青森でウニ丼を食べるなら、「いつ行くか」と「どの地域で食べるか」を先に決めると店を選びやすくなります。生ウニ丼は店ごとに提供時期が決まっていて、始まる時期と終わる時期が店によって違います。
この記事では、青森県の資料で確かめたウニの旬と主な産地、ウニの種類、県の観光サイトに載っているウニ丼の店の提供時期を地域ごとにまとめます。
この記事で使った情報
ウニの旬は、青森県の「青森の旬の食材カレンダー」と、農林水産省「うちの郷土料理」のいちご煮の紹介をもとにしています。
店とウニの種類、提供時期は、青森県の観光サイト「Amazing AOMORI」の「青森ウニ丼データベース」(2026年1月22日更新)で確かめました。
口コミの評価や順位ではないので、並び順に優劣はありません。料金は時期や仕入れで変わるので書いていません。
ウニの旬
ウニの旬は、県のカレンダーでは5〜8月、農林水産省のいちご煮の紹介では「青じその出る頃にウニが美味しくなる」として7月ごろとされ、資料によって言い方が違います。
「青森ウニ丼データベース」では、早い店では3月から提供が始まり、11月上旬まで食べられる店もあるとしています。生ウニ丼の多くは春から夏の提供です。
月ごとの旬はほかの魚介とあわせて県の青森の旬の食材カレンダーで見られます。
ウニの主な産地
県の特産品図鑑では、ウニの主な生産地として次の市町村を挙げています。
| 地域 | 主な生産地(県の特産品図鑑) |
|---|---|
| 津軽 | 今別町・外ヶ浜町 |
| 南部 | 八戸市・階上町 |
| 下北 | むつ市・大間町・東通村・風間浦村・佐井村 |
県の冊子「続 青森おさかな自慢」夏の号(2016年)は、漁業者が藻場の増殖や漁期の制限に取り組んでいるとしています。
青森のウニの種類
「青森ウニ丼データベース」は、青森県で提供されるウニの品種はキタムラサキウニが中心で、周辺海域の海藻を食べて育ち、甘みがほど良いとしています。
「続 青森おさかな自慢」夏の号は、キタムラサキウニを「後味がさわやかなウニ」、エゾバフンウニを「濃厚な旨味のウニ」と紹介しています。
同じ冊子では、キタムラサキウニは水深60mまでの深い場所に暮らして関東地方まで分布し、エゾバフンウニはより浅い場所を好み、分布は東北以北に限られるとしています。
地域ごとのウニ丼の店と提供時期
「青森ウニ丼データベース」に載っている店を、地域ごとにまとめました。ウニの種類は、データベースの表記のとおりです。提供時期は年によって変わることがあるので、出かける前に店に確かめてください。
青森市浅虫
| 店 | ウニの種類 | 提供時期 |
|---|---|---|
| 鶴亀屋食堂 | ムラサキウニ | 3月後半〜9月末 |
| 正立食堂 | キタムラサキウニ | 4月〜8月 |
| もりや商店 | キタムラサキウニ | 4月〜11月上旬 |
| 観音様食堂 KANNON | 時期によって変更あり | 5月中旬〜8月中旬 |
鶴亀屋食堂と観音様食堂は青い森鉄道浅虫温泉駅から徒歩5分、正立食堂ともりや商店は徒歩20分です。
正立食堂は仕入れによって不定期に提供しているので、事前に店に確かめるよう案内されています。
青森駅近くの青森魚菜センター(古川市場)
青森市古川の青森魚菜センター(古川市場)では、のっけ丼の仕組みでウニ丼を作ることができ、提供時期は4月から9月です。
ウニはムラサキウニで、下北産と津軽西海岸産の2種のウニを一つの丼で食べられる場合があります。
のっけ丼の仕組みはのっけ丼の楽しみ方で紹介しています。
津軽(外ヶ浜町三厩・鰺ヶ沢町)
| 店(所在地) | ウニの種類 | 提供時期 |
|---|---|---|
| 食事処龍飛(外ヶ浜町三厩) | ムラサキウニ | 6月中旬〜9月前半 |
