青森県の観光スポットを、「歴史・文化財」「自然の景観」「ねぶた・アートの展示」「祈りの場所」「市場で食べる」の5つに分けて紹介します。歴史・文化財と自然の景観には、公的な指定・登録をもとに当サイトで順位を付けました。

当サイトの順位の付け方

この記事の順位は、人気や来場者数の順ではありません。世界遺産や国の指定などの公的な指定・登録を段階に分け、段階の高い順に並べた当サイトの基準です。

  • 歴史・文化財:世界遺産、国宝(収蔵品を含む)、国の重要文化財の順に並べました。
  • 自然の景観:世界自然遺産、特別名勝及び天然記念物、名勝(天然記念物と併せた指定を含む)の順に並べ、どれにも当てはまらない所を最後に置きました。
  • 同じ段階に入る所は同じ順位にしました。

ねぶた・アートの展示、祈りの場所、市場には順位を付けず、見られるものの種類ごとに並べています。

歴史・文化財のランキング

順位スポット所在地指定・登録
1位三内丸山遺跡青森市世界文化遺産・特別史跡
2位櫛引八幡宮八戸市国宝の鎧を収蔵・展示、本殿は国の重要文化財
3位弘前城弘前市天守は国の重要文化財
3位太宰治記念館「斜陽館」五所川原市国の重要文化財
3位岩木山神社弘前市楼門・拝殿・本殿などが国の重要文化財

1位 三内丸山遺跡(青森市)

三内丸山遺跡では、1992年から始まった発掘調査で、縄文時代前期〜中期(現在から約5,900〜4,200年前)の大規模な集落跡が見つかりました。

2000年11月に特別史跡、2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されました。

復元された15棟の竪穴住居、大型竪穴住居、3棟の高床建物、大型掘立柱建物が見どころです。ボランティアガイドのツアーは1時間程度です。

2位 櫛引八幡宮(八戸市)

櫛引八幡宮は八戸市八幡にある南部一之宮で、国宝館に国宝の赤糸威鎧・白糸威褄取鎧などを収蔵・展示しています。本殿は国の重要文化財です。

国宝「赤糸威鎧 兜、大袖付」は鎌倉時代のもので、「菊一文字の鎧」とも呼ばれます。

3位 弘前城(弘前市)

弘前公園にある弘前城の天守は、現存する日本最北端の天守で、国の重要文化財です。

弘前城は1611(慶長16)年に完成しました。現在の天守は1810(文化7)年に9代藩主寧親が再建したもので、日本で現存している12天守のひとつです。

弘前公園には約50種類、2600本程の桜が植えられています。

天守は天守曳戻し工事、保存修理・耐震対策工事のため、2025年11月24日から当面の間(数年間)内部公開を休止しています(2026年10月時点)。

3位 太宰治記念館「斜陽館」(五所川原市)

太宰治記念館「斜陽館」は五所川原市金木町にある太宰治の生家で、父・津島源右衛門が明治40年(1907年)に建てました。2004年に国の重要文化財に指定されました。

3位 岩木山神社(弘前市)

岩木山神社は弘前市百沢にあり、780年に岩木山の山頂に社殿を造営したのが起源とされます。楼門・拝殿・本殿などが国の重要文化財です。

岩木山は「津軽富士」と呼ばれる、標高1,624m(三角点)の安山岩の成層火山です。

自然の景観のランキング

順位スポット所在地指定・登録
1位白神山地西目屋村・鰺ヶ沢町・深浦町中心部が世界自然遺産
2位十和田湖および奥入瀬渓流十和田市、秋田県鹿角郡小坂町特別名勝及び天然記念物
3位仏ヶ浦佐井村名勝及び天然記念物
3位種差海岸八戸市国の名勝地
5位鶴の舞橋鶴田町上の段階に当てはまらない

1位 白神山地

白神山地は青森県と秋田県にまたがる約130,000ヘクタールの山岳地帯の総称で、中心部16,971ヘクタール(青森県側12,627ヘクタール)が1993年12月に屋久島とともに世界自然遺産に登録されました。

白神山地西部の深浦町にある十二湖は、ブナ林に囲まれた33の湖沼群の総称で、そのひとつの青池はコバルトブルーの池です。

青森県の研究では、青池が青く見えるのは「水の性質+透明度の高さ+水底の白さ+水底の深さ」の4つの条件が同時にあるためと考えられています。

青森県の解説では、青池の見頃は4月から6月頃までです。7月以降は湖面上の木の葉に覆われて暗い青色になることが多く、冬は黒色になります。

十二湖エリアに入れるのは4月から11月で、12月から3月はゲートが閉鎖され車は通行止めです。

2位 十和田湖および奥入瀬渓流

十和田湖および奥入瀬渓流は特別名勝及び天然記念物で、名勝及び天然記念物の指定は昭和3年4月12日、特別名勝及び天然記念物の指定は昭和27年3月29日です。

十和田湖は、秋田県の北東と青森県境に広がる大型二重カルデラ湖です。十和田八幡平国立公園内にあり、奥入瀬渓流の源です。

最深部は327mで、深さは日本3位です。4月〜11月にはカヌーや遊覧船が楽しめます。

湖畔の「乙女の像」は高村光太郎の最後の作品で、昭和28年に建てられました。

奥入瀬渓流は十和田市奥瀬にある約14km続く渓流で、ミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれています。

