下北半島の大間町を訪ねる前に確かめておきたい、本州最北端の大間崎で見られるものと駐車場、大間まぐろの漁期と初セリ、町なかの歩き方と特産品、天妃様行列などの行事、函館からのフェリーと下北駅からのバスを、大間町観光協会と県の観光情報サイト Amazing AOMORI などの情報でまとめます。

大間町と大間崎

大間町は本州最北端に位置し、津軽海峡に面した町です。

大間町観光協会によると、天気の良い日には函館山から恵山岬にかけての北海道の海岸を見渡すことができます。

大間町が面する津軽海峡は日本海と太平洋を結ぶ海峡で、黒潮・対馬海流・千島海流の3つの海流が流れ込みます。

大間崎で見られるもの

大間崎(大間町大字大間平17-1)は本州最北端の地で、「ここ本州最北端の地」と刻まれた碑が建っています。

津軽海峡をはさんで北海道の汐首崎まで17.5kmで、Amazing AOMORI によると、天気のよい日は函館の五稜郭タワーが見えることもあります。

大間崎には、1994年に水揚げされた440キロのマグロをモデルにした「マグロ一本釣りモニュメント」があります。

大間崎の周辺には飲食店や土産店があり、天日干ししたタコ足が大間崎の名物です。

例年ゴールデンウイークから10月いっぱいまで季節営業する店が多いものの、通年営業の店もあるので、その期間の外に訪ねるときは店に確かめてください。

駐車場と到着証明書

大間町観光協会の2026年度の案内によると、施設の老朽化のため、2026年3月に大間崎レストハウスは解体されました。

駐車場台数トイレマグロモニュメントまで
第一駐車場(無料)乗用車約40台・大型バス4台あり徒歩約3分
第二駐車場(無料)乗用車約70台なし徒歩約5分

大間崎の周辺は路上駐車が禁止で、マグロモニュメントの付近はバイクなどの二輪車も含めて進入できません。

大間町観光協会が発行する「本州最北端大間崎到着証明書」は1枚200円(税込)で、到着日のスタンプを押してもらえます。

この証明書は、協会が指定する大間観光土産センターと土門商店の2店舗で販売しています。

大間崎テントサイト

大間崎テントサイトは利用料が無料で、予約はいりません。

炊事棟の2026年のオープン期間は4月20日~10月31日で、コイン式(30分100円)のガスコンロがあります。

焚火や炭火などの火気の使用は原則禁止です。

大間まぐろ

津軽海峡で水揚げされるマグロは天然の本マグロ(クロマグロ)で、大間町で水揚げされたマグロは「大間まぐろ」というブランドネームを持っています。

2007年に大間漁協が出願した「大間まぐろ」が地域団体登録商標になり、出荷される30キロ以上のマグロには通し番号入りのシールが貼られます。

大間まぐろは大間崎の前沖5キロメートル付近で獲れ、日中は一本釣り漁、夜間は延縄漁が行われています。

漁期と旬

大間町観光協会の「大間まぐろ」のページでは、マグロ漁は例年8月頃から釣れ始めて1月くらいまでで、水温が低くなる秋から冬にかけてが旬と言われるとしています。

同じ協会のモデルコースのページでは、マグロ漁期を7~12月としていて、この時期は大間漁港の荷揚げ場で水揚げを見られることがあります。

初セリの値と集客の取り組み

大間まぐろの初セリは、2001年に1キロ10万円・一匹2020万円で競り落とされたことをきっかけに高値が続きました。

年初セリの値(一匹)
2001年2020万円
2013年1億5540万円
2019年3億3360万円
2026年5億1030万円

2000年には、大間のマグロ漁師の娘を主人公にしたNHKの連続テレビ小説「私の青空」が放送されました。

翌2001年から、マグロで大間を元気にしようと立ち上がった有志によって、マグロ解体ショーを目玉にした集客の取り組みが始まりました。

町なかの歩き方

