青森の3泊4日を車で回るモデルコースを、新青森駅を出て八甲田・奥入瀬渓流・十和田湖から八戸へ下り、下北半島の恐山と大間崎を回って、むつ湾フェリーで津軽半島の蟹田に渡り、新青森駅に戻る一周の行程で組みます。

1日目と2日目は県の観光情報サイトのモデルコース「八甲田・奥入瀬渓流・十和田湖の絶景を巡る1泊2日ドライブコース」、2日目の夜と3日目の朝は「初めての八戸におすすめ」、3日目の午後と4日目は「本州最北端へ!大間マグロと下北半島の絶景を巡る1泊2日ドライブ」と「恐山、仏ヶ浦、大間のマグロまで! 下北下北半島パワースポット1泊2日ドライブ」の行き先と移動時間を使います。

これらのコースを八戸とむつ市の間の道でつないで4日間にしたのは、当サイト編集部の案です。

4日間の行き先と泊まる場所

日行き先車の移動(県の案内の目安)泊まる場所
1日目萱野高原・八甲田ロープウェー・城ヶ倉大橋・地獄沼新青森駅から萱野高原まで約40分、地獄沼から蔦温泉まで約30分蔦温泉
2日目蔦七沼・奥入瀬渓流・十和田湖石ヶ戸休憩所まで約20分、子ノ口休憩所まで約15分、十和田湖から八戸駅まで約1時間30分八戸市内
3日目八食センター・蕪島・葦毛崎展望台・種差海岸・恐山八戸市から六ケ所まで約1時間20分、むつ市まで約1時間、むつ市から恐山まで約25分、恐山から下風呂温泉郷まで約1時間30分下風呂温泉郷
4日目大間崎・仏ヶ浦大間崎まで約25分、仏ヶ浦まで約1時間、脇野沢港まで約1時間15分、フェリーで約1時間、蟹田港から新青森駅まで約35分-

