7月の青森で旬を迎える食材と果物狩りの時期を、青森県の「青森の旬の食材カレンダー」と、県の「青森のうまいものたち」の特集・特産品図鑑をもとにまとめます。

カレンダーは、品目ごとに1〜12月を「旬の時期」と「流通時期」の2種類の印で示しています。

この記事では、7月に「旬の時期」の印がある食材を中心に、夏の果物とさくらんぼ狩り、海と湖の幸、7月の青森市の気温と梅雨明けを紹介します。

県の旬カレンダーで7月が旬の食材

カレンダーで7月が「旬の時期」になっている食材は、次のとおりです。

分類7月が「旬の時期」の食材
野菜しそ、糠塚きゅうり
山菜ミズ、根曲がり竹
果物うめ・あんず、すいか、すもも、もも、メロン、あおもりカシス、つがりあんメロン、アムさん(メロン)
魚十和田湖ひめます、深浦マグロ
貝・海藻・その他の水産物アワビ、ウニ、スルメイカ、ホヤ、モズク、陸奥湾ホタテ、十三湖産大和しじみ、小川原湖産大和しじみ

トマト、ピーマン、じゃがいもなどは、7月が「流通時期」です。

7月に旬を迎える果物

メロン

カレンダーでは、メロンは7月〜9月が「旬の時期」です。

つがる市でメロンが主に栽培されているのは、屏風山と呼ばれる砂丘地帯で、水はけが良く、昼夜の寒暖差が大きい土地です。

2021年8月の県の特集では、「つがるメロン協議会」のメロンは主力の「タカミメロン」を中心とする5品種で、7月上旬から9月中旬頃までリレー出荷されると紹介しています。

つがる市を縦断し、メロン畑の中を走る全長22kmの道路は「メロンロード」と呼ばれ、旬の時期には近くで収穫されたメロンの直売店が並びます。

6月上旬から収穫が始まる「つがりあんメロン」と、その中で最も早く出荷される「アムさん」も、カレンダーでは7月が「旬の時期」です。

特産品図鑑では、露地メロンの出荷時期は8月がピークとされ、青森市・弘前市・黒石市・つがる市・鰺ヶ沢町がメロンの主な生産地に挙げられています。

すいかとすもも

カレンダーでは、すいかは7月〜9月、すももは7月と8月が「旬の時期」です。

特産品図鑑では、五所川原市・つがる市・鰺ヶ沢町がすいかの主な生産地に挙げられ、出荷時期は8月が中心とされています。

あおもりカシス

カレンダーで7月だけが「旬の時期」になっている果物が、あおもりカシスです。

県の特産品図鑑によると、青森でのカシス栽培は1970年代に始まり、ドイツから苗木を取り寄せてから今まで、品種改良をせずに栽培されてきました。

冷涼な気候を生かして原則農薬を使わずに育て、粒に傷が付かないよう、収穫はすべて手摘みで行われています。

平成27年12月には、地理的表示保護制度(GI)の第1号として登録されました。

もも

カレンダーでは、ももは7月〜9月が「旬の時期」です。

青森県では古くから県南地方を中心にももが栽培され、近年は津軽地方でも、りんごの栽培技術を生かした栽培が増えています。

主力品種は「川中島白桃」「あかつき」「まどか」です。

県の特産品図鑑では、弘前市・平川市・八戸市・三戸町・南部町が主な生産地に挙げられています。

同じ図鑑では、青森県は川中島白桃やあかつきなどを中心とした8月中旬からの遅出し産地とされています。

カレンダーで「津軽の桃」の「旬の時期」は8月〜9月で、7月には印がありません。

うめ・あんず

カレンダーでは、うめ・あんずは6月〜8月が「旬の時期」です。

青森県のあんずの主力品種は、県南地方で古くから栽培されている「八助」です。

7月のさくらんぼ狩り

青森県のさくらんぼは県南地方を中心に栽培され、近年は津軽地方でも栽培されています。

主力品種は佐藤錦で、県全体の生産量の約半分を占めます。

収穫時期の6〜7月には、県内のさくらんぼ園や果樹園でさくらんぼ狩りが開かれます。

2025年の「南部町さくらんぼ狩り」は6月20日から7月15日までで、2024年も同じ6月20日から7月15日まででした。

この2年の例では7月中旬に終わっているので、7月に出かけるなら上旬から中旬の日程で、その年の町や農園の案内を確かめてください。

7月の海と湖の幸

カレンダーでは、スルメイカは7月〜10月、ホヤは6月〜9月、陸奥湾ホタテは6月〜8月、ウニは5月〜8月、深浦マグロは6月〜10月が「旬の時期」です。

十三湖産大和しじみと小川原湖産大和しじみは7月と12月、モズクは7月だけが「旬の時期」です。

十和田湖ひめますは6月と7月が「旬の時期」で、7月がその終わりの月にあたります。

これらの食材を使ったいがめんちやしじみ汁、深浦マグロステーキ丼などは、7月の料理を紹介した記事で取り上げています。

7月の青森市の気温と梅雨明け

気象庁の青森(青森市)の平年値(1991〜2020年)では、7月の気温と降水量は次のとおりです。

項目7月の平年値
平均気温21.8℃
日最高気温の平均26.0℃
日最低気温の平均18.6℃
降水量129.5mm
日照時間161.4時間

気象庁の東北北部の梅雨明けの平年(1991〜2020年)は7月28日頃です。

2025年の梅雨明けは7月18日頃、2026年は8月3日頃で、年によって大きく違います。

平年では7月の大半が梅雨の時期にあたるので、果物狩りなど屋外の予定には雨具を用意しておくと安心です。

ほかの月の旬

6月の旬は6月の旬の食材を紹介した記事、8月の旬は8月の旬を紹介した記事で紹介しています。

7月の旬は、青森の旬の食材カレンダーで食材ごとに確かめられます。

ももやメロン、さくらんぼの説明は、青森で食べられる旬の果物の特集で読めます。

※青森県「青森のうまいものたち」の「青森の旬の食材カレンダー」、青森特産品図鑑(すいか・メロン・もも、あおもりカシス、スルメイカ)、特集「青森で食べられる旬の果物」、つがるメロンの特集(2021年8月)、アムさんの特集(2024年6月)、青森県の報道資料(南部町さくらんぼ狩り、2024年・2025年)、気象庁の青森の平年値(1991〜2020年)と東北北部の梅雨明けの記録をもとに、2026年10月19日時点でまとめています。旬や出回る時期は年によって変わることがあります。