青森市の八甲田にある酸ヶ湯温泉について、酸ヶ湯温泉の公式サイト、青森県の観光サイト「Amazing AOMORI」、八甲田ホテルの公式サイト、JRバス東北、青森県と環境省の資料で、宿の客室と食事、予約の決まり、日帰り入浴の時間と料金、近くの見どころ、行き方と冬の道路を確かめました。

施設や資料が公表している内容だけを書き、人気や評判は扱っていません。

酸ヶ湯温泉の場所と成り立ち

酸ヶ湯温泉の公式サイトは、八甲田連峰の西麓、標高約900mの高地にある温泉と書いています。

公式サイトのよくある質問では、酸ヶ湯温泉は青森市中心部から南へ約30キロメートルの山中にある一軒宿で、冬期の積雪は5メートル以上になります。

所在地は青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地です。

公式サイトの「温泉の歴史」は、貞享元年(1684)に横内(現青森市内)に住む狩人が手負いの鹿を追って山へ入り、温泉が湧いているのを見つけて「鹿の湯」と名づけたという由来を紹介しています。

同じページは、江戸期より湯治客が多く、湯主らが組合を設立したのが「酸ヶ湯」の原形だと書いています。

酸ヶ湯温泉は、環境省の国民保養温泉地一覧表で青森県の国民保養温泉地として載っており、指定年月日は昭和29年10月11日です。

公式サイトは、棟方志功が湯治をしながら作品を彫ったといわれ、館内に版画・書を飾っていると紹介しています。

浴場と泉質

浴場は、混浴の大浴場「ヒバ千人風呂」と、男女別の小浴場「玉の湯」です。

公式サイトの「温泉・施設情報」では、ヒバ千人風呂は総ヒバ造りで160畳の浴室に柱が一本もなく、4つの異なる源泉があります。

泉質は、公式サイトでは酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)と書かれ、Amazing AOMORI は酸性硫黄泉、泉温52.3度としています。

Amazing AOMORI は、酸ヶ湯温泉は強酸性泉(pH1.5~2.0)を含み、肌や粘膜への刺激が強い泉質と案内しています。

環境省の「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」は、泉質が酸性泉・硫黄泉の場合、皮膚または粘膜の敏感な人と高齢者の皮膚乾燥症の人は入ってはいけないとしています。

日帰り入浴の時間と料金

酸ヶ湯温泉の公式サイトの「日帰り入浴のご案内」では、2026年12月1日から時間と料金が変わります。

項目2026年11月30日まで2026年12月1日から
利用時間ヒバ千人風呂は7:00~18:00(受付は17:30まで、女性専用時間8:00~9:00)、玉の湯は9:00~17:00(受付は16:30まで)9:00~16:00(受付は15:30まで)、ヒバ千人風呂と玉の湯の両方を利用できる
料金大人1,000円、小学生500円(タオル付)大人(中学生以上)1,500円、小人(小学生)500円、未就学児無料(レンタルバスタオルと持ち帰りのフェイスタオル付)

12月1日からの入浴券は自動販売機で売り、現金だけで買えます。

Amazing AOMORI の酸ヶ湯温泉のページは、日帰り入浴の料金を変更前の大人1,000円と載せています。

12月1日からの女性専用時間の扱いは、日帰り入浴の案内に書かれていません。

2026年11月16日(月)から18日(水)までは、館内施設のメンテナンスのため全館休業です。

この休業の前後は、日帰り入浴と売店が11月15日(日)17時で終わって19日(木)12時から再開し、そば処「鬼面庵」は15日16時で終わって19日12時から再開します。

泊まる:旅館棟と湯治棟

公式サイトの「温泉・施設情報」では、客室は全139部屋で、旅館棟と湯治棟に分かれています。

棟公式サイトの案内
旅館棟(1号館・イ棟・7号館)1号館は2019年にリニューアルしたベッド付の洋室、イ棟・7号館は木造2階建ての6畳~8畳の和室
湯治棟(2号館・3号館・5号館・6号館)長期滞在型の簡素な和室で、テレビ・冷蔵庫・浴衣・タオル等があり、共同の洗面所とお手洗いを使う

