高山稲荷神社は、青森県つがる市牛潟町にある稲荷神社です。神社が伝える御由緒と御祭神、境内案内図に載っている施設、手水と参拝の作法、ご祈祷の受け付け、年間の祭事と毎月のお祭り、御朱印と授与品、五所川原駅からの行き方を、神社の公式サイトなどで確かめてまとめました。
高山稲荷神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-1 |
| 問い合わせ | 高山稲荷神社社務所 0173-56-2015 |
| 参拝時間 | 基本的に9時〜17時 |
| 休み | 年中無休 |
| 御祭神 | 宇迦之御魂命・佐田彦命・大宮能売命 |
| 例大祭 | 9月25日 |
神社のよくある質問では、境内での写真撮影はマナーを守ればできるとしていて、ペットの同伴は禁止しています。
神社が伝える御由緒
神社の御由緒では、創建の年代は詳らかではないものの、鎌倉から室町にかけてこのあたりを統治していた豪族安藤氏の創建と伝えられています。
江戸時代の古地図には、高山の地は三王(山王)坊山と記されています。
境内社の三王神社の社伝では、山王坊日吉神社を中心に十三宗寺が建ち並ぶ一大霊場があり、安藤氏の祈願所として栄えたものの、1443年(嘉吉三)または1432年(永享四)頃に南部勢の焼き討ちで焼失したと伝えられています。
稲荷神社の創建の社伝では、元禄十四年(1701年)に赤穂藩が取り潰された際、藩士の寺坂三五郎が稲荷大神の御霊代を奉戴して津軽に移り、その子孫が高山の霊地に遷し祀ったと伝えられています。
神社はこれらを合わせて、元々は三王神社が祀られ、江戸時代に稲荷神社が創建されて、稲荷信仰の隆盛とともに稲荷神社が栄え、元々の山王神社が後退したものと考えられるとしています。
御祭神と御神徳
御祭神は宇迦之御魂命・佐田彦命・大宮能売命の三柱で、稲荷大神と称えられます。
神社の説明では、宇迦之御魂命は五穀豊穣を守護する農耕の神とされています。
御祈祷の御神徳には、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛・交通安全・海上安全・良縁・安産・学業成就・厄除・病気平癒・災難消滅・開運招福・夫婦和合・諸願成就が挙げられています。
境内案内図で見る境内
神社の境内案内図には、相撲場、禊場、参集殿、大鳥居、神札授与所・車祓所、命婦舎、手水舎、女坂、拝殿、龍神宮、三王神社、神明宮、千本鳥居、展望台、チェスボロー号遭難者慰霊碑が載っています。
案内図には、三五郎稲荷神社、大島稲荷神社、千代稲荷神社、作丈一稲荷神社、よんこ稲荷神社、熊五郎稲荷神社も載っています。
千本鳥居
神社のよくある質問では、鳥居の数は「秘密」としています。
鳥居の様子と季節の眺めは、つがる市の千本鳥居の見どころで紹介しています。
チェスボロー号の慰霊碑と記念公園
神社の説明では、明治22年(1889)10月30日に米国の商船チェスボロー号が七里長浜の沖で座礁し、乗組員23名のうち4名を車力村の人達が救助しました。
大鳥居の手前の丘の上にある高山小公園(チェスボロー号記念公園)に、慰霊碑と記念碑があります。
参集殿の玄関には、チェスボロー号遭難救助の様子を描いた百号の油絵が展示されています。
手水と参拝の作法
神社の説明では、参拝作法は「二拝二拍手一拝」が基本形です。
手水の作法
- 右手で柄杓を取ります。
- 水盤の水を汲み上げ、左手にかけて洗います。
- 柄杓を左手に持ち替え、水を汲み上げて右手を洗います。
- 柄杓を右手に持ち替え、左手のひらに水を受けて溜めます。
- 口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないようにします。
- すすぎ終わったら、水をもう一度左手に流します。
参拝の作法
- 神前に進み、姿勢をただします。
- 背中を平らにし、腰を90度に折って拝をします。拝は2回行います。
- 胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
