絵本「11ぴきのねこ」の作者、馬場のぼるは青森県三戸町の生まれです。三戸町は「11ぴきのねこのまち さんのへ」としてまちづくりを進めていて、町の中には絵本のねこの石像が置かれ、アップルドームには馬場のぼるの記念館「ほのぼの館」があります。この記事では、絵本と作者のこと、三戸町の石像の場所、ほのぼの館の開館時間、ラッピングバスやマンホールなど町で見られるもの、三戸町への行き方をまとめます。

絵本「11ぴきのねこ」と作者の馬場のぼる

シリーズは全6冊

絵本『11ぴきのねこ』(馬場のぼる 作)は、こぐま社から1967年に発行されました。

『11ぴきのねこ』は第15回産経児童出版文化賞を受賞しています。

シリーズは全6冊で、各巻の発行年は次のとおりです。

書名発行年
11ぴきのねこ1967年
11ぴきのねことあほうどり1972年
11ぴきのねことぶた1976年
11ぴきのねこ ふくろのなか1982年
11ぴきのねことへんなねこ1989年
11ぴきのねこ どろんこ1996年

馬場のぼると三戸町

馬場のぼるは1927年に青森県三戸町で生まれ、1949年に上京して漫画家として本格的に活動を始めました。

『絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受け、1995年には紫綬褒章を受けています。

三戸町の公式サイトによると、1999年に三戸町の名誉町民になり、2001年に73歳で亡くなりました。

三戸町の法泉寺(六日町)には馬場のぼるの墓があり、2015年に建てられて分骨されました。

「11ぴきのねこのまち さんのへ」とは

三戸町は2011年から「11ぴきのねこのまち さんのへ」として、まちづくりを本格的に進めています。

青森県の観光サイトAmazing AOMORIも、三戸町の取り組みを「町出身の漫画家馬場のぼるさんの代表作「11ぴきのねこ」を活用したまちづくり」と紹介しています。

町で見られるのは、石像、アップルドームのほのぼの館、ラッピングトレインとラッピングバス、マンホール、役場のフォトコーナー、道の駅さんのへのグッズなどです。

三戸町の「11ぴきのねこ」の石像めぐり

三戸町は2013年から町内に「11ぴきのねこ」の石像を置いていて、町の公式サイトには13体の石像と場所が載っています。

11ぴきのねこのほかに、絵本に出てくる「おおきなさかな」と「あほうどり」の像もあります。

石像場所
とらねこたいしょうアップルドーム
見上げるねこポケットパーク
アオさんとねこ関根ふれあい公園
お出迎えねこ三戸町役場
みまもりねこ三戸小中学校
たいやきねこ道の駅さんのへ
とんぼねこ三戸中央病院前
絵本をよむねこ三戸町立図書館
バスをまつねこ三戸町役場前バス停
郵便局員ねこ三戸郵便局
えんそくねこ三戸町総合福祉センターふくじゅそう
おおきなさかな関根ふれあい公園
あほうどり関根ふれあい公園

最初に置かれた石像「とらねこたいしょう」はアップルドームにあり、近くの元木平地区に馬場のぼるの生家があります。

関根ふれあい公園の「おおきなさかな」の像は、近づくと作中の子守唄のメロディが流れます。

関根ふれあい公園の「アオさんとねこ」は、馬場のぼるの遺作『ぶどう畑のアオさん』に出てくるアオさんとねこの像です。

三戸郵便局の「郵便局員ねこ」は、晴れた日の郵便局の営業時間内に特注の大きな帽子をかぶっています。

ふくじゅそうの「えんそくねこ」には、絵本に出てくる「はなをとるな」の看板も再現されています。

アップルドームの「ほのぼの館」

ほのぼの館は、三戸郡三戸町大字川守田字元木平8-1のアップルドーム2階にある馬場のぼるの記念館で、入館は無料です。

平成19年に開館し、令和4年にリニューアルしました。

館内には、馬場のぼるの人となりや「11ぴきのねこ」シリーズの資料の複製パネルが展示され、絵本を自由に読めるスペースもあります。

絵巻えほん「11ぴきのねこ マラソン大会」のパネルのほか、館内外のフォトパネルや、絵本の一場面を再現した壁一面のウォールアートがあります。

項目内容
所在地三戸郡三戸町大字川守田字元木平8-1(アップルドーム2階)
電話0179-20-1500
開館時間9:00〜17:00
休み年末年始(12月28日〜1月3日)
料金無料

