青森県のさくらんぼについて、産地と主な品種、収穫の時期、さくらんぼ狩りと直売、選び方と保存方法を、青森県の特産品サイトなどの情報でまとめた記事です。

青森県のさくらんぼの産地

青森県の特産品サイト「青森のうまいものたち」の特集によると、青森県のさくらんぼは県南地方を中心に栽培されてきました。

近年は、りんごの剪定技術を活かして、津軽地方でも栽培されるようになっています。

農林水産省の「青森県の農林水産業の概要」(令和8年版)でも、三八地域の主な農畜産物の一つにおうとう(さくらんぼ)が挙がっています。

主な品種

佐藤錦

青森県のさくらんぼの主力品種は佐藤錦で、県全体の生産量の約半分を占めます。

同じ特集では、佐藤錦を甘みと酸味のバランスが良い品種として紹介しています。

ジュノハート

「ジュノハート」は青森県独自のさくらんぼの品種で、甘みの強い「紅秀峰」に、果実が大きい「サミット」を交配しています。

国産品種の中でも最大級の大きさで、果実がハート形をしています。

鮮やかなルビー色で艶が良く、果肉はかためで適度な果汁があり、種がはがれやすいのが特徴です。

名前は、家庭の幸福をつかさどるローマ神話の女神「Juno」と、果実がハート形であることから付けられました。

県の特集に載るジュノハートの特徴は次のとおりです。

項目内容
収穫時期6月下旬~7月上旬(青森県では佐藤錦と紅秀峰の間)
外観3L(横径2.8センチ以上)が主体
糖度・酸度糖度は約20度、酸度は約0.5度程度

原木は五戸町のりんご研究所県南果樹部の付近にあり、平成17年5月の山火事の被害をかろうじて免れました。

ジュノハートのうち、4L(横径3.1センチ以上)サイズで、品質検査で「秀」「特秀」と認められたものだけが、「青森ハートビート」の名称でブランド化されています。

ジュノハートのロゴマークは、おうとう「ジュノハート」ブランド化推進協議会に登録した生産者が出荷するジュノハートにだけ使われます。

ジュノハートの販売情報は、県の特産品サイトのジュノハートの特集に載っています。

2026年産の販売は終了したと告知されています(2026年7月31日更新)。

収穫の時期

県の特集では、さくらんぼの収穫時期を6~7月としています。

この時期には、県内のさくらんぼ園や果樹園でさくらんぼ狩りが開催されます。

品種ごとの時期は、上の表のジュノハートのように品種によって違います。

さくらんぼ狩り

南部町さくらんぼ狩り

青森県のプレスリリース(2026年6月19日公開)によると、2026年(令和8年)の「南部町さくらんぼ狩り」は6月20日(土)から7月15日(水)までの開催でした。

名川チェリリン村

南部町の名久井岳の麓にある「名川チェリリン村」には、さくらんぼ・桃・ブドウ・プラム・いちごなどの果樹園があります。

名川チェリリン村総合案内所で受付をすると、周辺の果樹園や観光農園の人が迎えに来て、フルーツ狩りができます。

項目名川チェリリン村総合案内所
所在地三戸郡南部町大字上名久井字大渋民山23-2
電話0178-76-2471
営業時間9:00~17:00(受付は16:30まで)
休業日開園期間内は無休(4月中旬~10月下旬)

次のシーズンの開催期間や料金は、出かける前に名川チェリリン村総合案内所に確かめてください。

農園の直売で買う

八戸市南郷の白坂観光農園は、果実販売所(八戸市南郷大字泉清水字黒坂)でさくらんぼを販売しています。

公式サイトでは、佐藤錦を7月初旬から、紅秀峰とジュノハートを7月中旬から販売するとしています。

購入するときは、事前に電話で連絡するよう案内しています。

県の特集のジュノハートの収穫時期(6月下旬~7月上旬)とは時期の書き方が違うので、買いに行く前に農園に確かめてください。

選び方と保存方法

県の特集では、軸が太く緑色で、果皮の色が鮮やかでハリとツヤがあるさくらんぼを選ぶよう勧めています。

さくらんぼはあまり日持ちがしないため、早めに食べきるのがよいとしています。

風通しの良い涼しい場所に置き、食べる直前に冷やすのが、おいしく食べるコツです。

実が柔らかく、温度変化にも弱いので、手元に届いたときの温度からあまり変えないようにします。

キッチンペーパーでくるんで保存容器に入れると、傷がつきにくくなります。

長く保存したいときは冷凍して、シャーベットのように食べることもできます。

あわせて読みたい

りんごやにんにくなど、ほかの品目は青森の特産品を品目ごとにまとめた記事で紹介しています。

地域ごとの主な農産物は青森の農業を数字で見る記事に、いちご狩りはいちご狩りができる農園の記事にまとめています。

※産地・品種・収穫時期と選び方・保存方法は青森県の「青森のうまいものたち」の特集「青森で食べられる旬の果物」と「ジュノハート」、地域の農畜産物は農林水産省「青森県の農林水産業の概要」(令和8年版)、南部町さくらんぼ狩りは青森県のプレスリリース(2026年6月19日公開)、名川チェリリン村は Amazing AOMORI、白坂観光農園は公式サイトによります。内容は2026年10月19日に確かめました。