「青森400周年」は、青森市が記念事業を行っている「みなとまち・あおもり誕生400年」のことです。

2025年の「青森開港400年」と2026年の「青森まちづくり400年」の由来と、2026年の記念イベントの日程・会場を、青森市のページと記念ホームページを中心に、2026年10月20日に確かめてまとめます。

青森400周年とは

1625年の開港と1626年のまちづくり

青森市によると、江戸時代初めまで「青森」は歴史上に名を見せておらず、「外浜(そとのはま)」と呼ばれた地でした。

1625(寛永2)年5月15日、弘前藩第2代藩主津軽信枚は、津軽から江戸への廻船就航を許可する連署奉書を幕府年寄衆より拝領しました。

青森市は、このことが「開港の契機」と言われていると紹介しています。

1626(寛永3)年4月6日には、津軽信枚から家臣の森山弥七郎へ黒印状が与えられるとともに、地名を「青森」としてまちづくりが始まりました。

青森市はこの2年間を港町青森誕生の起源とし、2025(令和7)年を「青森開港400年」、2026(令和8)年を「青森まちづくり400年」としています。

記念事業を行う実行委員会

記念事業は、青森市長をトップとする官民一体の「みなとまち・あおもり誕生400年実行委員会」が企画・実施しています。

事務局は青森市経済部交流推進課です。

青森市のページは記念イベントの期間を2025年と2026年の2か年としており、記念ホームページは2024年のプレ・イヤーから始まる3年間としています。

「開港」のもう一つの数え方

青森市民図書館歴史資料室のメールマガジン(2023年12月8日配信)は、明治39年に青森港が特別輸出港となり貿易港に指定されたことをもって「開港」と理解され、同年5月20日に合浦公園で「青森開港及開市二百八十年紀念祝賀会」が催されたと解説しています。

同じメールマガジンによると、青森港の本格的な築港に着手したのは大正4年(1915)です。

400年の記念事業は、1625年の廻船就航の許可を開港の起点にしています。

2026年(青森まちづくり400年)の記念イベント

青森市のページと記念ホームページに載っている2026年の記念イベントを、日付の順にまとめました。

日程行事場所
4月25日・26日第84期将棋名人戦七番勝負第2局青森対局ホテル青森
4月26日第19回AOMORI春フェスティバルの特別パレード新町通り・八甲通り交差点~本町一丁目交差点
6月27日・28日ほか青森港 暮らしのマルシェ柳町通りなど
6月28日・7月4日・7月5日ビーチバレーボールの記念大会サンセットビーチあさむし
7月14日演劇「藍より青い海」リンクモア平安閣市民ホール
7月17日~20日青森安潟みなとまつり(護衛艦の一般公開は7月18日~20日)青森港新中央埠頭
7月18日未来のみなとまちフォーラムねぶたの家ワ・ラッセ
7月21日デザインマンホールの設置JR青森駅東口の歩道
8月21日フェリーで行く青函交流体験函館市内
10月17日(予定として案内)青森開港400年記念碑除幕式青森港新中央埠頭ソーラス
10月18日(予定として案内)特務艇「はしだて」一般公開青森港新中央埠頭ソーラス
令和9年3月(予定)記念誌の発行-

春:将棋名人戦と春フェスティバルの特別パレード

2026年4月25日・26日には、ホテル青森で第84期将棋名人戦七番勝負第2局青森対局が行われました。

名人戦の青森市での開催は、昭和54年以来47年ぶりでした。

4月26日には、第19回AOMORI春フェスティバルと連携した特別パレードが新町通り・八甲通り交差点~本町一丁目交差点で行われ、恒例の大型ねぶた運行と東京ディズニーリゾート®スペシャルパレードがありました。

