青森県の観光スポットは県内の各地に散らばっていて、どこから回るかで旅の組み立てが変わります。この記事では、観光スポットを「エリア」「駅やバスでの行きやすさ」「行ける時期」の3つの物差しで分け、行き先を選ぶ手がかりをまとめます。
エリアで選ぶ:津軽・南部・下北
青森県の公式観光情報サイト Amazing AOMORI のスポット一覧は、エリアを津軽・南部・下北に分けて絞り込めます。
この一覧の分け方では、青森市・弘前市は津軽、八戸市・十和田市は南部、むつ市・佐井村は下北に入ります。
この6つの市村にある主な観光スポットを、エリアごとに並べると次のとおりです。
| エリア | 市村 | 主な観光スポット |
|---|---|---|
| 津軽 | 青森市 | ねぶたの家 ワ・ラッセ、三内丸山遺跡、青森県立美術館、八甲田ロープウェー、青森魚菜センター、浅虫温泉 |
| 津軽 | 弘前市 | 弘前公園(弘前城)、津軽藩ねぷた村、岩木山神社 |
| 南部 | 八戸市 | 種差海岸、櫛引八幡宮、八食センター |
| 南部 | 十和田市 | 奥入瀬渓流、蔦沼、十和田市現代美術館 |
| 下北 | むつ市 | 恐山 |
| 下北 | 佐井村 | 仏ヶ浦 |
このほか、津軽半島の最北端の岬の龍飛崎は外ヶ浜町、白神山地は西目屋村・鰺ヶ沢町・深浦町、立佞武多の館と太宰治記念館「斜陽館」は五所川原市、鶴の舞橋は鶴田町にあります。
行きやすさで選ぶ
車を使わない場合は、駅からの所要時間を目安に選べます。駅から遠い所は、車や船での行き方も載せています。所要時間は Amazing AOMORI の各スポットのページに載っている目安です。
駅から歩いて行ける所
- ねぶたの家 ワ・ラッセは、JR青森駅から徒歩1分です。
- 青森魚菜センター(古川市場)は、JR青森駅正面出口から徒歩約5分です。
- 立佞武多の館は、JR五所川原駅から徒歩約5分です。
- 太宰治記念館「斜陽館」は、津軽鉄道金木駅から徒歩約7分です。
- 種差海岸は、JR八戸線の大久喜駅から徒歩約7分です。
鉄道やバスで行ける所
- 浅虫温泉へは、青森駅から浅虫温泉駅まで青い森鉄道で約20分です。
- 弘前公園へは、JR弘前駅から弘南バスで約15分です。
- 奥入瀬渓流へは、青森駅からJRバス東北「みずうみ号」十和田湖休屋行きで約2時間、「焼山」下車です。八戸駅からはJRバス東北「おいらせ号」で約1時間30分(要予約)です。
車や船で行く所
- 龍飛崎へは、東北自動車道青森ICより車で約90分です。JR津軽線の蟹田駅〜三厩駅間は運休しており、代行バスやデマンド型乗合タクシーの案内があります。
- 仏ヶ浦へは車でも行けますが、駐車場から険しい遊歩道を往復40分ほど歩きます。4月下旬〜10月下旬頃は佐井港から観光船が運航します(天候や海の状況で出航できない場合があります)。
ねぶた・立佞武多・美術作品の展示
ねぶたの家 ワ・ラッセのねぶたホールでは、実際に祭りに出陣したねぶた4台を展示しています。8月9日・10日は展示ねぶたの総入れ替えのため休館です。
青森県立美術館には、奈良美智の高さ8.5mの「あおもり犬」や、シャガールのバレエ「アレコ」の舞台背景画があります。
立佞武多の館では、高さ約23m・重さ約19トンの立佞武多を、展示室の1階から4階までの吹き抜けで見られます。
時期で選ぶ
青森県の観光スポットには、入れる期間が決まっている所や、見頃が限られる所があります。行きたい時期が決まっているなら、先に次の期間を確かめておくと行き先を絞れます。
入れる期間・開かれる期間が決まっている所
| 観光スポット・行事 | 期間 |
|---|---|
| 十二湖エリア | 4月から11月(12月から3月はゲートが閉鎖され車は通行止め) |
| 恐山 | 開山は毎年5月1日〜10月31日 |
| 弘前公園の有料区域(本丸・北の郭) | 4月1日〜11月23日 |
| 田舎館村の田んぼアート | 2026年は第1田んぼアートが6月1日〜10月12日、第2田んぼアートが6月13日〜10月12日 |
| 青森ねぶた祭 | 毎年8月2日〜7日 |
| 津軽鉄道のストーブ列車 | 12月1日〜翌年3月31日 |
田んぼアートの会期は2026年の内容です。翌年以降は公式の発表で確かめてください。
見頃の目安
- 奥入瀬渓流のベストシーズンは5月中旬〜6月中旬の新緑の頃で、紅葉は10月中〜下旬です。
- 十和田湖の新緑は5月〜6月、紅葉は10月中旬〜下旬頃が見頃です。
- 八甲田ロープウェーは年間を通じて運行していて、片道約10分で田茂萢岳(たもやちだけ)の山頂公園駅に着きます。例年の紅葉は9月下旬〜10月中旬です。
- 八甲田の樹氷の見頃は例年1〜2月です。
- 弘前公園では、例年4月下旬〜5月上旬に「弘前さくらまつり」が開かれます。
出かける前に確かめたいこと(2026年10月時点)
- 弘前城天守は、天守曳戻し工事、保存修理・耐震対策工事のため、2025年11月24日から当面の間(数年間)内部公開を休止しています。石垣修理のために移動していた天守を元の場所に戻す移動は、令和8年7月〜11月中旬の予定です。
- 令和8年(2026年)10月23日から11月3日まで、早朝(5時00分から7時30分まで)の蔦沼展望デッキへの入場は事前予約が必要です。
- 龍飛崎の階段国道(国道339号)には冬期閉鎖期間があります。
目的に合わせて読みたい記事
※所在地・アクセス・期間は、Amazing AOMORI のスポット一覧から各スポットのページ、十和田市の蔦沼の事前予約制のお知らせ、弘前市の天守曳戻しのチラシ(令和8年3月)、青森県の文化財の解説(仏宇多)、青森ねぶた祭オフィシャルサイト、津軽鉄道の公式サイトで2026年10月19日に確認した内容です。期間・料金・運行は変わることがあるので、出かける前に各施設の公式情報で確かめてください。



