この記事では、形や模様に由来のある青森の郷土玩具と、見た目に特徴のある食べ物を、青森県の資料と作り手や観光の公式サイトで確かめて紹介します。

この記事で選んだ品

選んだのは、青森県の伝統工芸品のうち、形や模様の由来を県の資料や観光の公式サイトで確かめられる郷土玩具と、作り手が見た目を紹介している食べ物です。

販売数や口コミの順位ではないので、並び順に優劣はありません。

金魚ねぷた(弘前市)

金魚ねぷたは弘前市で作られる灯籠で、令和3年12月に青森県の伝統工芸品に指定されました。

青森県は、江戸時代に金魚は一部の上流階級しか飼えない高級魚で、憧れた庶民がそれをねぷたにして、祭りの時に子供たちに提灯のように持たせたとしています。

県の資料が挙げる主な製造工程は、竹割・骨組・紙貼り・墨描き・ロウ描き・彩色・仕上げです。

Amazing AOMORI の体験の紹介では、モデルの金魚を「津軽錦」とし、今は針金で作ったものが主流としています。

県の資料の問い合わせ先は、津軽藩ねぷた村、髙橋紋章染工場、ねぷた・凧のなりたの 3 つです。

津軽藩ねぷた村では、あらかじめ紙を張った金魚ねぷたに墨やロウで顔やうろこを描く絵付け体験ができ、所要時間は90分、対象は7歳以上です。

八幡馬(八戸市)

八幡馬(やわたうま)は、八戸市を中心とする南部地方に伝わる木彫りの馬の郷土玩具で、平成8年に青森県の伝統工芸品に指定されました。

青森県の資料によると、櫛引八幡宮の流鏑馬で奉納された馬の姿を模した木彫り馬が始まりで、例大祭で参拝者のお土産として売られるようになり、地名から「八幡馬」と呼ばれるようになりました。

胴体の模様は、南部地方の農村で花嫁が嫁入りの際に乗った晴れ姿の馬を表したものです。

仙台の「木ノ下馬」、福島の「三春駒」と並ぶ「日本三駒」の一つに数えられています。

青森県は、親子馬や嫁入道中の盛装馬の模様などを挙げ、今は結婚、新築、開業、出産などのお祝いの記念品・贈答品になっているとしています。

Amazing AOMORI は、デザイナーやセレクトショップとコラボした八幡馬もお土産として並んでいると紹介しています。

県の資料の問い合わせ先は、八戸市沼館の株式会社八幡馬です。

津軽系こけし(黒石市・弘前市)

津軽系こけしは、主に 1 本の木から作る「作りつけ」という技法で作られ、オカッパ頭を特徴とする、黒石市・大鰐町・弘前市で作られるこけしの総称です。

温湯こけし

黒石市の温湯温泉は津軽系こけしの発祥地で、大正時代の初めに盛秀太郎がこけしを作り始めました。

胴に描かれるアイヌ模様、眉を吊り上げてにらみをきかせる顔、すそ広で膨らんだ胸と極端な腰のくびれが、温湯こけしならではの特徴です。

胴には、ねぶた絵や、津軽藩の家紋から取り入れたといわれる牡丹の花も描かれます。

同じ県の伝統工芸品に、雪の上でも回る津軽地方の独楽「ずぐり」があります。

弘前こけし

弘前こけしは、津軽系こけしの中でも大鰐系の流れをくむこけしで、県の資料ではこけしのほかにこまやダルマを主な製品に挙げています。

県の資料の問い合わせ先は、弘前市の津軽藩ねぷた村です。

見た目で選ぶ食べ物

上ボシ武内製飴所の「金魚ねぶた」は、公式サイトで「金魚ねぶたが可愛いりんご風味の玉羊羹」と紹介されているひと口玉羊羹で、つま楊枝を刺すと皮がむけます。

原料や保存のしかたはお土産の選び方の基本で紹介しています。

黒石市の青森県りんごジュース株式会社(シャイニー)は、「金のねぶた」や「プチねぶた」など、ねぶたのデザインを使ったりんごジュースを出しています。

ジュースの種類は相手別のおすすめにまとめています。

郷土玩具を見られる・体験できる場所

場所所在地営業時間内容
津軽藩ねぷた村弘前市亀甲町619:00〜17:00(年中無休)金魚ねぷたの絵付けなどの工芸体験。入場料のいらない売り場に、県内の農林水産加工品・お土産・工芸品を扱うアンテナショップがある
津軽こけし館黒石市袋字富山72-19:00〜17:00(12月29日〜1月3日は休業)1階は見学無料で、売店とこけし工人による制作実演がある。2階の有料展示室に、津軽系を中心に全国のこけしや木地玩具を展示

売り場の品ぞろえは各施設に確かめてください。八幡馬の売り場は、県の資料の問い合わせ先の株式会社八幡馬に確かめてください。

ほかのお土産も探すなら

津軽びいどろには、公式サイトが「りんご」の可愛らしさと色合いをモチーフにしたと紹介するシリーズもあります。

色や形で選ぶ工芸品はデザインで選ぶお土産、りんごのお菓子やおつまみは定番のお菓子とおつまみ、工芸品や雑貨を買い方から探すなら食べ物以外のお土産の探し方も参考にしてください。

※金魚ねぷた・八幡馬・温湯こけし・弘前こけしは青森県「青森県の伝統工芸品」の各ページと「青森県の伝統工芸品及び伝統工芸士(一覧)」(令和7年12月現在)、Amazing AOMORI の各ページ、玉羊羹「金魚ねぶた」は上ボシ武内製飴所の公式サイト、ねぶたデザインのジュースは青森県りんごジュース株式会社の公式サイト、津軽びいどろは北洋硝子の公式サイトをもとに、2026年10月時点でまとめています。営業時間や体験の内容は変わることがあるので、出かける前にご確認ください。