この記事では、青森の弘前で観光する人に向けて、弘前城と弘前公園、明治・大正の洋館、弘前れんが倉庫美術館、藤田記念庭園、弘前市りんご公園、津軽藩ねぷた村と、弘前ねぷたまつりの日程、駅からの行き方をまとめます。

施設の内容と日程は、青森県観光情報サイト(Amazing AOMORI)と、弘前市・弘南鉄道の公式の情報で、2026年10月19日・20日に確かめました。

弘前の位置と行き方

弘前市は、青森県観光情報サイトのエリア分けでは津軽のエリアに入り、青森県の「青森県の観光スポット」では中南の地域に入ります。

青森県観光情報サイトのモデルコースでは、新青森駅からJR奥羽本線で約40分で弘前駅に着きます。

弘前公園へは、JR弘前駅から弘南バス「弘前〜板柳線」で約15分の「亀の甲門前」で降り、徒歩約1分です。

弘南鉄道は、弘前〜黒石を結ぶ弘南線と、大鰐〜中央弘前を結ぶ大鰐線の2路線です。

大鰐線は、2028年3月31日までで運行を休止すると発表されています。

弘前城と弘前公園

弘前城は1611(慶長16)年に完成し、現在の天守は1810(文化7)年に9代藩主寧親が再建したもので、日本で現存している12天守のひとつです。

天守は現存する日本最北端の天守で、国の重要文化財です。

弘前城では天守のほか5棟の城門と3棟の櫓が見られ、下乗橋からは朱塗りの欄干の向こうに天守が見えます。

天守は、天守曳戻し工事と保存修理・耐震対策工事のため、2025年11月24日から内部の公開を休止していて、休止期間は2025年時点の予定で2033年3月31日までです。

石垣修理のために移動していた天守を元の場所に戻す曳戻しの期間は、2026年7月〜11月中旬の予定です。

本丸・北の郭の有料区域は4月1日〜11月23日の9:00〜17:00(弘前さくらまつりの期間は7:00〜21:00)で、大人320円です。

弘前公園の桜と季節の行事

弘前公園の桜は、1715年に津軽藩士が25本の桜を京都から取り寄せたといわれ、今は約50種類、2600本程の桜が植えられています。

例年4月下旬〜5月上旬に「弘前さくらまつり」が開かれ、秋は「弘前城菊と紅葉まつり」、冬は「弘前城雪燈籠まつり」があります。

明治・大正の洋館と美術館

施設所在地建物見学
旧弘前市立図書館弘前市下白銀町2-1明治39年(1906)に日露戦勝記念として建てられた木造3階建てで、左右に八角形の双塔がある内部を無料で見学できる(9:00〜17:00、年末年始休み)
旧東奥義塾外人教師館弘前市下白銀町2-11900年(明治33年)に外人宣教師の住居として建てられた洋館書斎や寝室、子供部屋などを無料で見学できる(9:00〜18:00、年末年始休館)
弘前昇天教会弘前市山道町7大正10年に宣教師ジェームズ・ガーディナーが設計した赤いレンガ造りの建物外観のみ
弘前れんが倉庫美術館弘前市吉野町2-1酒造工場として建てられ、戦後はシードル工場として使われた煉瓦倉庫を改修した現代美術館火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始が休み

旧弘前市立図書館は、弘前出身の棟梁・堀江佐吉が手がけた明治期の洋風建築で、県重宝に指定されています。

旧東奥義塾外人教師館も青森県重宝に指定されていて、1階に喫茶店があります。

弘前れんが倉庫美術館は「記憶の継承」をコンセプトに改修され、1階で企画展、2階でコレクション展を行います。

旧弘前市立図書館へは、JR弘前駅前から土手町循環100円バスで約15分の「市役所前」で降りてすぐです。

青森県観光情報サイトのモデルコースでは、弘前駅から弘前れんが倉庫美術館まで循環バスで約10分です。

同じモデルコースでは、弘前れんが倉庫美術館から弘前昇天教会まで徒歩約2分、弘前昇天教会から旧東奥義塾外人教師館まで徒歩約10分、旧東奥義塾外人教師館から旧弘前市立図書館まで徒歩約1分です。

