青森港と函館港を結ぶフェリーは、津軽海峡フェリーと青函フェリーの2社が運航しています。
この記事では、2社の旅客運賃・子どもの運賃・車とバイクの運賃を表にし、車で乗るときの合計の例、安く乗る商品の要点、新幹線との選び方をまとめます。
この記事で使った情報
運航会社2社の公式サイト(運賃・お得なプラン・WEB予約のお知らせ・よくある質問)と、JR北海道の列車ガイドで、2026年10月19日に確かめました。
運賃は改定や期間で変わるので、乗る前に各社の公式ページで確かめてください。
運賃の決まり方の違い
津軽海峡フェリー函館~青森航路の運賃は、乗船日のA期間・B期間・C期間で異なります。
A期間は2026年10月1日~12月26日と2027年1月4日~3月31日、B期間は2026年12月27日~2027年1月3日で、C期間は運賃ページのカレンダーで確かめます。
青函フェリーの旅客運賃と6m未満の車両運賃は、繁忙期(6月~9月)と通常期(10月~5月)の2シーズン制の固定運賃です。
青函フェリーは2026年4月1日乗船分から運賃を改定しており、運賃ページには改定前の表も並んでいるので、改定後の表を見てください。
1名あたりの旅客運賃
津軽海峡フェリーは客室の等級で運賃が分かれます(2026年4月1日からの運賃表、消費税10%内税)。
| 津軽海峡フェリーの等級 | A期間 | B期間 | C期間 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 3,160円 | 3,720円 | 4,150円 |
| ビューシート | 3,700円 | 4,400円 | 4,930円 |
| コンフォート(コンフォートシングル) | 4,250円 | 5,090円 | 5,720円 |
| スイート | 5,930円 | 7,180円 | 8,130円 |
コンフォートシングルは、ブルーマーメイドだけで販売している1名用の個室です。
| 青函フェリーの区分 | 繁忙期(6月~9月) | 通常期(10月~5月) |
|---|---|---|
| 大人(12歳以上) | 3,200円 | 2,700円 |
| 小人(小学生) | 1,600円 | 1,350円 |
青函フェリーのステートルーム(はやぶさ・はやぶさⅡ・はやぶさⅢのみ)は1室貸し切りで6,500円です。
子どもの運賃
津軽海峡フェリーの小児運賃は大人運賃の半額で、小学校に就学している児童が対象です。
津軽海峡フェリーでは、1歳未満の乳児は無料、1歳以上で小学校に就学していない幼児は大人1名につき1名無料(2人目以降は小児料金)です。
乳児・幼児が指定席・個室ベッドを1人で使用する場合は小児扱いとなります。
青函フェリーでは、大人1名に同伴する1歳以上の小学校へ就学していない小児は1名まで無料で、2名以上は追加1名ごとに小人料金がかかり、1歳未満の乳児は無料です。
車の運賃
津軽海峡フェリーの車輌運賃には運転者1名分のスタンダード運賃が含まれ、同乗者は人数分の旅客運賃が別に必要です。
| 津軽海峡フェリーの車輌 | A期間 | B期間 | C期間 |
|---|---|---|---|
| 軽自動車 | 17,900円 | 21,250円 | 23,770円 |
| 6m未満 | 21,260円 | 25,450円 | 28,600円 |
軽自動車は排気量660cc以下で車長4m未満の車輌で、車輌の長さは積荷を含む全長です。
運転者がスタンダード以外の客室を使う場合は「ドライバー差額」がかかります。
青函フェリーも、ドライバー1名分は車両運賃で利用できます(ステートルームは除く)。
| 青函フェリーの車両 | 繁忙期(6月~9月) | 通常期(10月~5月) |
|---|---|---|
| 4m未満 | 21,100円 | 17,200円 |
| 5m未満 | 23,100円 | 19,100円 |
| 6m未満 | 25,300円 | 20,700円 |
6m以上の車は、両社とも運賃に燃料油価格変動調整金が加算されます。
2026年10月~12月の調整金率はどちらも+32%で、6m以上7m未満の合計は津軽海峡フェリーが44,290円、青函フェリーが43,130円です。