| 浜どころ海(外ヶ浜町三厩) | ムラサキウニ | 毎年6月20日頃〜7月いっぱい |
| 割烹 水天閣(鰺ヶ沢町) | キタムラサキウニ | 6月後半〜8月後半 |
食事処龍飛は、外ヶ浜町三厩沖でその日の朝に獲れたウニを使い、ご飯は酢飯です。
外ヶ浜町の「レストハウス龍飛 寿恵盛屋」は、データベースで「令和7年度のウニ丼提供はありません」とされているので、表に入れていません。
下北(むつ市大畑町・風間浦村・大間町・佐井村)
| 店(所在地) | ウニの種類 | 提供時期 |
|---|---|---|
| あさの食堂(風間浦村下風呂) | キタムラサキウニ | 3月〜9月上旬 |
| 魚喰いの大間んぞく(大間町) | ムラサキウニ | 3月〜8月 |
| いさりび食堂(むつ市大畑町) | キタムラサキウニ | 4月中旬〜7月中旬 |
| 食事処まんじゅうや(佐井村) | キタムラサキウニ | 4月下旬〜8月下旬 |
| 仏ヶ浦ドライブイン(佐井村) | キタムラサキウニ | 5月〜8月 |
あさの食堂は、佐井・大間・風間浦・東通と、時期によって異なる産地のウニを出しています。
仏ヶ浦ドライブインは佐井村の漁師が営む店で、食事処まんじゅうやは佐井村のアルサス2階にあります。
八戸市
| 店(所在地) | ウニの種類 | 提供時期 |
|---|---|---|
| 小舟渡(鮫町) | ムラサキウニ | 5月15日〜8月末 |
| 浜市場 みなとっと(湊町) | キタムラサキウニ | 5月上旬〜8月上旬 |
| 米八(八食センター内) | ムラサキウニ | 1年中 |
小舟渡は、入荷がある場合はバフンウニも「二色丼」という形で提供しています(データベースの表記はバフンウニ)。
浜市場 みなとっとは自分でネタを選ぶ「のっけろ丼」で生ウニを選べ、ご飯は白米か酢飯を選べます。米八のウニ丼は酢飯です。
八戸・種差海岸の蒸しウニ丼
八戸市鮫町棚久保には卵とじの蒸しウニ丼を出す店が3つあり、そのうち2店は1年中提供しています。3店ともJR八戸線種差海岸駅から徒歩1〜2分で、ウニはムラサキウニです。
| 店 | 提供時期 |
|---|---|
| 食事処 松家 | 1年中 |
| 波光食堂 | 1年中 |
| 磯料理 芝亭 | 3月〜11月 |
ウニ丼のほかのウニ料理
「続 青森おさかな自慢」夏の号は、ウニの主な料理として、蒸しウニ、ウニ丼、生ウニ、いちご煮、あほう汁(アワビ・ホタテ・ウニをあわせた汁)、吸い物、塩ウニを挙げています。
同じ冊子では、殻をむいたウニは型崩れを防ぐため一般的にミョウバンが使われる一方、県内では無添加の生ウニの瓶詰や塩だけを加えた瓶詰が製造されているとしています。
ウニとアワビの吸い物のいちご煮は魚介を使った青森の郷土料理で紹介しています。
店を選ぶ前に確かめたいこと
- 行く時期が、その店の提供時期に入っているか
- 営業日・営業時間とウニ丼の料金(店に問い合わせる)
- 生ウニ丼の時期を外れるときは、八戸の蒸しウニ丼や1年中提供の店を候補にする
ウニ丼や海鮮丼を手頃に食べる方法はウニ丼や海鮮丼を手頃に食べるコツ、ほかの魚介の旬と産地は青森の魚介の旬と産地、港町のご当地丼は海鮮丼の具材と港町のご当地丼にまとめています。
※ウニの旬は青森県「青森のうまいものたち」の「青森の旬の食材カレンダー」と農林水産省「うちの郷土料理」のいちご煮の紹介、主な生産地は同サイトの特産品図鑑、ウニの種類と料理は県の冊子「続 青森おさかな自慢」夏の号(2016年)、店とウニの種類・提供時期は「Amazing AOMORI」の「青森ウニ丼データベース」(2026年1月22日更新)をもとに、2026年10月時点でまとめています。提供時期や営業日は変わることがあるので、出かける前にご確認ください。



