青森の3泊4日を、温泉と自然を軸に、車を使わずバスと電車で回る行程をまとめます。1日目と2日目はJRバス東北の「みずうみ号」で八甲田ロープウェー、蔦温泉、奥入瀬渓流、十和田湖へ、3日目と4日目はJR五能線の「リゾートしらかみ」で十二湖と黄金崎不老ふ死温泉へ行きます。県の観光情報サイト(Amazing AOMORI)のモデルコース「八甲田・奥入瀬渓流・十和田湖の絶景を巡る1泊2日ドライブコース」と「五能線の旅」の行き先を使い、4日間の組み合わせとバスの便の選び方は当サイト編集部の案です。

4日間の行き先と泊まる場所

日行き先移動泊まる場所
1日目八甲田ロープウェー青森駅9:00発のみずうみ号でロープウェー駅前9:54着、11:35発の便(ロープウェー駅前12:52)で蔦温泉13:43着蔦温泉
2日目蔦七沼・奥入瀬渓流・十和田湖蔦温泉10:45発のみずうみ号で石ヶ戸11:09着、石ヶ戸12:09発で十和田湖(休屋)12:45着、十和田湖(休屋)15:00発で青森駅17:44着青森市内
3日目千畳敷・十二湖青森駅からリゾートしらかみで千畳敷駅まで約2時間、十二湖駅まで約1時間、十二湖駅からJR五能線で約25分のウェスパ椿山駅黄金崎不老ふ死温泉
4日目鰺ヶ沢ウェスパ椿山駅からJR五能線で約1時間20分の鰺ヶ沢駅、約1時間30分の五所川原駅、JR奥羽本線で約1時間30分(川部駅乗り換え)の青森駅-

この表は、当サイト編集部が県のモデルコースとJRバス東北の時刻表から組んだものです。バスの時刻は、JRバス東北の9月18日から11月17日までの時刻表のうち、9月18日~11月11日に走る便です。ほかの時期の時刻は、乗る前にJRバス東北のページで確かめてください。

1日目:みずうみ号で八甲田ロープウェーへ、蔦温泉に泊まる

青森駅9:00発のみずうみ号に乗ると、9:54にロープウェー駅前に着きます。みずうみ号は予約せずに乗れます。

八甲田ロープウェーは山麓駅と山頂公園駅を約10分で結び、運転間隔は15分〜20分です。普通券の往復は大人(中学生以上)2,500円です。

山頂公園駅の一帯には、30分程度の散策コースから約4時間の登山コースまで、いくつかの山歩きのルートがあります。

風速25m/s以上のときや荒天のときは運休し、毎年11月上旬には機械整備・点検のための作業運休があります。

ロープウェー駅前からは、青森駅11:35発の便に乗ります。この便は新青森駅前を11:50に通ってロープウェー駅前に12:52に来て、酸ヶ湯温泉13:03を通り、蔦温泉に13:43に着きます。青森駅から蔦温泉の方面へ向かう便は、この日の便では11:35発が最後です。

蔦温泉は奥入瀬渓流に程近い南八甲田にあり、湯船の底から源泉が湧き出す「源泉湧き流し」の温泉です。男女入替制の「久安の湯」、男女別の「泉響の湯」、現地予約制の貸切風呂があります。

県のモデルコース「八甲田・奥入瀬渓流・十和田湖の絶景を巡る1泊2日ドライブコース」も、1日目の宿を蔦温泉にしています。

泊まらずに入るときの日帰り入浴は10:00~15:00(14:30受付終了)です。冬季休業が11月25日~12月23日と、1月13日~4月中旬頃にあります。

蔦温泉の日帰りと宿泊は蔦温泉の日帰りと泊まりの記事でも紹介しています。

2日目:蔦七沼と奥入瀬渓流、十和田湖から青森へ

朝の蔦七沼

蔦温泉から蔦七沼までは徒歩約5分です。

蔦七沼は蔦沼・鏡沼・月沼・長沼・瓢箪沼・菅沼・赤沼の7つの沼の総称で、赤沼を除く6つの沼をまわる遊歩道「沼めぐりの小道」は約2.9km、所要約1時間です。県のモデルコースは、2日目の朝の散策として案内しています。

