この記事では、10月に色づく名所を、例年の見頃と2026年の予想の一覧、八甲田、蔦沼と奥入瀬渓流・十和田湖、岩木山と白神山地、下北の渓谷、10月下旬から11月の平地の名所と催しの順に紹介します。

例年の見頃と2026年の予想

県の観光情報サイトの「2026年 青森県内の紅葉情報」に載っている主な名所の見頃は次のとおりです。

名所例年の見頃2026年の予想
八甲田(山頂)10月上旬10月上旬
八甲田(中腹)10月中旬10月中旬
酸ヶ湯温泉10月中旬10月中旬
城ヶ倉渓谷10月中旬10月中旬
八甲田(山麓)10月中旬10月下旬
岩木山(中腹付近)10月中旬10月中旬〜
岩木山(山麓付近)10月中旬10月下旬
薬研渓流(むつ市)10月中旬10月下旬
川内川渓谷(むつ市)10月中旬10月下旬〜
白神山地(ブナ林)10月中旬〜下旬10月下旬
蔦沼10月中旬〜下旬10月下旬
奥入瀬渓流10月下旬10月下旬
十和田湖10月下旬10月下旬
十二湖10月下旬10月下旬
三戸城跡 城山公園11月上旬10月下旬〜
弘前公園11月上旬11月上旬
中野もみじ山11月上旬11月上旬
七戸町銀南木11月上旬11月上旬
北金ヶ沢の大イチョウ11月中旬〜下旬11月中旬〜下旬

同じページでは、例年の見頃と今年の予想は目安で、天候により前後すると注記しています。

2026年10月13日現在の状況は、八甲田(中腹)・酸ヶ湯温泉・岩木山(中腹付近)が「見ごろ」、城ヶ倉渓谷が「もう少しで見ごろ」、奥入瀬渓流・十和田湖・十二湖・白神山地・川内川渓谷・三戸城跡 城山公園などが「色づきはじめ」でした。

赤石渓流(鰺ヶ沢町)は、大雨による被害のため通行止めと案内されています。

平地の紅葉は11月

気象庁の生物季節観測では、青森地方気象台の標本木のかえでの紅葉日の平年値(1991〜2020年)は11月13日、いちょうの黄葉日の平年値は11月2日で、県の紅葉情報の平地の名所の見頃(11月上旬)とも合います。

八甲田:ロープウェーと城ヶ倉渓谷

2026年の予想は八甲田(中腹)と城ヶ倉渓谷が10月中旬で、10月13日現在、八甲田(中腹)は「見ごろ」、城ヶ倉渓谷は「もう少しで見ごろ」でした。

県の観光情報サイトの八甲田ロープウェーの紹介では、紅葉の例年のオンシーズンは9月下旬〜10月中旬です。

城ヶ倉大橋(青森市、十和田八幡平国立公園内)は全長360mの上路式アーチ橋で、橋からは八甲田連峰や青森市街、岩木山、眼下の城ヶ倉渓流が見えます。

橋の両端に各15台分の駐車スペースがあり、東北自動車道黒石ICから車で約35分です。

アメダス酸ケ湯(青森市、標高890m)の10月の平年値は、平均気温7.7℃、日最低気温4.2℃で、10月の降雪の深さ合計の平年値は11cmです。

橋とリフトの行き方は9月に訪ねたい名所の記事、酸ヶ湯で湯に入る場合は酸ヶ湯の湯治と立ち寄り湯の記事を参考にしてください。

蔦沼と奥入瀬渓流・十和田湖

蔦沼の入場制限

十和田湖周辺交通渋滞対策協議会は、2026年10月23日(金)〜11月3日(火・祝)に蔦沼周辺の入場制限を行います。

5:00〜7:30の蔦沼展望デッキへの入場は事前予約制(先着順、Peatix で予約)で、協力金は展望デッキ入場が1人2,000円、駐車場利用が自動車1台2,000円・バイク1台1,000円です。

7:30〜16:00は予約不要で、自動車・バイク・バスで来る場合は駐車場の協力金(自動車2,000円、バイク1,000円、バス10,000円、現金のみ)が要り、徒歩・自転車と、駐車しないタクシーは無料です。