藤田記念庭園

藤田記念庭園(弘前市上白銀町8-1)は、高さ13mの崖地をはさんで高台部と低地部に分かれた庭園です。

高台部には登録有形文化財の洋館・和館・考古館などがあり、岩木山を借景とした庭園が広がります。

洋館の中には「大正浪漫喫茶室」があり、かつての考古館は喫茶スペース「クラフト&和カフェ 匠館」になっています。

低地部は池を中心とした回遊式の庭園で、花菖蒲やツツジ、滝、八橋があります。

営業時間は通常9:00〜17:00で、11月24日〜4月中旬は洋館を除いて冬期休業です。

料金は大人320円で、洋館だけの利用は無料です。

バスでは、JR弘前駅から土手町循環100円バスで約16分の「市役所前」で降り、徒歩約5分です。

駐車場は60台(無料)です。

モデルコースでは、弘前城から藤田記念庭園まで徒歩約10分です。

弘前市りんご公園と津軽藩ねぷた村

弘前市りんご公園(弘前市清水富田字寺沢125)は約5.2ヘクタールの面積で、約80種、2300本のりんごの木があります。

「生産体験園」では、8月上旬〜11月中旬にりんごのもぎとり体験ができます(時期は生育具合で変わります)。

園路からは、りんご畑の向こうに岩木山を望めます。

「りんごの家」ではりんごにこだわった商品を約1200種販売していて、「弘前シードル工房kimori」もあります。

園内には、昔の農家を再現した「旧小山内家住宅」があります。

津軽藩ねぷた村(弘前市亀甲町61)は、ねぷた囃子や津軽三味線の生演奏が聴けるほか、金魚ねぷたの絵付けや、民工芸品・特産品の買い物、津軽料理の食事ができる施設です。

モデルコースでは、津軽藩ねぷた村から弘前城まで徒歩約10分です。

弘前ねぷたまつり

弘前ねぷたまつりは国の重要無形民俗文化財で、毎年8月1日から7日まで開かれます。

鏡絵と見送り絵に彩られた大小約80台のねぷたが、「ヤーヤドー」の掛け声とともに城下町・弘前を練り歩きます。

ねぷたには、扇型の「扇ねぷた」と人形の形をした「組ねぷた」の2種類があります。

コース2026年の日程開始時刻
土手町コース8月1日〜4日19:00〜
駅前コース8月5日・6日19:00〜
土手町午前コース8月7日10:00〜

土手町コースは弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅のすぐ近く、駅前コースはJR・弘南鉄道弘南線の弘前駅のすぐ近くです。

ねぷたの由来は諸説ありますが、忙しい夏の農作業の妨げとなる眠気や怠け心などを流す「眠り流し」という農民行事から生まれたといわれます。

青森市のねぶたが「nebuta」であるのに対し、弘前市のねぷたは「neputa」です。

弘前で食べたいいがめんちと津軽そば

弘前駅から徒歩約3分の市場「虹のマート」は昭和31年(1956年)創業で、いがめんちや津軽そばを食べられます。

いがめんちは、イカの足を包丁でたたき、季節の野菜などと小麦粉を混ぜて油で焼いたり揚げたりした、弘前のローカルフードです。

津軽そばは、一般的なそばより麺がやわらかいそばです。

ボランティアガイドと周りの町

弘前観光ボランティアガイドの会では、弘前城、藩政時代の面影を残す城下町の街並み、明治・大正時代の洋館を、市民ボランティアガイドが案内します。

有料ガイドは年末年始などを除く通年で、1人1,000円から、所要は約2時間(コースによって異なる)で、3日前までに申し込みます。

弘前のほかの津軽の町は、津軽のエリアと見どころの全体像で紹介しています。

黒石の町並みは黒石のこみせ通りと温泉の案内に、田んぼアートは田んぼアートの会場の案内にまとめています。

日程・料金・営業時間は変わることがあるので、出かける前に各施設や主催者のお知らせを確かめてください。

出典:青森県観光情報サイト(Amazing AOMORI)の観光スポット・イベント・特集・モデルコース「初めての弘前散策」・観光ガイドのページ、青森県「青森県の観光スポット」、弘前市、弘南鉄道の各ページ(2026年10月19日・20日確認)。弘南鉄道大鰐線の休止の日付は報道による。