石ヶ戸で降りて奥入瀬渓流を歩く

蔦温泉10:45発のみずうみ号(青森駅9:00発の便)に乗ると、11:09に石ヶ戸に着きます。

奥入瀬渓流は約14km続く渓流で、県の観光情報サイトは新緑の5月中旬~6月中旬をベストシーズンとしています。紅葉は10月中~下旬です。

石ヶ戸と十和田湖(休屋)の間には、馬門岩・雲井の滝・雲井の流れ・銚子大滝・子ノ口・宇樽部・下宇樽部の停留所があります。

11:09に着いたあとで石ヶ戸から十和田湖(休屋)へ向かう便は、11:44、12:09、13:09、14:07、14:29、15:14に出ます。11:44発と15:14発は、八戸駅西口から来るおいらせ号です。

十和田湖(休屋)15:00発の青森駅行きに間に合うのは、14:07発(十和田湖(休屋)14:43着)までです。

石ヶ戸12:09発の便に乗ると、十和田湖(休屋)に12:45に着きます。帰りの15:00発まで2時間15分あります。

渓流沿いの滝は渓流沿いの滝をめぐる記事にまとめています。

十和田湖でひめます料理、十和田神社と乙女の像

県のモデルコースは、十和田湖周辺でひめます料理の昼食をとり、徒歩で約10分の十和田神社と、十和田湖 乙女の像を巡ります。「十和田湖ひめます」は2015年(平成27年)1月に地域団体商標に登録されました。

十和田神社(十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486)は、大同2年(807年)に坂上田村麻呂が創建したと言われる神社で、社務所は8:00~17:00です。乙女の像(十和田市奥瀬字十和田湖畔休屋)は、1953年(昭和28年)に建てられた高村光太郎の作品です。

十和田湖ひめます料理を含む初夏の味はひめますなど6月に出回る味の記事にあります。

十和田湖から青森駅へ

十和田湖(休屋)15:00発のみずうみ号は、石ヶ戸15:34、蔦温泉16:09、酸ヶ湯温泉16:46を通って、青森駅に17:44、新青森駅前に17:59に着きます。

十和田湖(休屋)から青森駅へ行くみずうみ号は、ほかに9:00発(青森駅11:44着)、13:45発(16:29着)、14:30発(17:14着)があります。

みずうみ号はおおよそ5分~10分間の休憩をとり、車内にトイレはありません。

2日目の夜は、3日目のリゾートしらかみに乗る青森駅のまわりに泊まります(編集部の案)。温泉に入りたいときは、浅虫温泉駅からすぐの道の駅浅虫温泉「ゆ~さ浅虫」の5階に、陸奥湾を眺める展望浴場「はだか湯」があります。浴場は7:00~21:00(最終受付20:30)で、浅虫温泉駅と青森駅の間は青い森鉄道で約20分です。浅虫の昼の回り方は青森市に宿を固定した3日間の記事にあります。

3日目:リゾートしらかみで千畳敷と十二湖、黄金崎不老ふ死温泉に泊まる

3日目と4日目は、県のモデルコース「五能線の旅」に沿って進みます。

リゾートしらかみは青森駅~秋田駅を走る全車指定席の列車で、「橅」「青池」「くまげら」の3編成です。1日の運行本数は最大で上り3本・下り3本ですが、運行がない日もあります。

青森駅からリゾートしらかみで約2時間の千畳敷駅は途中停車で、15分ほど停車する列車もあります。

県のモデルコースでは、千畳敷駅から約1時間の十二湖駅で降り、バスで約5分の十二湖へ行きます。十二湖は白神山地西部のブナ林に囲まれた33の湖沼群の総称で、青池が知られています。