- 肩幅程度に両手を開き、2回打ちます。
- 指先を揃え、最後にもう1回拝をします。
ご祈祷の受け付け
神社のよくある質問では、ご祈祷は受ける当日に申し込めばよく、団体の場合は事前に連絡するよう案内しています。
祈祷料に決められた金額はなく、5,000円以上の方が多いとしています。
年間の祭事と毎月のお祭り
| 時期 | 祭事 |
|---|---|
| 1月1日 | 歳旦祭 |
| 1月3日 | 元始祭 |
| 2月(立春前日) | 節分祭 |
| 2月最初の午の日 | 初午祭 |
| 2月11日 | 紀元祭 |
| 2月23日 | 天長祭 |
| 旧暦3月10日 | 春季大祭 |
| 4月29日 | 昭和祭 |
| 6月の日曜日 | 交通安全祈願祭 |
| 6月30日 | 夏越しの大祓式 |
| 旧暦6月10日 | 夏季大祭 |
| 8月10日 | 鎮魂祭 |
| 9月25日 | 例大祭 |
| 11月23日 | 新嘗祭 |
| 12月30日 | 年越の大祓式 |
このほか毎月1日に朔日祭、毎月10日に十日祭があり(令和8年9月・10月はいずれも午前10時)、十日祭の日は津軽では「お稲荷さんの日」と呼ばれています。
令和8年の例大祭は、前夜祭が9月24日17時、例大祭が9月25日10時30分でした。
前夜祭では、本殿で祭典をした後、龍神宮神苑で火焚神事と津軽神楽の奉納がありました。
御朱印と授与品
神社は月ごとの御朱印を授与していて、神無月の御朱印「夕刻の千本鳥居」は10月1日から31日までで、数に限りがあり無くなり次第終了としています。
令和8年の秋は、秋季の切絵御朱印、11月末までの秋季限定御朱印帳、四季守り(イチョウ)を授与しています。
神社は御朱印と御朱印帳の郵送をしていません。
授与品の内容は季節で変わるので、神社のお知らせで確かめてください。
宿坊
神社のお知らせは、宿坊の利用を希望する人は社務所(0173-56-2015)に問い合わせるよう案内しています。
料金や予約の方法は公式サイトに書かれていないので、社務所に問い合わせてください。
高山稲荷神社への行き方
| 交通手段 | 行き方 |
|---|---|
| バス | 五所川原駅から弘南バス小泊線(十三経由、約40分)で「高山神社入口」下車、タクシーで約5分 |
| 車 | JR五能線・五所川原駅(津軽鉄道・津軽五所川原駅)から30分 |
青森県観光国際交流機構のツアー案内は、「高山稲荷神社は参道が階段や坂道となっています」として、歩きやすい靴での参加を求めています。
津軽のほかの観光地は津軽地方の観光の案内、青森市の神社は善知鳥神社の御由緒と行事と廣田神社の由緒と祭り、八戸市の神社は蕪島の蕪嶋神社とウミネコ、鳥居については鳥居と津軽の鬼コの話で紹介しています。
まとめ
- 高山稲荷神社は、つがる市牛潟町鷲野沢にある稲荷神社で、参拝は基本的に9時〜17時、年中無休です。
- 御祭神は宇迦之御魂命・佐田彦命・大宮能売命の三柱で、稲荷大神と称えられます。
- 手水は左手、右手、口の順に清め、拝礼は「二拝二拍手一拝」が基本形です。
- 例大祭は9月25日で、毎月1日に朔日祭、毎月10日に十日祭があります。
- 五所川原駅から弘南バス小泊線で「高山神社入口」まで約40分、そこからタクシーで約5分です。
出典: 高山稲荷神社 公式サイト(トップページの御由緒と主な祭事・御祭神・御神徳・境内案内図・参拝・ご祈祷・よくあるご質問・神社までのご案内・お知らせ「長月 祭事のお知らせ」「神無月 祭事のお知らせ」「秋季授与品のご紹介」「第4回 切り絵御朱印ワークショップ開催のご案内」)、東北観光推進機構「高山稲荷神社」、青森県観光国際交流機構「津軽の人気観光地2選!早回りコース『高山稲荷神社』『鶴の舞橋』」。いずれも2026年10月20日に確認しました。参拝時間や祭事の日時、授与品は変わることがあるので、出かける前に神社の公式サイトで確かめてください。



