2026年夏に青森市で開かれた「動き出す浮世絵展 AOMORI」
「動き出す浮世絵展 AOMORI」は2026年7月11日(土)~8月30日(日)に、青森市新町の東奥日報新町ビル New'sホールで開かれ、会期は終わっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年7月11日(土)~8月30日(日)(期間中休館日なし) |
| 会場 | 東奥日報新町ビル New'sホール(青森県青森市新町2-2-11) |
| 時間 | 10:00~18:00(最終入場17:30) |
| 主催 | 東奥日報社、青森放送、東奥日報文化財団 |
| 来場者 | 主催者の発表で45,000人を超えた |
会場へは、JR青森駅から徒歩10分、JR新青森駅からタクシーで15分と案内されていました。
展示の内容
葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞などの浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングで描いたデジタルアート作品を、9つの立体映像空間で見せる展覧会でした。
映像空間には「眺」「藍」「麗」「彩」「遊」「錦」「豪」「雅」などのコンセプトがあり、それぞれの空間で3分~10分程度の映像が繰り返し投影されていました。
- 葛飾北斎や歌川広重が描いた大海や荒波の作品を見せる、藍色の空間
- 喜多川歌麿をはじめとする浮世絵師の美人画と桜の空間
- 歌川国芳の通俗水滸伝シリーズをはじめとする、武者絵や相撲を題材にした空間
- 歌川広重と、「冨嶽三十六景」シリーズの葛飾北斎の風景画の空間
- 東洲斎写楽の「大首絵」を見せる「錦」の空間
- 葛飾北斎の「諸国滝廻り」をメインにした瀧の空間
- 擬人画やだまし絵をメインに、さわって遊べる「遊」の空間
映像空間の合間には、江戸時代に刷られた浮世絵や復刻版の浮世絵の展示解説があり、解説の一部には小学校2年生以上向けのやさしい解説もありました。
撮影と所要時間
会場内は、一部のモニター上映コンテンツを除いて写真や動画の撮影が自由で、フラッシュ撮影や三脚の使用は遠慮するよう案内されていました。
映像空間は逆走できず、次の部屋に進むと前の部屋には戻れない順路でした。
所要時間の目安は、映像空間だけなら約30分、解説を見ながらなら約1時間30分、撮影しながら映像空間の全てと解説も見るなら約2時間と案内されていました。
チケットと会場の設備(参考)
青森会場の料金と設備を記録として残します。ほかの会場の料金や設備は、公式サイトの各会場のページで確かめてください。
| 区分 | 当日券 | 前売券 |
|---|---|---|
| 大学生・一般 | 1,800円 | 1,600円 |
| 中高生 | 1,000円 | 800円 |
| 3歳~小学生 | 600円 | 500円 |
2歳以下は入場無料で、再入場はできませんでした。
20名以上の団体は前売券の料金で入場でき、障がい者割引は当日券の半額(付添1名無料)で、会場のチケット売場だけで扱っていました。
会場はビルの3階で、展示会場内に化粧室はなく、コインロッカーもありませんでした。
ビル1階に有料駐車場がありましたが、台数に限りがあると案内されていました。
浮世絵の基本:錦絵が生まれるまで
静岡市美術館の展覧会「春信一番!写楽二番!」の解説によると、明和2年(1765年)に江戸の趣味人たちの間で絵暦(カレンダー)の交換が流行し、鈴木春信らの絵師と彫師・摺師が作った絵暦が木版画の技術を大きく高めました。
その後まもなく、浮世絵の木版画は「錦絵」として一般に広く売り出されました。
これから浮世絵の展覧会を見るには
青森県立美術館の2026年秋冬の展示
2026年10月20日時点で、青森県立美術館の展覧会とイベントの一覧(開催中・開催予定)に、浮世絵を主題とする展覧会は載っていません。
開催中は「コレクション展2026-3 特集展示:ウェルカム・バック、ナンシー関!」(2026年10月10日~12月23日)で、棟方志功の板画や、青森市出身の消しゴム版画家ナンシー関の作品などが並びます。
2026年10月31日からは企画展「志賀理江子 なぬもかぬも」が始まる予定です。
版画や美術館のほかの作品に関心があるなら、棟方志功の板画やアレコホールなど、美術館で見られる作品や、美術館の時間・料金・行き方の案内もあわせて読んでください。
動き出す浮世絵展の次の開催地
主催者の公式サイトの開催地一覧では、次の開催地は岐阜です。
「動き出す浮世絵展 GIFU」は2026年11月6日(金)~2027年1月11日(月・祝)、9:00~17:00に、岐阜市歴史博物館 1階 特別展示室(岐阜公園内)で開かれます。
2027年春には、「動き出す浮世絵ミュージアム GINZA」が東京・銀座にオープンする予定です。
展覧会の探し方
当サイトが確かめた範囲では、2026年10月20日時点で、青森県内で浮世絵を主題とする開催予定の展覧会は見つかりませんでした。
次の展覧会を探すときは、青森県立美術館の展覧会一覧や、動き出す浮世絵展の開催地一覧を確かめてください。
青森市で美術館とほかの施設をあわせて回るなら、市内の施設の営業時間と料金の一覧もあわせて読んでください。
※この記事は、動き出す浮世絵展の公式サイト(AOMORI・GIFUの各ページ、トップページの開催地一覧、来場者数のお知らせ)、青森県立美術館の公式サイト(美術館について、展覧会とイベントの一覧、コレクション展2026-3と志賀理江子展のページ)、静岡市美術館の展覧会「春信一番!写楽二番!」の解説をもとに、2026年10月20日に確かめた内容で書いています。会期や料金は変わることがあるので、出かける前に公式サイトで確かめてください。



