青森で居酒屋に入るなら、地元の魚介や郷土料理、県内の蔵の地酒を味わいたいところです。八戸には小さな屋台が並ぶ横丁があり、弘前には津軽三味線の生演奏を聴きながら飲める店もあります。

この記事では、エリアごとの居酒屋の楽しみ方、居酒屋で頼みたい青森の郷土料理と地酒、予算や子連れなど目的に合わせた店の選び方をまとめました。

エリア別:青森の居酒屋の楽しみ方

八戸:屋台村「みろく横丁」と横丁めぐり

八戸市の中心街には、昭和の雰囲気が残る横丁が8つあります。なかでも「八戸屋台村 みろく横丁」は、2002年(平成14年)11月19日にオープンした、26店舗が並ぶ屋台村です。三日町と六日町を歩行者専用の通路で結んだことが、名前の由来です。

屋台は、店主1人を8人ほどの客が囲む小さな造りで、地酒や郷土料理、新鮮な魚介、おでん、串焼き、八戸ラーメンなどを出しています。営業時間は店ごとに違います。JR本八戸駅から歩いて約10分で、駐車場は近くの有料駐車場を使います。

席が少ないので、大人数で行くときは何軒かに分かれるか、はしご酒を楽しむのがおすすめです。

弘前:津軽三味線を聴きながら飲める店

弘前には、津軽三味線の生演奏と郷土料理を一緒に楽しめる居酒屋があります。弘前市の観光情報サイトに載る店の例です。

店名場所営業時間・定休日特徴
津軽三味線ライブ あいや弘前市大町17:00〜23:00(L.O. 22:30)・不定休イカメンチなどの郷土料理と地酒。演奏は随時
あどはだり弘前市土手町17:00〜22:00(L.O. 21:30)・水曜定休家庭料理が中心。演奏は営業日に2回(19時過ぎと21時ごろ)

演奏の時間は日によって変わることがあるので、予約のときに確かめておくと安心です。

青森市:地酒と魚介を楽しむ

青森観光コンベンション協会の飲食店案内では、青森駅中心部エリアの本町に、郷土料理や地酒を出す店が多く載っています。ねぶた囃子や津軽三味線を楽しめる店もあります。本町の「ねぶたの國 たか久」のように、ねぶた祭の町らしい体験ができる店もあります。

青森市には、田酒の蔵元で市内唯一の日本酒の蔵・西田酒造店もあります。店を探すときは、田酒をはじめとする地酒の品ぞろえや、貝焼き味噌などの郷土料理がメニューにあるかを目安にするとよいでしょう。飲み屋街ごとの特徴は八戸・弘前・青森市の飲み屋街で紹介しています。

居酒屋で頼みたい青森の郷土料理

農林水産省の「うちの郷土料理」にも載る、青森の代表的な料理です。居酒屋のメニューで見かけたら、ぜひ頼んでみてください。

  • イカメンチ(津軽地方):イカのゲソを叩いて野菜と小麦粉でまとめて揚げた料理。刺身を作った後のゲソを無駄なく食べる工夫から生まれた
  • 貝焼き味噌:ホタテの貝殻を鍋代わりにして、だしに味噌を溶き、卵でとじる料理
  • 鱈のじゃっぱ汁(津軽地方):「じゃっぱ」はアラのこと。タラのアラを大根やねぎと煮込む冬の汁物
  • いちご煮(八戸市など太平洋沿岸):ウニとアワビの吸い物。汁に浮かぶウニが朝露にかすむ野いちごのように見えることが名前の由来
  • せんべい汁(八戸市など):汁物用の南部せんべいを鍋で煮込む料理

郷土料理をもっと知りたい方は郷土料理を楽しめるスポットもあわせてご覧ください。

居酒屋で飲みたい青森の地酒

国税庁の酒蔵マップには青森県の清酒の製造場が17載っており(うち関乃井酒造は2026年8月に事業停止が報じられました)、田酒・陸奥八仙・豊盃などの銘柄があります。魚介にはキレのある辛口、郷土料理の汁物や煮物には純米酒を合わせてみるのも一つの楽しみ方です。銘柄の特徴は青森の日本酒のおすすめ10銘柄で紹介しています。

青森では日本酒のほか、シードルやクラフトビールも造られています。くわしくは日本酒・シードル・ワインなど青森の酒と県内のクラフトビール醸造所をご覧ください。

目的に合わせた居酒屋の選び方

予算を抑えたいとき

料理を少しずつ頼める店や、横丁の屋台のように1軒あたりの滞在を短くできる店なら、予算を調整しやすくなります。コースや飲み放題を使うときは、時間の制限と追加料金の有無を事前に確かめておきましょう。

子ども連れのとき

座敷やテーブル席があるか、子ども向けのメニューがあるか、禁煙かどうかを予約のときに確かめましょう。屋台や小さなカウンターの店は席が限られるので、子ども連れや大人数には向かないことがあります。

郷土料理や演奏を楽しみたいとき

郷土料理や地酒の品ぞろえ、津軽三味線の演奏の有無は店によって違います。目当てがある場合は、メニューや演奏の時間を事前に確かめておくと失敗しません。

冬に出かけるとき

冬は天候によって移動に時間がかかることもあるので、駅やホテルから歩ける範囲の店を選び、帰りの交通手段も考えておくと安心です。飲酒をしたら車の運転はやめましょう。

青森の居酒屋に関するよくある質問

八戸のみろく横丁はどんなところ?

2002年にオープンした、26店舗が並ぶ屋台村です。店主1人を8人ほどの客が囲む小さな屋台で、地酒や郷土料理、八戸ラーメンなどを楽しめます。

津軽三味線を聴きながら飲める店はある?

弘前市には「津軽三味線ライブ あいや」や「あどはだり」など、生演奏と郷土料理を楽しめる店があります。演奏の時間は店に確かめてください。

居酒屋で頼みたい青森の料理は?

イカメンチ、貝焼き味噌、じゃっぱ汁、いちご煮、せんべい汁などの郷土料理がおすすめです。

まとめ:エリアの個性と郷土料理で居酒屋を選ぼう

  • 八戸では、26店舗が並ぶ「みろく横丁」など横丁めぐりを楽しめる
  • 弘前には、津軽三味線の生演奏を聴きながら飲める店がある
  • イカメンチ、貝焼き味噌、じゃっぱ汁、いちご煮、せんべい汁は居酒屋でも頼みたい郷土料理
  • 田酒・陸奥八仙・豊盃など、県内の地酒と合わせて味わう
  • 子ども連れや冬の外出は、席や交通手段を事前に確かめる

※店舗・施設の情報は、八戸屋台村 みろく横丁の公式サイト、青森県観光情報サイト Amazing AOMORI、弘前市観光情報サイト、郷土料理は農林水産省「うちの郷土料理」をもとに、2026年10月時点でまとめています。営業時間や定休日は変わることがあるので、訪問前にご確認ください。飲酒は20歳になってから。