サウナを備えた青森市の日帰りの温浴施設のうち、極楽湯 青森店・青森まちなかおんせん・あすなろ温泉の営業時間と料金、設備を、各施設の公式サイトで確かめました。公衆浴場法の区分と、銭湯の入浴料金の上限の仕組みは、厚生労働省の公衆浴場法の概要と青森県の資料で整理しています。
「スーパー銭湯」は法令上の区分の名前ではない
公衆浴場法は、公衆浴場を「温湯、潮湯又は温泉その他を使用して、公衆を入浴させる施設」と定め、営業には都道府県知事(保健所設置市では市長)の許可が要ります。
厚生労働省の公衆浴場法の概要は、公衆浴場を一般公衆浴場とその他の公衆浴場に分けています。
- 一般公衆浴場:地域住民の日常生活で保健衛生上必要なものとして使われる施設で、物価統制令で入浴料金が統制されている、いわゆる「銭湯」と、老人福祉センター等の浴場
- その他の公衆浴場:保養・休養を目的としたヘルスセンター・健康ランド型のもの、スポーツ施設に併設されるもの、サウナなど
「スーパー銭湯」という呼び名は、この区分の名前にはありません。この記事の3軒がどちらの区分で許可を受けているかは確かめていないので、営業時間・料金・設備で比べます。
旅館業法の適用を受ける宿泊施設の浴場は、公衆浴場法の適用外とされています。
入浴料金の上限が決まっているのは一般公衆浴場
青森県の資料によると、一般公衆浴場は、物価統制令に基づいて都道府県知事が入浴料金の上限額(統制額)を決めています。
青森県の統制額は、令和8年6月1日から大人(12歳以上)530円、中人(6歳以上12歳未満)200円、小人(6歳未満)100円です。
県の会議資料も、施設数の推移を、物価統制令の対象の一般公衆浴場と、対象外のその他の公衆浴場に分けて示しています。
統制額が改定された経緯と、青森市で朝早くから開く浴場は、銭湯の料金を県が決める仕組みで扱っています。
温泉を使う公衆浴場もある
公衆浴場法の定義には、温泉を使う施設も含まれます。
この記事の3軒は、いずれも公式サイトで天然温泉を使うと案内しています。
泉質の名前の意味は、泉質名の意味をまとめた記事にあります。
青森市の日帰り温浴施設3軒の営業時間と料金
下の表は、各施設の公式サイトに載っている日帰りの入浴の営業時間と、大人の入浴料です。
| 施設 | 所在地 | 営業時間 | 大人の入浴料 |
|---|---|---|---|
| 極楽湯 青森店 | 青森市東大野2丁目4-21 | 6:00〜深夜1:00(最終受付 深夜0:20) | 530円(12歳以上) |
| 青森まちなかおんせん | 青森市古川1丁目10-14 | 6:00〜24:00(最終入場23:30) | 530円 |
| あすなろ温泉 | 青森市牛館松枝6-3 | 大浴場5:00〜24:00 | 530円(中学生以上) |
3軒とも、大人の入浴料は令和8年6月1日からの県の統制額と同じ530円です。3軒が統制額の対象かどうかは確かめていません。
公式サイトで料金を確かめたほかの青森市の浴場には、仙寿・鶴亀温泉のように、大人(12歳以上)470円(土・日・祝500円)のところもあります。
極楽湯 青森店
極楽湯 青森店の入館料は、おとな(12歳以上)530円、中人(6歳以上)200円、こども(3歳以上)100円で、平日・土日祝とも同じです。2歳以下は無料です。
回数券は10枚綴り5,000円で、入館料と回数券の購入は現金のみです。
リンスインシャンプーとボディーソープが備え付けてあり、極楽タオル220円・レンタルバスタオル220円などを販売しています。
内湯には、地下986mからくみ上げた天然温泉を加水せずに使う「自然の湯」、ジェットバス、シェイプアップバス、電気風呂、水風呂があります。
露天には、露天岩風呂(天然温泉)、一人用の壺湯3つ(天然温泉)、青森桧葉を使った「青森桧葉湯」(天然温泉・炭酸泉)があり、遠赤外線タワーサウナもあります。
青森観光コンベンション協会のページは、お食事処・ほぐし処・髪切処があると紹介しています。
青森駅6番のりばから青森市営バスで約15分(「中央高校前」または「前田通り」下車)、車では青森中央ICから5分の国道7号線沿いで、駐車場は190台です。
青森まちなかおんせん
青森まちなかおんせんの入浴料金は、おとな530円・こども200円・乳幼児100円です。
併設の青森センターホテルの宿泊者は、宿泊料金に入浴料が含まれます。
貸出セット(バスタオル・フェイスタオル)は270円、手ぶらセットは430円です。
源泉は「古川温泉」で、泉質はナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)です。
大風呂・露天風呂・薬湯・子供風呂・水風呂・大型サウナがあります。
休憩室・ほぐし処・パウダールーム・レストラン・理容室があり、マンガ本を5,000冊置いています。
併設の青森センターホテルは、JR青森駅東口から徒歩5分です。
あすなろ温泉
あすなろ温泉は年中無休で、大浴場清掃のため朝3時〜5時は入館できません。
大浴場の入浴料は、大人(中学生以上)530円・小人(小学生)200円・幼児100円で、入浴チケットは11回分5,300円です。料金は令和8年6月1日に一部改訂されました。
泉質は公式サイトでナトリウム塩化物泉とされ、かけ流しの天然温泉です。
サウナルーム、飲食コーナー、宴会場、ロビーのマッサージチェア、ゲームコーナーがあります。
女性限定の岩盤浴は9:00〜23:00です。
家族風呂は、1〜16号室が1時間1,800円(延長30分900円)、特別室が1時間2,400円(延長30分1,200円)です。
空いている小部屋・広間を使える日帰り入浴は、大人1,400円・小学生900円・幼児無料です。
駐車場は200台です。
出かける前に確かめること
- 支払い:極楽湯 青森店は、入館料と回数券の購入が現金のみ
- タオル:極楽湯 青森店はタオルを販売し、青森まちなかおんせんは貸出セットがある
- 料金:観光サイトの施設のページには、令和8年6月の改定前の料金が残っている場合がある。料金は施設の公式サイトか電話で確かめる
深夜に入れる日帰りの浴場は夜遅くまで開いている浴場の記事で、宿泊者が夜通し使える大浴場は宿の大浴場の入浴時間の記事で扱っています。
出典
※統制額の仕組みは、青森県の「一般公衆浴場入浴料金統制額の改定に係る概要」と、青森県公衆浴場入浴料金協議会の会議資料(令和8年3月9日)によります。施設の営業時間・料金・設備は各施設の公式サイト、極楽湯 青森店の施設の紹介は青森観光コンベンション協会のページ、青森センターホテルの駅からの距離はホテルの公式サイトによります。いずれも2026年10月20日に確かめました。営業時間や料金は変わることがあるので、出かける前に各施設で確かめてください。



