青森港と函館港の間のフェリーは、津軽海峡フェリーと青函フェリーの2社が運航しています。

この記事では、2社の船に乗っている時間、乗船手続きや駅からの移動を含めてかかる時間、揺れへの備え、船内での過ごし方を、両社の公式サイトで確かめてまとめます。

この記事で使った情報

運航会社2社の公式サイト(時刻表・船の紹介・乗船手続き・ターミナルとアクセス・よくある質問)と、JR北海道の列車ガイドで、2026年10月19日に確かめました。

所要時間は、2026年10月19日時点で掲載されている時刻表の出航時刻と到着時刻から計算しています。

船に乗っている時間

会社時刻表から計算した所要時間1日の便数
津軽海峡フェリー3時間35分~3時間45分青森発・函館発とも6便(通常ダイヤ)
青函フェリー3時間50分~4時間青森発・函館発とも8便

津軽海峡フェリーは函館~青森航路を「3時間40分の快適クルーズ」と案内しています。

津軽海峡フェリーの便ごとの所要時間

通常ダイヤ(9月17日~12月29日、2027年1月5日~1月13日、2月28日~)の便を、所要時間ごとに分けました。

所要時間函館発青森発
3時間35分12:30(青森着16:05)17:15(函館着20:50)
3時間40分3:20・7:40・17:30・22:052:30・6:25・10:15・14:20・22:25
3時間45分20:15(青森着24:00)なし

函館発22:05の便は翌1:45、青森発22:25の便は翌2:05に着きます。

年末年始(2026年12月29日~2027年1月5日)と船舶法定検査の期間は、運休便のある別の運航スケジュールが掲載されています。

青函フェリーの便ごとの所要時間

青函フェリーは、青森発・函館発とも同じ時刻に出航します。

所要時間出航(青森発・函館発)
3時間50分02:00・11:35・14:35・18:00・20:30・23:30
4時間04:30・08:10

20:30発の便は翌00:20、23:30発の便は翌03:20に着きます。

時刻表の調べ方とダイヤが変わる時期はダイヤ改正や年末年始の時刻の調べ方で扱います。

駅から駅までにかかる時間

フェリーで渡るときは、船に乗っている時間のほかに、ターミナルまでの移動と乗船手続きの時間がかかります。

項目津軽海峡フェリー青函フェリー
青森の駅からターミナル(タクシー)JR青森駅西口・JR新青森駅から約10分青森駅西口・新青森駅から10分
乗船手続きの締め切り出航時刻の40分前(7月20日から8月20日までは70分前)出航30分前(ゴールデンウィーク等の連休と繁忙期間は60分前)
船の所要時間3時間35分~3時間45分3時間50分~4時間
函館のターミナルから駅(タクシー)JR函館駅またはJR五稜郭駅まで約15分~20分函館駅・五稜郭駅まで10分

窓口で乗船手続きをする場合、この表の短いほうの時間を足すと、2社とも青森の駅から函館の駅まで4時間40分以上かかります(タクシーを待つ時間や、手続きの締め切りより前に着く時間は含みません)。

津軽海峡フェリーの函館~青森航路の窓口受付開始は出航時刻の約90分前で、出航時刻の40分前(7月20日から8月20日までは70分前)までに乗船手続きが済んでいない場合、予約が取り消されることがあります。

インターネットまたは電話で予約し事前に支払いを済ませた人が使える津軽海峡フェリーのスマートチェックインは、自動発券機の受付締切が出航20分前です。

青函フェリーでは、バイク・自転車で乗る人と、船内の昇降機・バリアフリーエレベーターを使う人は、出航60分前までに手続きを済ませます。

青函フェリーでは、着岸から下船まで、当日の天候状況・乗船台数により20分ほどかかる場合があり、一般徒歩の人は安全のため最後の下船となります。

北海道新幹線の最速到達時分は、JR北海道の列車ガイドによると新青森〜新函館北斗間57分です。

新函館北斗駅からJR函館駅までは、アクセス列車「はこだてライナー」で約15~22分です。

ターミナルへのバスや駐車場はターミナルへのバスと車での行き方で、新幹線の乗り方は新幹線で函館へ行くときで扱います。

揺れと船酔いへの備え

津軽海峡フェリーは各船とも横揺れ防止装置(フィンスタビライザー)を装備し、波による揺れを軽減する構造になっています。

ただし、個人差や気象状況により揺れを強く感じる場合があるとして、船酔いが不安な人には乗船前の酔い止め薬の服用を勧めています。

津軽海峡フェリーでは、全ての船舶の船内売店と各ターミナル売店で酔い止めを販売しています。

青函フェリーの「はやぶさⅢ」は、従来船の船首の形を変えて波の抵抗を低減し、船尾船底の構造なども見直して、津軽海峡の波による揺れを抑える構造としています。

船内での過ごし方

津軽海峡フェリー

通常ダイヤの運航船舶は、ブルードルフィン・ブルーマーメイド・ブルーハピネスの3隻です。

ブルーハピネスとブルードルフィンの客室は、スイート(バス・トイレ付のツインの個室)、コンフォート(マットレスを敷くタイプの洋室)、スタンダード、ビューシート(進行方向に向いたリクライニングシート)です。

ブルーマーメイドには、ベッド・机付きの1名用個室のコンフォートシングルがあります。

レディースルームとファミリールームは、スタンダード料金で利用できます。

船内売店は現金のみの取り扱いで、飲料水・ビール・酎ハイなどは自動販売機のオートショップで販売しています。

毛布は有料(1枚450円)で貸し出しています。

キッズルーム、赤ちゃんルーム、車輌甲板と上層階を結ぶエレベーターがあります。

青函フェリー

青函フェリーは、はやぶさ・はやぶさⅡ・はやぶさⅢのほかに、あさかぜ21も所有しています。

はやぶさ・はやぶさⅡ・はやぶさⅢの客室には、リクライニングイス席・カーペット席・女性専用ルーム・ドライバーズルーム・個室ステートルーム・バリアフリー専用席があり、シャワールームもあります。

青函フェリーの船内には売店やレストランの設備はなく、飲料・カップ麺などの自動販売機があります。

弁当・飲料などの持ち込みはでき、船内での毛布の貸し出しは行っていません。

あさかぜ21には昇降機と喫煙室があります。

青函フェリーの函館港・青森港のターミナルでは、お土産を販売していません。

客室ごとの運賃は旅客と車の運賃表で扱います。

天候で欠航するとき

津軽海峡フェリーは、大雨・大雪で欠航することはほとんどないとしています。

津軽海峡フェリーは、台風や低気圧等で荒天が予想される場合は事前に天候調査を行い、出港までに運航可否を決定し、天候の急変等により安全のため急遽欠航となる場合もあります。

青函フェリーでは、台風・時化による運航の可否は乗船開始直前で決まる場合もあります。

両社とも、予約は予約した便にのみ有効で、欠航した場合は予約を取り直します。

2社の便数・船・運賃・予約・乗り場をまとめて比べるときは2社の便数と船の違いを参考にしてください。

出かける前に

最新の時刻と運航状況は、津軽海峡フェリーの函館~青森航路の時刻表と青函フェリーの時刻表で確かめてください。

※津軽海峡フェリーの公式サイト(函館~青森航路・時刻表・船舶・乗船手続き・ターミナルとアクセス・船旅Q&A)、青函フェリーの公式サイト(時刻表・船舶紹介・はやぶさⅢのニュースリリース・予約と乗船手続・アクセス・よくある質問)、JR北海道の列車ガイドをもとに、2026年10月19日時点でまとめています。時刻・手続きは変わることがあるので、乗船前にご確認ください。