期間中は、前日20:00〜4:50に駐車場へ入れません。

蔦温泉で湯に入る場合は蔦温泉の立ち寄り湯の記事を参考にしてください。

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流(十和田市奥瀬)は約14km続く渓流です。

青森駅からJRバス東北「みずうみ号」十和田湖休屋行きで約2時間の「焼山」で降り、車では新青森駅から約1時間30分、八戸駅から約1時間です。

流れに沿った歩き方は渓流沿いの遊歩道の記事で紹介しています。

十和田湖

県の観光情報サイトの十和田湖の紹介では、紅葉は10月中旬〜下旬頃が見頃で、カヌーや遊覧船は4月〜11月に楽しめます。

アメダス休屋(標高414m)の10月の平年値は、平均気温10.7℃、日最高気温15.1℃、日最低気温6.5℃です。

岩木山と白神山地

岩木山

2026年の予想は、岩木山(中腹付近)が10月中旬〜、山麓付近が10月下旬で、10月13日現在、中腹付近は「見ごろ」でした。

岩木山は標高1624mで、青森県内で一番高い山です。

8合目まで津軽岩木スカイラインが通じ、8合目〜9合目の岩木山リフトの営業は4月下旬〜10月下旬で、大人の往復は1000円です。

暗門の滝と十二湖

2026年の予想は、白神山地(ブナ林)と十二湖がともに10月下旬で、10月13日現在はどちらも「色づきはじめ」でした。

暗門の滝(西目屋村)は三段の滝です。

滝へ向かう道は、11月上旬〜5月下旬は冬季閉鎖のため通行できません。

JR弘前駅からアクアグリーンビレッジANMONまで車で約50分です。

十二湖(深浦町)は、白神山地西部のブナ林に囲まれた33の湖沼群の総称です。

十二湖エリアに入れるのは4月から11月で、奥十二湖駐車場は有料で普通車500円(現金のみ)です。

ブナ林を歩くコースは白神山地の山歩きの記事で紹介しています。

下北:薬研渓流と川内川渓谷

薬研渓流(むつ市大畑町薬研)には1周約6km、2時間ほどの遊歩道が整備され、ヒバ・ブナ・カエデなどの広葉樹林に囲まれて、秋は紅葉が広がります。

JR下北駅から車で約40分です。

川内川渓谷遊歩道(むつ市川内町)は4.4kmにわたり、ゆっくり歩いて約1時間30分です。

遊歩道の一部は通行止めになっています。

10月下旬から11月の平地の名所と催し

弘前公園

弘前公園では約1,100本の楓と約2,600本の桜が色づきます。

2026年の弘前城菊と紅葉まつりは、10月30日(金)〜11月8日(日)の10日間で、メイン会場は弘前城植物園です。

紅葉特別ライトアップ(もみじと桜の紅葉)は、2026年10月30日(金)〜11月中旬の16:00〜21:00に行われます。

弘前城植物園の入園料は大人(高校生以上)320円、小人(小・中学生)100円です。

中野もみじ山

中野もみじ山(黒石市、中野神社)には、樹齢100年を超える約130本のもみじがあります。

1802年に弘前藩主の津軽寧親公が100種類以上の楓の苗を京都から取り寄せて移植したのが始まりと言われています。

2026年のライトアップ期間は10月24日(土)〜11月8日(日)の16:30〜21:00です。

JR弘前駅から弘南バス「黒石〜虹の湖公園線」で約25分の「中野南口」から徒歩約5分です。

猿賀公園と北金ヶ沢の大イチョウ

平川市の猿賀公園では、2026年10月24日(土)〜11月8日(日)に「猿賀公園 紅葉まつり」が開かれ、料金は無料です。

北金ヶ沢の大銀杏(深浦町)は国指定天然記念物のイチョウで、見ごろは11月中旬〜下旬です。

10月の気温と、ほかの月の記事

気象庁の平年値(1991〜2020年)で、青森(青森市)の10月は平均気温13.5℃、日最高気温18.3℃、日最低気温9.1℃です。

山の上の酸ケ湯の10月の平均気温7.7℃は、青森より5.8℃低い値です。

10月の気温の詳しい傾向は10月の気温と服装の記事、紅葉以外の10月の過ごし方は10月の観光と体験の記事、10月の催しの日程は10月の催しをまとめた記事で紹介しています。

見頃や入場の条件は年によって変わるので、出かける前に各施設や主催者の案内で確かめてください。

この記事の情報について

例年の見頃と2026年の予想は県の観光情報サイトの「2026年 青森県内の紅葉情報」(2026年10月13日現在)、名所の内容と行き方は県の観光情報サイトの各スポットとイベントのページ、弘前公園は弘前市観光情報サイト、蔦沼の入場制限は十和田湖周辺交通渋滞対策協議会の案内、気温とかえで・いちょうの平年値は気象庁の資料によります。

いずれも2026年10月に確かめた内容です。