2026年は、3日目が恐山の開いている5月1日から10月31日に当たる日程なら、むつ湾フェリーの運休日を除いて、この4日間をそのまま回れます。

3日目は、八食センターの市場棟・味横丁・七厘村が休む水曜日を避けて組みます。

電車とバスで八甲田と十和田湖へ向かう場合は、バスと列車で湖と温泉を回る4日間にバスの時刻をまとめています。

1日目:新青森駅から八甲田を越えて蔦温泉へ

萱野高原と八甲田ロープウェー

新青森駅から車で約40分の萱野高原(青森市横内八重菊21)は、八甲田連峰の麓に広がる高原です。

「三杯茶」と呼ばれるお茶を、各休憩所で無料で飲めます。

萱野高原から車で約5分の八甲田ロープウェーは、山麓駅と山頂公園駅を約10分で結び、運転間隔は15分〜20分です。

3月〜11月上旬は始発9:00・最終16:20で、普通券の往復は大人(中学生以上)2,500円です。

山頂公園駅の一帯には、30分程度の散策コースから約4時間の登山コースまで、いくつかの山歩きのルートがあります。

風速25m/s以上のときや荒天のときは運休し、毎年11月上旬には機械整備・点検のための作業運休があります。

城ヶ倉大橋と地獄沼

ロープウェーで山麓駅に戻り、車で約15分の城ヶ倉大橋へ向かいます。

城ヶ倉大橋は十和田八幡平国立公園内にある全長360m、アーチ支間長255mの上路式アーチ橋で、八甲田連峰や青森市街、岩木山を望み、城ヶ倉渓流を見下ろせます。

橋の両端に駐車スペースと休憩所があります。

城ヶ倉大橋から車で約5分の地獄沼は、酸ヶ湯温泉から徒歩5分程のところにある、温泉水がたまってできた沼です。

沼は強酸性で90℃の熱湯が湧き出していて、中に立ち入ることはできません。

蔦温泉に泊まる

地獄沼から車で約30分の蔦温泉(十和田市奥瀬字蔦野湯1)に泊まります。

蔦温泉は奥入瀬渓流に程近い南八甲田にあり、湯船の底から源泉が湧き出す「源泉湧き流し」の温泉です。

男女入替制の「久安の湯」、男女別の「泉響の湯」、現地予約制の貸切風呂があります。

泊まらずに入る日帰り入浴は10:00~15:00(14:30受付終了)です。

浴場と冬の休業は蔦温泉の日帰りと泊まりでも扱っています。

2日目:蔦七沼・奥入瀬渓流・十和田湖から八戸へ

朝の蔦七沼

蔦温泉から蔦七沼までは徒歩約5分です。

蔦七沼は蔦沼・鏡沼・月沼・長沼・瓢箪沼・菅沼・赤沼の7つの沼の総称で、赤沼を除く6つの沼をまわる遊歩道「沼めぐりの小道」は約2.9km、所要約1時間です。

県のモデルコースは、2日目の朝の散策として案内しています。

奥入瀬渓流

蔦七沼から車で約20分で、奥入瀬渓流の石ヶ戸休憩所に着きます。

奥入瀬渓流は約14km続く渓流で、県の観光情報サイトは新緑の5月中旬~6月中旬をベストシーズンとしています。

紅葉は10月中~下旬です。

十和田湖で昼食

石ヶ戸休憩所から車で約15分で、十和田湖の子ノ口休憩所に着きます。

県のモデルコースは、十和田湖周辺でひめます料理の昼食をとり、徒歩で約10分の十和田神社と、十和田湖 乙女の像を巡ります。

「十和田湖ひめます」は2015年(平成27年)1月に地域団体商標に登録されました。

十和田神社(十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486)は、大同2年(807年)に坂上田村麻呂が創建したと言われる神社で、社務所は8:00~17:00です。