バイクと自転車の運賃
| 区分 | 津軽海峡フェリー(A期間) | 青函フェリー(通常期) |
|---|---|---|
| 自転車 | 1,250円 | 810円 |
| 原動機付自転車(125cc以下) | 1,810円 | 1,620円 |
| バイク(750cc未満) | 2,710円 | 2,440円 |
| バイク(750cc以上) | 3,620円 | 3,260円 |
バイクと自転車は、両社とも運賃のほかに乗る人の旅客運賃が別に必要です。
津軽海峡フェリーのB期間・C期間と、青函フェリーの繁忙期の運賃は、各社の運賃ページで確かめてください。
車で乗るときの合計の例
大人2名が6m未満の乗用車で片道を渡る場合を、上の運賃表から計算しました(割引なし)。
| 会社と期間 | 車の運賃(運転者1名を含む) | 同乗者1名 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 津軽海峡フェリー(A期間・スタンダード) | 21,260円 | 3,160円 | 24,420円 |
| 青函フェリー(通常期) | 20,700円 | 2,700円 | 23,400円 |
車を持っていかずに大人1名が歩いて乗る場合は、津軽海峡フェリーのスタンダードがA期間3,160円、青函フェリーが通常期2,700円です。
安く乗る商品と割引の要点
往復割引は両社とも、往復をまとめて購入し、往路乗船から14日以内に復路に乗る場合に復路運賃が1割引になります。
津軽海峡フェリーのインターネット予約は、事前に支払った場合に車輌運賃・旅客運賃・特殊手荷物運賃が1割引となります。
津軽海峡フェリーの「スーパー海割」は、函館~青森航路の片道が普通車13,000円・軽自動車11,000円(運転手のみ)で、同乗者は大人1名あたり+1,500円です。
スーパー海割は車長6m未満の車で、事前予約と支払期日までの事前決済ができる場合の商品で、各便先着・数量限定です。
歩いて乗る人向けの「海割ウォーク」は、乗船日の5日前までのWEB予約限定で、函館~青森航路の片道が大人2,380円(スタンダード)です。
青函フェリーはWEB予約限定のキャンペーンを2026年10月1日~12月31日に実施し、乗用車は6m未満14,000円、同乗者は大人1,500円、徒歩の旅客は大人1,900円です。
商品ごとの条件や販売除外日は往復割引とWEB予約の割引で扱います。
欠航や取り消しのときの運賃
津軽海峡フェリーでは、欠航の場合キャンセル料(取消手数料)は発生せず、欠航した便の運賃は全額払い戻します。
青函フェリーのWEB予約も、海上荒天や船体整備等に伴う欠航では取消手数料は発生しません。
自分の都合で取り消すと、津軽海峡フェリーと青函フェリーのWEB予約とも、乗船日が近いほど取消手数料が高くなります(7日前までは200円、出航後は100%)。
津軽海峡フェリーの割引商品は、手数料率が異なる場合があります。
取消手数料の段階と予約の手順は予約の方法と取消手数料で扱います。
新幹線とどちらを選ぶか
JR北海道の列車ガイドによると、北海道新幹線の最速到達時分は新青森〜新函館北斗間57分です。
フェリーの所要時間は、時刻表で津軽海峡フェリーが3時間35分~3時間45分、青函フェリーが3時間50分~4時間です。
フェリーは、乗用車・バイク・自転車を載せて渡れます。
新幹線の運賃・料金は、JRの公式の案内で確かめてください。
新幹線で渡るときの乗り方は新幹線で函館へ行くときで、2社の便数や船の違いは2社の便数と船の違いで扱います。
出かける前に
最新の運賃は、津軽海峡フェリーの函館~青森航路の運賃と青函フェリーの運賃で確かめてください。
※津軽海峡フェリーの公式サイト(函館~青森航路の運賃・時刻表・お得なプラン・インターネット予約・船旅Q&A)、青函フェリーの公式サイト(運賃・時刻表・WEB予約のお知らせ・キャンペーンのお知らせ・よくある質問)、JR北海道の列車ガイドをもとに、2026年10月19日時点でまとめています。運賃・割引は変わることがあるので、乗船前にご確認ください。