同じ日には、青森市役所本庁舎南のひろばでダッフィーバスが展示されました。

夏:マルシェ・みなとまつり・マンホール

「青森港 暮らしのマルシェ」は、2026年6月27日・28日、7月18日・19日、8月3日~6日、9月5日・6日、10月2日・3日に柳町通りなどで開かれました。

サンセットビーチあさむしでは、6月28日・7月4日・7月5日にビーチバレーボールの記念大会が開かれました。

7月14日には、リンクモア平安閣市民ホールで青森中央高校演劇部の演劇「藍より青い海」が上演されました。

7月17日~20日の「青森まちづくり400年記念 36th青森安潟みなとまつり2026」(青森港新中央埠頭)と連携して、7月18日~20日に護衛艦「ゆうぎり」「おおよど」が一般公開されました。

7月18日には、ねぶたの家ワ・ラッセで、若者や小・中学生などを対象にした未来のみなとまちフォーラムが開かれました。

7月21日には、JR青森駅東口の歩道に400年を記念したデザインマンホールが設置されました。

8月21日には、青森市内の小学生を対象にした「フェリーで行く青函交流体験」が函館市内で行われました。

秋:記念碑の除幕式と特務艇「はしだて」の一般公開

記念ホームページでは、記念事業最後の大型イベントとして、次の2つが案内されていました。

  • 青森開港400年記念碑除幕式:2026年10月17日(土)10:30~11:00、青森港新中央埠頭ソーラス(雨天時ターミナルホール内)、事前申込不要
  • 特務艇「はしだて」一般公開:2026年10月18日(日)10:00~11:30・13:00~16:00、青森港新中央埠頭ソーラス、事前申込不要

「はしだて」の一般公開は、青森港では初めてと案内されていました。

大型帆船「海王丸」は、台風の影響により青森港新中央埠頭への寄港が中止になりました。

記念碑は、除幕式のあと青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸付近に設置する予定とされています。

2026年10月20日の時点では、どちらの行事も実施の結果は青森市のページと記念ホームページに載っていませんでした。

青森開港400年を迎えた回のあおもり冬のワンダーランド(2025~2026年の冬)

青森開港400年を迎えた回の「あおもり冬のワンダーランド」は、2025年12月12日~2026年2月15日の開催と案内されていました。

テーマは「ねぶた」「灯り」「食」「音楽」で、冬ねぶた展示や、あおもり灯りと紙のページェント、2026年2月14日の青森夜市などが予定されていました。

これからの予定

実行委員会は、令和9年3月に、400年事業の活動内容をまとめた記念誌を発行する予定です。

2026~2027年の冬の催しなど、青森市で開かれるほかの行事は青森市の祭りと季節の催しで紹介しています。

記念ロゴマークと記念碑のクラウドファンディング

みなとまち・あおもり誕生400年記念ロゴマークは、青森市内の小学生を対象に令和5年12月~令和6年1月末日に募集し、応募総数224作品の中から最優秀賞作品を採用したものです。

ロゴマークは、事前に届出をした上で、無償で使用できます。

青森開港400年記念碑の制作・設置にあたっては、令和8年7月1日~8月14日にクラウドファンディング(目標金額400万円、CAMPFIRE)が行われました。

記念ホームページによると、目標金額には届きませんでしたが292万円の支援が集まり、支援金は全額を記念碑の制作費に充てるとしています。

記念事業の情報を確かめるには

記念イベントの一覧は青森市のページで随時更新されており、記念ホームページではお知らせと「みなとまち・あおもり」の歴史を見られます。

公式Instagram(aomori_400th)もあります。

公式の情報

出典: 青森市「みなとまち・あおもり誕生400年」(2026年10月15日更新)、みなとまち・あおもり誕生400年記念ホームページ(トップページ、2026年8月27日・10月7日更新のお知らせ)、青森市長記者会見資料(記念碑のクラウドファンディング)、青森市民図書館歴史資料室のメールマガジン(2023年12月8日配信)、青森県観光情報サイト Amazing AOMORI(あおもり冬のワンダーランド)。いずれも2026年10月20日に確かめました。行事の内容は変わることがあるので、出かける前に主催者の発表を確かめてください。