この記事では、青森県の形(三方の海と陸奥湾、3つの沿岸と半島)、県の位置と広さ、奥羽山脈と八甲田連峰の位置と津軽・南部の分かれ方、主な山・川・湖の大きさ、地域で違う気候、海と湖の漁業の全国順位を、青森県・農林水産省・青森地方気象台の資料でまとめます。
内容は、青森県の「青森県の位置・気候」「青森県の姿」「青森県広域緑地計画」、農林水産省「青森県の農林水産業の概要」、青森地方気象台「青森県の気象の特徴」などで、2026年10月20日に確かめました。
三方を海に囲まれた県の形
青森県は、日本海・津軽海峡・太平洋の三方を海に囲まれ、中央に大型の内湾である陸奥湾をかかえています。
青森地方気象台によると、県の東は太平洋、西は日本海、北は津軽海峡で、陸奥湾は津軽半島と下北半島によって形づくられています。
3つの沿岸と半島
県の広域緑地計画は、三方を囲む海岸を、太平洋に面した下北八戸沿岸、陸奥湾に面した陸奥湾沿岸、日本海側に面した津軽沿岸の3沿岸に分けています。
同じ計画によると、青森県は陸奥湾を挟んで、西に津軽半島、東に下北半島があります。
県の自然公園の資料によると、陸奥湾に突き出した夏泊半島の一帯は浅虫夏泊県立自然公園で、青森市と平内町に及びます。
県のむつ家畜保健衛生所の資料によると、下北地域は海に突き出した特徴的な地形から「まさかり半島」と呼ばれています。
「青森」という地名と県名の由来は、「青森」の地名と県名の成り立ちで紹介しています。
岬や景勝地など、県内の半島の見どころは、半島の岬と景勝地のめぐり方で紹介しています。
県の位置と広さ
青森県は本州の最北にあり、県の資料は、ニューヨーク、北京、ローマ、マドリードとほぼ同じ緯度に位置するとしています。
県の資料「青森県の姿」によると、青森県の総面積は9,646㎢で全国8位(国土地理院、令和4年10月1日現在)、海岸線の総延長は795㎞(国土交通省「海岸統計」、平成30年度末現在)です。
同じ資料によると、県全体の66%が森林です。
| 県の端 | 市町村 | 緯度・経度 |
|---|---|---|
| 極北 | 下北郡大間町 | 北緯41度33分 |
| 極南 | 三戸郡田子町 | — |
| 極西 | 西津軽郡深浦町 | 東経139度30分 |
| 極東 | 三戸郡階上町 | 東経141度41分 |
県内には10の市と22の町、8の村の計40市町村があります。
県内の地図の使い方は、地図サービスとパンフレットの使い分けで紹介しています。
山地と地域の分かれ方
県の中央部には奥羽山脈が連なり、県内を二分しています。
「青森県の姿」によると、南西部にはブナの天然林が分布する白神山地、中央部には八甲田連峰が広がります。
県の広域緑地計画は、県のほぼ中央に位置する八甲田連峰を境とした津軽地域と南部地域、半島である下北半島と津軽半島で、各地の地形や気候に即して産業が発達してきたとしています。
| 地域 | 地形と産業(県の広域緑地計画) |
|---|---|
| 津軽 | 江戸時代の弘前藩による岩木川流域を中心とした新田開発と、戦後の十三湖の干拓で平野部に水田が広がり、周辺の傾斜地にリンゴ園が分布する |
| 南部 | ヤマセの影響を受けやすい稲作に代わって牛馬飼育が発達した |
| 津軽半島の北部と下北半島 | 低地が少なく、産業の中心は山地と海だった |
主な山・川・湖の大きさ
「青森県の姿」に載っている主な山・川・湖は次のとおりです。
| 種類 | 名前と大きさ | 資料の出典 |
|---|---|---|
| 山 | 岩木山 1,624m、八甲田山(大岳)1,584m、八甲田山(高田大岳)1,552m | 国土地理院 |
| 川 | 馬淵川 142.4㎞、岩木川 101.6㎞、新井田川 78.1㎞、奥入瀬川 70.7㎞ | 県河川砂防課 |
| 湖沼 | 小川原湖 61.96㎢、十和田湖 61.10㎢、十三湖 17.81㎢ | 国土地理院 |
県の広域緑地計画によると、県内のほとんどの流域は県内で完結していて、県内の森林に端を発した川が太平洋・陸奥湾・日本海に注いでいます。
県の特産品図鑑によると、十三湖は岩木川が日本海に注ぐ、海水と淡水が混じる汽水湖です。
地域で違う気候
農林水産省の資料は、海流の影響と地形が複雑なことから、同じ県内でも地域によって気候が大きく異なるとしています。
| 地域 | 夏 | 冬 |
|---|---|---|
| 日本海側の津軽地域 | 比較的好天に恵まれる | 大陸からの冷たい季節風の影響で雪が多い |
| 太平洋側の県南地域 | 冷たく湿った偏東風「ヤマセ」の影響で低温の日が多くなる | 晴天の日が多く雪が少ない |
県の資料によると、冬は冷たく湿った空気が奥羽山脈にぶつかって津軽地方に雪を降らせる一方、太平洋側は奥羽山脈が障壁となって乾燥した晴天の日が多くなります。
海と湖の漁業
農林水産省の資料によると、令和6年の青森県の海面漁業・養殖業産出額は446億円で全国9位です。
同じ資料では、令和6年の生産量で、海面漁業のするめいかが全国1位、ひらめが2位、海面養殖業のほたてがいが2位、内水面漁業のしじみが2位です。
出典:青森県「青森県の位置・気候」「青森県の人口と面積」「青森県の姿」(農林水産部)「青森県広域緑地計画」「浅虫夏泊県立自然公園」「むつ家畜保健衛生所 概要」「青森特産品図鑑 十三湖産大和しじみ」、農林水産省「青森県の農林水産業の概要」(令和8年版)、青森地方気象台「青森県の気象の特徴」(2026年10月20日確認)。



