軽 | 大鰐町 | 大間のまぐろの会席料理 | かまくらのようなアーチ型の屋根の露天風呂 |
| 八甲田ホテル | 青森市 | フレンチフルコースか和食会席 | 青森ヒバが香る大浴場 |
青森屋 by 星野リゾート: ねぶたの客室と祭りのショー
三沢市の青森屋は、236室、3棟、敷地72haのホテルです。
客室「青森ねぶたの間」は71.5m²のツインで、リビングに立体ねぶたがあり、寝室の天井にはねぶた絵が描かれています。
客室「あずまし」は八幡馬や南部裂織、八戸焼など青森の伝統工芸品をしつらえた部屋で、「ほっこりんご和室」はりんごをモチーフにした43m²の和室です。
本館2階のショーレストラン「みちのく祭りや」の流れは、県の観光情報サイト Amazing AOMORI の案内では、18:45から夕食、19:40から青森ねぶた・弘前ねぷた・八戸三社大祭・五所川原立佞武多の4つの祭りのライブ、20:00からねぶた囃子と跳人の体験です。
温泉は源泉かけ流しで、内湯と池に浮かぶ露天風呂「浮湯」のほか、敷地を一望できる足湯や元湯があります。
奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート: 渓流に面した客室とフレンチ
十和田市の奥入瀬渓流ホテルは181室、2棟のホテルで、公式サイトは「奥入瀬渓流の畔に建つ唯一のリゾートホテル」と紹介しています。
奥入瀬渓流は十和田八幡平国立公園に属し、特別名勝・天然記念物に指定されています。
客室「渓流スイートルーム」は120m²で、渓流の景色を楽しめる客室温泉と、本物の苔を用いた壁画があり、公式サイトは「ラグジュアリーなスイートルーム」と紹介しています。
「渓流ツイン 半露天風呂付」は4室限定の44m²の部屋で、半露天風呂から奥入瀬渓流を望めます。
フレンチレストランは清流を眺めながら過ごすアペリティフから始まり、青森の恵みを使ったフランス料理と銘醸ワインを出します。
館内の3つのレストランのうち、りんごが彩るビュッフェでは、焼きたてのアップルパイが出ます。
温泉は八甲田山から湧き出る温泉で、渓流を望む露天風呂があります。
泊まった翌朝に渓流を歩くなら、渓流沿いの滝と歩く道順の記事も参考にしてください。
界 津軽: 大間のまぐろの会席と津軽三味線
大鰐町の界 津軽は、公式サイトが「青森県弘前市の奥座敷に佇む瀟洒な温泉旅館」と紹介する40室の宿で、温泉地は大鰐温泉です。
夕食は大間のまぐろの会席料理で、公式サイトは「部位によって味わいが異なる大間のまぐろを、季節の食材と合わせた料理」と紹介しています。
ご当地部屋「津軽こぎんの間」は、青森の伝統工芸の津軽こぎん刺しの模様をシンメトリーにしつらえた客室です。
露天風呂にはかまくらのようなアーチ型の屋根が付き、津軽こぎん刺しや弘前ねぷたの灯篭が浮かぶ水庭越しに四季を眺められます。
館内ではプロの津軽三味線奏者とスタッフが演奏し、公式サイトは「叩き」を主とする演奏法が生み出す独特の音色と紹介しています。
八甲田ホテル: 木造の建物とフレンチ・和食会席
青森市の八甲田ホテルは、標高約900mの十和田八幡平国立公園内に1991年に建てられたホテルで、建物は基礎部分以外すべて木造です。
公式サイトは「約2,000㎥もの木材を使用した完全木造の建物」と紹介しています。
大きな柱は50cm角で、床はスペイン産のテラコッタで床暖房があり、窓はスウェーデンから輸入した3重の木製サッシです。
館内には板画家・棟方志功の作品が多数展示されています。
夕食は「フレンチフルコース」か「和食会席」の2種類から選び、夕食のメニューは日々変わります。
館内には、レストラン「MeDeau(メドー)」と、2024年9月1日にぶな林を望む場所へ移ってリニューアルオープンした和食処「寒水(しゃこみず)」、バーラウンジがあります。
客室には、八甲田大岳を望み、中2階にリビング、上階にベッドルームとロフトがあるツインルームがあります。
温泉大浴場は青森ヒバが香り、大きな窓からブナ林を眺められ、水風呂を備えたサウナもあります。
宿泊特典として姉妹館の酸ヶ湯温泉を利用でき、定時の送迎があります。酸ヶ湯温泉については姉妹館の湯を案内する記事で紹介しています。
新青森駅東口バス乗り場からは、宿泊者に限り無料送迎バスがあり、前日までの予約が必要で、所要時間は約70分です。
国道103号線の酸ヶ湯ゲート〜谷地ゲートなどは例年11月中旬〜4月上旬に冬季全面通行止めになるので、車で行く場合は八甲田ホテルのアクセスのページの案内に沿って道路情報を確かめてください。
2026年11月16日(月)〜11月18日(水)は館内設備点検とメンテナンスのため全館休館で、11月19日(木)から営業します。
4つの宿から選ぶときの見方
4つの宿は、館内で見られるものが分かれます。祭りのショーを見ながら食事をしたいなら青森屋、渓流に面した客室で過ごしたいなら奥入瀬渓流ホテル、津軽三味線の演奏と会席料理なら界 津軽、木造の建物と棟方志功の作品の中で過ごしたいなら八甲田ホテルが当てはまります。
青森屋は三沢駅・三沢空港から、奥入瀬渓流ホテルはJR八戸駅・青森駅・青森屋から送迎バスがあり、界 津軽にも送迎があります。乗り場と予約の方法は、各宿の公式サイトで確かめてください。
料金は宿泊プランと時期で変わるので、各宿の公式サイトの予約画面で確かめてください。
チェックイン・チェックアウトの時刻や駐車場は宿を決める前の確かめどころの記事に、宿をリゾートホテル・温泉旅館・シティホテルに分けた一覧は宿を3つに分けて並べた記事に、出張や子ども連れなど目的からの絞り方は目的ごとに宿を分けた記事にまとめています。
宿の客室・食事・温泉・アクセスは、2026年10月20日に各宿の公式サイト(青森屋・奥入瀬渓流ホテル・界 津軽は星野リゾートの公式サイト、八甲田ホテルは八甲田ホテルの公式サイト)と県の観光情報サイト Amazing AOMORI で確かめました。客室の種類や食事の内容、ショーの時刻は変わることがあるので、泊まる前に各宿の最新の案内を確かめてください。