よくある質問では、トイレ・洗面付きの客室は、旅館棟1号館の7部屋と湯治棟3号館の24部屋です。

湯治棟で自炊する場合は炊事場を使えて、ガス台・電子レンジなどは無料で共用し、鍋・食器等は無料で貸し出され、箸・包丁・まな板は持参します。

館内には、看護師の資格を持つ相談員が常駐する温泉療養相談室があります。

公式サイトは、湯治の日数の目安を10日位(3日1廻りで3廻り)としています。

売店の営業は7時から20時までです。

宿の食事と鬼面庵

公式サイトの「お食事処」では、旅館食は地元青森の旬の食材を使ったお膳料理、湯治食は5~6品の日替わりで、よくある質問は湯治食を旅館食より量が少なめの家庭料理的なものと説明しています。

夕食会場の大広間は100畳程です。

そば処「鬼面庵」は、つなぎを使わずそば粉だけで作る「酸ヶ湯そば」を出しており、だし汁は陸奥湾のいわし焼干が主原料です。

鬼面庵の営業時間は10:00~16:30(ラストオーダー16:15)です。

喫茶「ぶな林」は、公式サイトで休業中と表示されています。

予約とキャンセル料

よくある質問では、公式ホームページからのウェブ予約は、電話での直接予約より1,100円安い設定です。

公式自社ホームページや電話などで直接予約した宿泊のキャンセル料は、次のとおりです。

取り消しの日キャンセル料
8日以前0%
7日~4日前20%
3日~2日前30%
前日50%
当日・無断不泊100%

ペットを連れての宿泊はできません。

宿泊予約の電話番号は017-738-6400です。

姉妹館の八甲田ホテル

八甲田ホテルの公式サイトは、宿泊特典として姉妹館の酸ヶ湯温泉を利用でき、送迎は定時で行う(フロントに声をかける)と案内しています。

八甲田ホテルの温泉大浴場は青森ヒバが香り、大きな窓からブナ林を眺められ、水風呂を備えたサウナがあります。

八甲田ホテルも、酸ヶ湯温泉と同じ2026年11月16日から18日まで全館休館します。

近くの見どころ

Amazing AOMORI のモデルコースでは、地獄沼は酸ヶ湯温泉から徒歩5分程のところにある、温泉水がたまってできた沼です。

沼の中は強酸性で90℃の熱湯が湧き出していて、沼に立ち入ることはできません。

同じモデルコースは、城ヶ倉大橋から地獄沼まで車で約5分、地獄沼から蔦温泉まで車で約30分としています。

城ヶ倉大橋は十和田八幡平国立公園内にある全長360m、アーチ支間長255mの上路式アーチ橋で、八甲田連峰や青森市街、岩木山を望み、城ヶ倉渓流を見下ろせます。

橋の両端には駐車スペースと休憩所があります。

酸ヶ湯温泉への行き方

無料送迎バス(宿泊者)

酸ヶ湯温泉の公式サイトの「アクセス」では、宿泊者限定・要予約の無料送迎バスが新青森駅東口バス乗り場と酸ヶ湯の間を走り、所要時間は約60分です。

新青森駅東口発は10:15と14:00、酸ヶ湯発は8:50と12:30です。

JRバス

公式サイトの「アクセス」では、JRバスで青森駅東口から酸ヶ湯温泉前まで約1時間10分、新青森駅東口から約1時間20分、十和田湖休屋から約1時間30分です。

JRバス東北のみずうみ号(9月18日から11月17日までの時刻表、運行日は9/18~11/11の便)では、青森駅9:00発の便がロープウェー駅前9:54、酸ヶ湯温泉10:05、蔦温泉10:45を経て十和田湖(休屋)11:45に着きます。