「十二湖の森」のセラピーロードのうち、青池・沸壺の池コースは2.5時間です。

十二湖からバスで約5分の十二湖駅に戻り、JR五能線で約25分のウェスパ椿山駅で降ります。そこから車で約5分(送迎バスあり)の黄金崎不老ふ死温泉に泊まります。

黄金崎不老ふ死温泉には、海と一体化したひょうたん型の混浴露天風呂と女性専用露天風呂、男女それぞれの内湯があります。

海辺の露天風呂の日帰り入浴は9:00〜16:00(最終受付15:30)です。県のモデルコースは、日帰り入浴が午後4時までなので、日没の時間の露天風呂は宿泊して楽しむよう案内しています。

十二湖で列車を降りてから歩く時間は、青森駅で乗る便によって変わります。リゾートしらかみの時刻はJR東日本の案内で確かめてください。

蔦沼の展望デッキに早朝に入るときの決まりと、十二湖・蔦沼の遊歩道の長さは蔦沼と十二湖の遊歩道の長さを比べた記事にあります。

4日目:鰺ヶ沢と五所川原を通って青森駅へ

黄金崎不老ふ死温泉から送迎バスで約5分のウェスパ椿山駅へ行き、JR五能線で約1時間20分の鰺ヶ沢駅で降ります。県のモデルコースは、鰺ヶ沢駅前の「たこやき西海」のチキンボーを案内しています。

県のモデルコースでは、鰺ヶ沢駅からJR五能線で約1時間30分の五所川原駅へ行き、JR奥羽本線で約1時間30分(川部駅乗り換え)で青森駅に戻ります。

この行程を組める時期

1日目・2日目のバスと、3日目の十二湖は、走る時期・入れる時期が決まっています。冬はこの4日間の組み方のままでは回れません。

  • 11月12日から3月31日までは、青森駅・新青森駅と酸ヶ湯温泉の間をはっこうだ号が走ります(青森駅発8:10・9:20・10:50)。はっこうだ号は酸ヶ湯温泉までで、蔦温泉・奥入瀬渓流・十和田湖へは行きません。はっこうだ号に青森駅または新青森駅から乗る場合は予約が必要です。
  • 国道103号(八甲田・十和田ゴールドライン)の酸ヶ湯~谷地間(8.0km)は冬は通れず、2026年は4月1日午前9時の全面開通を目指して除雪しました。
  • 蔦温泉の冬季休業は11月25日~12月23日と、1月13日~4月中旬頃です。
  • 十二湖エリアに入れるのは4月から11月で、12月から3月は十二湖へ続くゲートが閉じて車は通れません(ガイド同行なら散策できます)。
  • 県のモデルコース「五能線の旅」のシーズンは春・夏・秋です。
  • 八甲田ロープウェーは、毎年11月上旬に作業運休があります。

冬に閉まる道と施設の一覧は冬に閉まる道と施設の記事にあります。

ほかの組み方

同じ八甲田・十和田湖や五能線を1泊2日で回るときの比べ方は一晩で回る県のコースを比べた記事、県のモデルコースを日数に合わせてつなぐ考え方は日数ごとのつなぎ方を書いた記事にあります。

県のモデルコースの全体は県の観光情報サイトのモデルコースの一覧、バスの停留所と時刻はJRバス東北の十和田湖・奥入瀬渓流のページ、五能線の行程は県のモデルコース「五能線の旅」で見られます。

※行き先・移動時間・施設の営業時間は青森県観光情報サイト Amazing AOMORI のモデルコース(八甲田・奥入瀬渓流・十和田湖の絶景を巡る1泊2日ドライブコース、五能線の旅、車なしで青森市観光)と奥入瀬渓流の案内、バスはJRバス東北の十和田湖・奥入瀬渓流のページ(9月18日から11月17日までの時刻表、11月12日から3月31日までのはっこうだ号の時刻表)、八甲田ロープウェーは八甲田ロープウェーの運賃・時刻のページ、国道103号は青森県のプレスリリースによります。2026年10月20日に確認しました。時刻・料金・休業日は変わることがあるので、出かける前に各施設と交通機関の案内で確かめてください。