ラッピングトレイン・ラッピングバス・マンホール

ラッピングトレイン

「11ぴきのねこ」ラッピングトレインは、青森〜三戸〜盛岡間を走っています。

三戸町の公式サイトは、運行の予定を青い森鉄道のサイトで確かめるよう案内しています。

ラッピングバスと展示のバス

「11ぴきのねこ」ラッピングバス(3号車・ピンク)は、三戸町と八戸市のショッピングセンター・ラピアの間を走っています。

天候や点検・修繕作業によって、ラッピングバス以外の車両で運行する場合があります。

引退したラッピングバスのうち、1号車(ピンク)は三戸町立図書館に、2号車(黄色)は関根ふれあい公園に展示されています。

展示のバスは午前9時30分から午後6時まで中に入れ、車内には馬場のぼるの絵本の図書コーナーがあります。

年末年始(12月28日〜1月3日)は開いておらず、9月以降はおおむね日没までの開放です。

マンホールとマンホールカード

『ぶどう畑のアオさん』の図柄の「11ぴきのねこ」のマンホール蓋は、二日町ポケットパーク(三戸町大字二日町23)にあります。

町の石像のページでも、見上げるねこの像のあるポケットパークに特別なマンホールの蓋があると案内しています。

マンホールカードは、三戸町役場3階の建設課と道の駅さんのへで、1人につき1枚、無料で配っています。

役場のフォトコーナーと道の駅さんのへ

三戸町役場庁舎2階には「12ひき目になろう!! なりきりフォトコーナー」があり、平日は8:15〜17:00に使えます。

役場の休みの日は決まった日だけ10:00〜15:00に開いていて、2026年は10月24日・25日、11月21日・22日、12月19日・20日などです。

道の駅さんのへは三戸郡三戸町大字川守田字西張渡39-1にあり、営業時間は9:00〜18:00で、「11ぴきのねこ」のグッズを売っています。

道の駅さんのへの休みは年末年始(12月31日〜1月1日)です。

三戸町への行き方

鉄道で行く場合、東北新幹線の八戸駅から青い森鉄道の三戸駅までは23分、二戸駅からは16分です。

バスでは、八戸駅前から三戸駅前まで1時間10分です。

三戸駅から町役場までは、バスで10分です。

車では、八戸自動車道の一戸ICからアップルドームまで約30分、八戸ICから約40分です。

青森県内の猫カフェに行きたい場合は、猫カフェの店と子ども連れの決まりで紹介しています。

まとめ

  • 絵本『11ぴきのねこ』は1967年発行で、シリーズは全6冊です
  • 作者の馬場のぼるは1927年に三戸町で生まれ、1999年に三戸町の名誉町民になりました
  • 三戸町の公式サイトには13体の石像と場所が載っています
  • アップルドーム2階のほのぼの館は入館無料で、開館時間は9:00〜17:00です
  • ラッピングバスは三戸町と八戸市のラピアの間を走り、引退したバス2台は図書館と関根ふれあい公園で中に入れます
  • 鉄道では八戸駅から青い森鉄道で三戸駅まで23分です

※絵本の発行年と受賞は こぐま社の商品ページと作家紹介、名誉町民と墓、石像、ほのぼの館の展示と開館時間、ラッピングトレインとバス、マンホール、フォトコーナー、鉄道とバスでの行き方は三戸町公式サイト、ほのぼの館の所在地・電話・休み・料金と車での所要時間、町役場までのバス、道の駅さんのへは青森県観光情報サイト Amazing AOMORI をもとに、2026年10月20日に確かめたものです。開館時間や休み、バスの運行は変わることがあります。町内で見られるものの一覧は、三戸町の「11ぴきのねこ」のページで確かめられます。