青森駅11:35発の便は、新青森駅前11:50、ロープウェー駅前12:52を経て酸ヶ湯温泉13:03に着きます。

帰りは、十和田湖(休屋)15:00発の便が酸ヶ湯温泉16:46を経て青森駅17:44、新青森駅前17:59に着きます。

みずうみ号は予約せずに乗れます。

11月12日から3月31日までは、青森駅・新青森駅と酸ヶ湯温泉の間をはっこうだ号が走り、酸ヶ湯温泉止まりで蔦温泉・奥入瀬渓流・十和田湖へは行きません。

はっこうだ号に青森駅または新青森駅から乗る場合は予約が必要です。

酸ヶ湯温泉の公式サイトは、冬も青森~酸ヶ湯間をJRバスが年中無休で定期運行していると書いています。

車

車では、東北自動車道の青森中央I.C.から約40分、青森空港から約1時間です。

青森空港から酸ヶ湯温泉への直通バスはありません。

冬の道路

酸ヶ湯温泉の公式サイトは、冬期は四輪駆動かタイヤチェーン等の滑り止めが必要で、17時以降は原則として道路の除雪がないため、それより前に着くよう勧めています。

公式サイトのよくある質問では、酸ヶ湯温泉から奥入瀬方面の傘松峠は12月中旬から3月31日まで冬期間全面通行止めで、青森市から酸ヶ湯温泉にかけては12月中旬から3月中旬まで21時から7時半まで夜間通行止めです。

八甲田ホテルの公式サイトは、国道103号線の酸ヶ湯ゲート~谷地ゲートなどが例年11月中旬~4月上旬に冬季全面通行止めになるとし、車で行く場合は青森県の道路情報サイトを確かめるよう案内しています。

冬の通行止めの期間は、酸ヶ湯温泉と八甲田ホテルの案内で書き方が違います。

青森県の発表では、2026年は2月下旬から酸ヶ湯~谷地間(8.0km)の除雪作業を行い、4月1日午前9時の全面開通を目指しました。

出かける前に確かめること

  • 日帰り入浴の時間と料金:2026年12月1日から9:00~16:00(受付は15:30まで)、大人1,500円
  • 全館休業:2026年11月16日~18日
  • バス:11月12日からはみずうみ号に代わって、酸ヶ湯温泉止まりで予約が必要なはっこうだ号になる
  • 冬の車:滑り止めが必要で、17時より前に着くようにする
  • 宿泊の予約:直接予約のキャンセル料は7日前から、ウェブ予約と電話予約で料金が違う

酸ヶ湯温泉の泉質と、ほかの温泉の泉質との違いは泉質名の読み方を整理した記事で、八甲田ホテルを含む青森市内の宿は宿を地域ごとに並べた記事で、みずうみ号で蔦温泉や十和田湖まで足をのばす行程はバスと列車で湖と温泉を回る4日間の行程で紹介しています。

注記:宿・浴場・日帰り入浴・食事・予約・アクセスは酸ヶ湯温泉の公式サイト(温泉・施設情報、温泉の歴史、日帰り入浴のご案内、お食事処、よくある質問、アクセス、2026年10月1日のお知らせ)、泉質と泉温はAmazing AOMORI の「酸ヶ湯温泉」、地獄沼と城ヶ倉大橋は Amazing AOMORI のモデルコース「八甲田・奥入瀬渓流・十和田湖の絶景を巡る1泊2日ドライブコース」、八甲田ホテルは八甲田ホテルの公式サイト、バスの時刻は JRバス東北の「十和田湖・奥入瀬渓流」の案内、除雪は青森県の発表、国民保養温泉地は環境省の国民保養温泉地一覧表(令和4年10月現在)、入浴の禁忌症は環境省のあんしん・あんぜんな温泉利用のいろは(平成31年3月)によるもので、2026年10月20日に確かめました。料金やバスの時刻は変わることがあるので、出かける前に各施設の案内を確かめてください。