8月の青森で旬を迎える食材を、青森県の「青森の旬の食材カレンダー」と、県の「青森のうまいものたち」の特集・特産品図鑑をもとにまとめます。

カレンダーは、品目ごとに1〜12月を「旬の時期」と「流通時期」の2種類の印で示しています。

この記事では、8月に「旬の時期」の印がある食材を中心に、津軽の桃・メロン・すいかなどの果物、嶽きみやぼけしらずネギ、海の幸、8月の青森市の気温を紹介します。

県の旬カレンダーで8月が旬の食材

カレンダーで8月が「旬の時期」になっている食材は、次のとおりです。

分類8月が「旬の時期」の食材
野菜しそ、ぼけしらずネギ、嶽きみ、糠塚きゅうり
山菜ミズ
果物うめ・あんず、すいか、すもも、もも、メロン、つがりあんメロン、津軽の桃
魚深浦マグロ
貝・海藻・その他の水産物ウニ、スルメイカ、ホヤ、陸奥湾ホタテ

なし・ぶどう、大間マグロ・十和田湖ひめます、十三湖産大和しじみ・小川原湖産大和しじみ・モズクなどは、8月が「流通時期」です。

ミズ、糠塚きゅうり、しそ、すもも、うめ・あんず、ウニ、陸奥湾ホタテは、カレンダーでは8月が「旬の時期」の最後の月にあたります。

8月に旬を迎える果物

津軽の桃と県南のもも

カレンダーで「津軽の桃」は8月と9月が「旬の時期」です。

県の特産品図鑑では、「津軽の桃」は8月上旬から10月上旬頃まで、13種類ほどの品種をリレー出荷するとされています。

2023年7月の県の特集では、平年なら8月上旬の「夏かんろ」「あまとう」から始まり、8月中旬に「あかつき」、8月下旬に「おどろき」、9月上旬に主力の「川中島白桃」、9月下旬に「だて白桃」と続くと紹介しています。

JA津軽みらいは、糖度11以上のものだけを「津軽の桃」として出荷しています。

図鑑によると、津軽地域ではりんご栽培の技術を生かして桃の栽培が定着し、「津軽の桃」は平成28年7月に地域団体商標に登録されました。

県全体のももについて、特産品図鑑では、青森県は川中島白桃やあかつきなどを中心とした8月中旬からの遅出し産地とされ、古くから南部町など県南地方を中心に栽培されてきました。

カレンダーでは、ももは7月〜9月が「旬の時期」です。

メロン

カレンダーでは、メロンは7月〜9月、つがりあんメロンは6月〜9月が「旬の時期」です。

特産品図鑑では、露地メロンの出荷時期は8月がピークとされ、青森市・弘前市・黒石市・つがる市・鰺ヶ沢町がメロンの主な生産地に挙げられています。

すいかとすもも

カレンダーでは、すいかは7月〜9月、すももは7月と8月が「旬の時期」です。

特産品図鑑では、すいかの出荷時期は8月が中心とされ、五所川原市・つがる市・鰺ヶ沢町が主な生産地に挙げられています。

うめ・あんず

カレンダーでは、うめ・あんずは6月〜8月が「旬の時期」です。

りんごの極早生種

県のりんごの特集では、りんごの収穫は8月上旬の極早生種から始まり、8月20日頃までが極早生種の時期とされています。

極早生種には「夏緑」「恋空」があり、9月20日頃までの早生種には「きおう」「未希ライフ」「つがる」があります。

カレンダーでは、りんごは8月と9月に印がないので、8月に出回る極早生種は特集の収穫時期で確かめてください。

8月が旬の野菜と山菜

嶽きみ

嶽きみは、岩木山麓の弘前市嶽地区(標高400〜500メートル)で栽培されるとうもろこしで、「きみ」は津軽弁でとうもろこしのことです。

2022年8月の県の特集では、旬は8月中旬〜9月下旬とされています。

毎年お盆の頃から9月まで、百沢地区から嶽地区にかけての県道3号沿いに直売所が立ち並び、通称「嶽きみロード」と呼ばれます。

嶽きみは、2007年(平成19年)に地域団体商標に登録されました。

カレンダーでは、嶽きみは8月と9月が「旬の時期」です。

ぼけしらずネギ

カレンダーで、ぼけしらずネギは8月〜12月が「旬の時期」です。

特産品図鑑によると、十和田地区で栽培され、葉の緑と白い部分の境目がくっきりと分かれていて「ぼけ」がないことが名前の由来です。

太く身が締まり、辛みが少なく甘みが強いのが特徴で、加熱すると甘さが増すとされています。

糖度5度以上で、緑と白の境目がくっきりしたものだけが「ぼけしらずネギ」として出荷されます。

しそ・糠塚きゅうり・ミズ

カレンダーでは、しそは7月と8月、糠塚きゅうりは6月〜8月、ミズは5月〜8月が「旬の時期」です。

糠塚きゅうりは八戸市糠塚地区を中心に栽培されてきた在来野菜で、実が太く、外皮は黄色がかった薄緑色です。

8月の海の幸

カレンダーでは、スルメイカは7月〜10月、ホヤは6月〜9月、陸奥湾ホタテは6月〜8月、ウニは5月〜8月、深浦マグロは6月〜10月が「旬の時期」です。

特産品図鑑では、深浦町では6〜10月にマグロ漁が解禁され、8月頃までは定置網で、9月以降ははえなわ漁で漁獲されるとしています。

スルメイカや深浦マグロ、しそを使った料理は、7月の料理を紹介した記事で取り上げています。

8月の青森市の気温

気象庁の青森(青森市)の平年値(1991〜2020年)では、8月の気温と降水量は次のとおりです。

項目8月の平年値
平均気温23.5℃
日最高気温の平均27.8℃
日最低気温の平均20.0℃
降水量142.0mm
日照時間178.0時間

平均気温と日最高気温の平均は、8月が1年でいちばん高い月です。

気象庁の東北北部の梅雨明けの平年(1991〜2020年)は7月28日頃で、2026年の梅雨明けは8月3日頃でした。

前後の月の旬

7月の旬は7月に旬を迎える果物と海の幸の記事、9月は9月の旬を紹介した記事で紹介しています。

8月の旬は、青森の旬の食材カレンダーで食材ごとに確かめられます。

津軽の桃の出荷時期は、特産品図鑑の「津軽の桃」で読めます。

※青森県「青森のうまいものたち」の「青森の旬の食材カレンダー」、青森特産品図鑑(津軽の桃・もも・メロン・すいか・嶽きみ・ぼけしらずネギ・深浦マグロ)、りんごの品種の特集、津軽の桃の特集(2023年7月)、嶽きみの特集(2022年8月)、糠塚きゅうりの特集(2024年7月)、気象庁の青森の平年値(1991〜2020年)と東北北部の梅雨明けの記録をもとに、2026年10月19日時点でまとめています。旬や出回る時期は年によって変わることがあります。