ベストシーズンは5月中旬〜6月中旬の新緑の頃で、紅葉は10月中〜下旬です。

3位 仏ヶ浦(佐井村)

仏ヶ浦は佐井村長後にあり、「仏宇多(仏ヶ浦)」の名で昭和16年4月23日に名勝及び天然記念物に指定されました。

岩体は緑色凝灰岩で、海食と風化で今日の景観になりました。高さ6〜90mの奇岩が並び、一つ仏・如来の首岩・五百羅漢などの名がついています。

4月下旬〜10月下旬頃は佐井港から観光船が運航します(天候や海の状況で出航できない場合があります)。

3位 種差海岸(八戸市)

種差海岸は八戸市にあり、国の名勝地に指定され、三陸復興国立公園内にあります。

650種を超える植物が自生し、種差天然芝生地では波打ち際まで天然芝生が広がります。

5位 鶴の舞橋(鶴田町)

鶴の舞橋は鶴田町にある、青森県産のひばを用いた全長300mの日本一長い木造の三連太鼓橋です。

岩木山の山影を湖面に映す津軽富士見湖の両岸を結び、1994年に完成しました。料金は無料です。

ねぶた・アートの展示

ねぶた・ねぷた・立佞武多

  • ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森市):ねぶたホールでは、実際に祭りに出陣したねぶた4台を展示しています。8月9日・10日は展示ねぶたの総入れ替えのため休館です。
  • 立佞武多の館(五所川原市):高さ約23m・重さ約19トンの立佞武多を、展示室の1階から4階までの吹き抜けで見られます。
  • 津軽藩ねぷた村(弘前市):高さ10mの大型ねぷたの展示、津軽三味線の生演奏、金魚ねぷたの絵付けなどの体験があります。

青森ねぶた祭の会期は毎年8月2日から7日です。

美術館

  • 青森県立美術館(青森市):隣の三内丸山遺跡の発掘現場から着想を得て設計されました。奈良美智の高さ8.5mの「あおもり犬」と、シャガールのバレエ「アレコ」の舞台背景画(第1幕・第2幕・第4幕)があります。
  • 十和田市現代美術館(十和田市):草間彌生やロン・ミュエクなどの作品を常設展示しています。コレクションにはチェ・ジョンファの「フラワー・ホース」があります。月曜休館(祝日の場合は翌日)です。

十和田市現代美術館は、官庁街通り全体をひとつの美術館に見立てるプロジェクト「Arts Towada」の一環です。

祈りの場所

  • 高山稲荷神社(つがる市):高さ約2メートルの朱色の鳥居が並ぶ千本鳥居があります。鎌倉から室町にかけての創建と伝えられます。参拝は9時〜17時です。
  • 恐山(むつ市):比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれ、恐山菩提寺の創建は862年と伝えられます。霊場には極楽浜や地獄谷があります。開山は毎年5月1日〜10月31日です。

市場で食べる

  • 八食センター(八戸市):全長170メートルに約70店の専門店が並びます。購入した魚介類や肉をその場で炭火焼きできる「七厘村」があり、利用料は大人500円(受付から2時間)です。市場棟・味横丁・七厘村は毎週水曜休業です。
  • 青森魚菜センター(古川市場、青森市):食事券で丼ご飯と具材を引き換える「のっけ丼」があります。のっけ丼は7:00〜16:00(ご飯が無くなり次第終了)で、毎週火曜日が休業です。

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※順位は公的な指定・登録をもとに当サイトが付けたものです。所在地・指定・期間・料金は、Amazing AOMORI のスポット一覧から各スポットのページ、三内丸山遺跡センター、弘前市の天守曳戻しのチラシ(令和8年3月)、青森県の解説(青池、文化財の十和田湖および奥入瀬渓流・仏宇多・国宝)、小坂町の十和田湖の紹介、気象庁の岩木山の解説、十和田市現代美術館のコレクション、青森ねぶた祭オフィシャルサイトで2026年10月19日に確認した内容です。期間・料金・営業は変わることがあるので、出かける前に各施設の公式情報で確かめてください。