大間町観光協会のモデルコースでは、フェリーターミナルから大間崎までは約3.5キロです。

途中の浜町商店街のあたりには、大間漁港、大間稲荷神社、親富幸(おやふこう)通りがあります。

内山公園の入口には、日帰り入浴施設の「おおま温泉海峡保養センター」があります。

大間の特産品

大間町観光協会の特産品のページでは、次のような品が紹介されています。

  • 昆布・海藻製品
  • マグロ・ウニ・イカなどの加工品
  • 大間牛(西吹付山のふもとの大間牧場で飼育)
  • べこもち(もともとは端午の節句のお祝い)
  • タコ足の寒干し
  • 奥戸地区のじゃがいも「おこっぺいもっこ」
  • 昆布「つるあらめ」を練り込んだつるあらめラーメン

大間の行事

行事2026年の日程
大漁祈願祭と天妃様行列7月20日(海の日)に行われた
大間町ブルーマリンフェスティバル20268月14日に大間港(旧フェリー埠頭)で行われた
第34回大間町産業祭11月28日(土)10時~16時、大間町総合開発センター

2026年のブルーマリンフェスティバルでは、マグロ解体ショー、舟競争大会、花火大会などがありました。

天妃様行列

天妃様は、航海・漁業の守護神として信仰される道教の女神で、媽祖と呼ばれます。

大間に天妃像を祀る祠が創建されたのは1696年(元禄9年)で、明治に入って大間稲荷神社に合祀されました。

1996年に天妃様行列が始まり、1997年に台湾の北港朝天宮と大間稲荷神社が姉妹宮になりました。

行列は毎年、大漁祈願祭が行われる海の日に執行されます。

2026年は、天妃様が大間に遷座されて330年、行列を執行できるようになって30年に当たる年でした。

大間から足をのばす

大間町観光協会のモデルコースでは、国道338号線を佐井村方面へ進むと、赤石海岸、材木岩、ニッコウキスゲの群生地の津鼻崎があります。

佐井村の仏ヶ浦は国指定天然記念物で、約2kmにわたって奇岩群が続きます。

同じモデルコースでは、佐井港から出る観光船の営業は4月下旬~10月とされているので、運航は観光船の運航会社に確かめてください。

国道279号線をむつ市方面へ進むと、本州最北端の温泉郷とされる風間浦村の下風呂温泉郷があり、日帰り温泉施設の「海峡の湯」があります。

大間への行き方

出発地手段所要時間の目安
函館津軽海峡フェリー(函館~大間航路)片道90分
JR下北駅下北交通バス(「大間崎」下車)約1時間40分
JR下北駅車約1時間5分
七戸十和田駅車約2時間30分
東北自動車道の青森東IC車約3時間
八戸自動車道の八戸IC車約3時間

下北駅からのバスの路線名は、Amazing AOMORI では「むつ・佐井線」、大間町観光協会の交通アクセスのページでは「佐井線・下り」と書かれています。

大間崎へ行くときは「大間崎」、津軽海峡フェリーに乗るときは「フェリー乗り場前」で降ります。

Amazing AOMORI によると、大間崎から函館へのフェリーが出る大間のターミナルへは、タクシーで10分ほどです。

フェリーのダイヤは季節によって変わるので、津軽海峡フェリーの時刻表で確かめてください。

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※大間崎の駐車場・到着証明書・テントサイト・周辺の店は大間町観光協会の2026年度の大間崎の案内、大間まぐろと初セリは協会の「大間まぐろ」のページ、町なかの歩き方と足をのばす先は協会のモデルコース、特産品・天妃様行列・行事は協会の各ページ、バスと車の行き方は協会の交通アクセスのページとAmazing AOMORI の大間崎のページ、フェリーの所要時間は津軽海峡フェリーの時刻表で、2026年10月20日に確認した内容です。店の営業や行事の日程は変わることがあるので、出かける前に確かめてください。