乙女の像は、1953年(昭和28年)に建てられた高村光太郎の作品です。

八戸市内に泊まる

十和田湖から八戸駅へは車で約1時間30分です。

夕食は、県のモデルコース「初めての八戸におすすめ」が1日目の夕食に案内している八戸屋台村 みろく横丁にします。

みろく横丁は八戸市の三日町と六日町の間にあり、26軒の小さな屋台が連なります。

各屋台は店主1名を8名の客が囲む造りで、営業時間は店舗により異なります。

八戸で食べる場所の休みは、市場と横丁を食事に使う3日間で詳しく書いています。

3日目:八戸の海岸から下北半島の恐山・下風呂温泉郷へ

八食センターと種差海岸

朝は八食センター(八戸市河原木神才22-2)で食べます。

魚介類・乾物・青果・精肉・野菜・お菓子・地酒などの約60店の専門店が、全長170mに並びます。

購入した魚介類や肉をその場で炭火焼きできる「七厘村」があります。

市場棟・味横丁・七厘村は毎週水曜休業(繁忙期には営業)と元旦が休みです。

八食センターから車で約20分の蕪島は、種差海岸の最北にあるウミネコの繁殖地で、国の天然記念物に指定されています。

蕪島から車で約5分の葦毛崎展望台を経て、種差海岸へ向かいます。

県のモデルコースは、種差海岸のインフォメーションセンターに隣接する「海カフェたねさし」の、八戸前沖サバを使った「サバサンド」を案内しています。

八戸からむつ市へ

県の観光情報サイトの交通の案内では、車で八戸市から国道338号・県道19号で六ケ所まで約1時間20分、国道279号でむつ市まで約1時間です。

県のモデルコース「恐山、仏ヶ浦、大間のマグロまで! 下北下北半島パワースポット1泊2日ドライブ」では、むつ市から恐山まで車で約25分です。

恐山の入山受付は16:30までなので、八戸の海岸は午前中に回り、種差海岸を12時半ごろまでに出ます。

恐山

恐山霊場/恐山菩提寺(むつ市大字田名部字宇曽利山3-2)の開山期間は5月1日から10月末までで、6:00~18:00(入山受付は16:30まで)です。

11月~4月末は閉山します。

下風呂温泉郷に泊まる

恐山から車で約1時間30分の下風呂温泉郷(下北郡風間浦村)に泊まります。

下風呂温泉郷は目の前に津軽海峡が広がり、すべての源泉が源泉掛け流しです。

「下風呂温泉 海峡の湯」では「大湯」「新湯」の2つの系統の温泉に入れます。

4日目:大間崎と仏ヶ浦を回り、むつ湾フェリーで蟹田へ

大間崎

下風呂温泉郷から車で約25分の大間崎(下北郡大間町)には、「ここ本州最北端の地」と刻まれた碑があります。

北海道の汐首崎までは17.5kmです。

仏ヶ浦

大間崎から車で約1時間の仏ヶ浦(下北郡佐井村)は、海岸沿いに2kmにわたって白緑色の奇岩が連なる場所です。

車でも行けますが、駐車場から遊歩道を往復で40分ほど歩きます。

佐井港からの船は4月下旬~10月下旬頃の運航で、天候・海の状況により出航できない場合があります。

脇野沢港からむつ湾フェリーで蟹田港へ

県のモデルコース「恐山、仏ヶ浦、大間のマグロまで! 下北下北半島パワースポット1泊2日ドライブ」では、仏ヶ浦からフェリーに乗る脇野沢港まで車で約1時間15分です。

むつ湾フェリーは津軽半島の蟹田と下北半島の脇野沢を約60分で結ぶカーフェリーで、1日2往復です。

2026年の運航期間は4月21日〜11月5日です。

便発着
2便脇野沢10:50蟹田11:50
4便脇野沢15:30蟹田16:30

仏ヶ浦を回ってから乗るなら、脇野沢15:30発の4便です。

予約は乗船日の1か月前から受け付け、出港の30分前までに乗船手続きをし、車で乗る人は車検証を持参します。

運賃・料金は現金のみで、2026年4月運航分からは、長さ4m以上5m未満の車が13,000円(運転者1名分の旅客運賃を含む)、同乗する大人は片道2,300円です。

航海士等の欠員のため週1~2日程度の運休日が設けられていて、むつ湾フェリーは運休カレンダーで確かめるよう案内しています。

蟹田港からは車で約35分で新青森駅に戻ります。

フェリーに乗れない日の帰り方

運休日や運航期間の外は、脇野沢からむつ市を通って陸路で戻ります。

県の観光情報サイトの交通の案内では、脇野沢とむつ市の間は国道338号で約50分、むつ市と野辺地の間は国道279号で約1時間15分、野辺地と青森市の間は国道4号で約1時間です。

冬に回れない区間

3日目が恐山の閉まる11月から4月に当たる日程では、この4日間の組み方のままでは回れません。

場所回れない時期
恐山11月~4月末は閉山
むつ湾フェリー2026年の運航期間は4月21日〜11月5日
蔦温泉冬季休業(11月25日~12月23日、1月13日~4月中旬頃)
国道103号(八甲田・十和田ゴールドライン)の酸ヶ湯~谷地間冬は通れない(2026年は4月1日午前9時の全面開通を目指して除雪)
八甲田ロープウェー毎年11月上旬に作業運休

ほかの場所の冬の閉鎖と船の運休は冬に閉まる場所と止まる船にまとめています。

ほかの日数で組むとき

このコースの部品になった県のドライブコースは、それぞれ1泊2日のコースです。

1泊で回る場合の選び方は1泊で回る県のコースの比べ方、日数ごとのつなぎ方は旅の日数に合わせたつなぎ方にまとめています。

出典と確認日

行き先と移動時間は、青森県観光情報サイト(Amazing AOMORI)のモデルコース「八甲田・奥入瀬渓流・十和田湖の絶景を巡る1泊2日ドライブコース」「初めての八戸におすすめ」「本州最北端へ!大間マグロと下北半島の絶景を巡る1泊2日ドライブ」「恐山、仏ヶ浦、大間のマグロまで! 下北下北半島パワースポット1泊2日ドライブ」と、同じサイトの県内の交通の案内によります。

フェリーの時刻・運航期間・運賃はむつ湾フェリーの公式サイト、八甲田ロープウェーの運行と料金は八甲田ロープウェーの公式サイト、国道103号の冬の通行止めは青森県の報道資料によります。

いずれも2026年10月20日に確かめた内容です。

営業時間・運航日・料金は季節や年で変わるため、出かける前に各施設の公式の案内で確かめてください。