青森市の7月の気温を、気象庁の青森の平年値と観測の記録から整理します。
月の平年値、上旬・中旬・下旬の移り変わり、真夏日の日数、朝晩の気温、県内の地域差、過去の7月の記録の順にまとめます。
7月の気温の平年値
気象庁の青森(青森市)の平年値(1991〜2020年)では、7月の月平均気温は21.8℃、日最高気温は26.0℃、日最低気温は18.6℃です。
6月(日最高気温22.1℃、日最低気温14.1℃)より日最高気温は3.9℃、日最低気温は4.5℃高くなります。
8月(日最高気温27.8℃、日最低気温20.0℃)は7月よりさらに高く、6〜9月のうちで月平均気温(23.5℃)が最も高い月です。
6〜9月の月ごとの平年値の表と夏全体の傾向は6〜9月の気温をまとめた記事で扱います。
上旬・中旬・下旬で気温はどう上がるか
7月は、旬ごとの平年値で見ると月の初めと終わりで気温がはっきり違います。
| 旬 | 日最高気温 | 日最低気温 |
|---|---|---|
| 6月下旬 | 23.3℃ | 15.5℃ |
| 7月上旬 | 24.4℃ | 17.1℃ |
| 7月中旬 | 25.7℃ | 18.4℃ |
| 7月下旬 | 27.7℃ | 20.1℃ |
| 8月上旬 | 28.3℃ | 20.6℃ |
日最高気温の平年値は、7月上旬の24.4℃から下旬の27.7℃まで3.3℃上がります。
日最低気温の平年値も、7月上旬の17.1℃から下旬の20.1℃まで3.0℃上がります。
旬ごとの平均気温の平年値は、7月上旬20.2℃、中旬21.5℃、下旬23.4℃です。
7月中旬の日最高気温の平年値は25.7℃で、月の半ばを過ぎても平年では30℃に届きません。
日最高気温の旬の平年値が最も高いのは、7月下旬の次の8月上旬(28.3℃)です。
旬ごとの平年値を一年分並べたものは旬ごとの平年値で平年との差を見る記事にまとめています。
7月の夏日・真夏日の日数
気象庁の予報用語では、日最高気温が25℃以上の日を夏日、30℃以上の日を真夏日、35℃以上の日を猛暑日といいます。
青森の7月の平年値は、夏日が19.3日、真夏日が4.2日、猛暑日が0.1日です。
6月は夏日5.7日・真夏日0.6日、8月は夏日24.7日・真夏日7.8日で、7月はその間にあたります。
日最低気温が25℃以上の日の平年値は、7月が0.2日です。
朝晩の気温と昼との差
7月の朝晩の目安になる日最低気温の平年値は18.6℃です。
日最高気温と日最低気温の平年値の差は7月が7.4℃で、4月(9.6℃)や5月(9.4℃)より小さくなります。
7月だからといって、昼と夜の気温差が特に大きくなるわけではありません。
朝晩と日中の気温に合わせた服装は夏の服装と暑さへの備えの記事で扱います。
県内の地域差とやませ
7月の日最高気温の平年値は、青森26.0℃に対し、弘前27.4℃、深浦25.3℃、十和田25.1℃、八戸24.9℃、むつ24.1℃です。
日最低気温の平年値は、青森18.6℃、深浦18.7℃、弘前18.2℃、八戸17.7℃、十和田17.1℃、むつ16.9℃です。
標高890mの酸ケ湯は、7月の日最高気温の平年値が21.1℃、日最低気温が14.6℃です。
青森地方気象台は「やませ」を、春から夏にかけて冷たく湿った東よりの風が北日本の太平洋側に流れ込む現象と説明しています。
やませが流れ込む太平洋側では、低い雲や霧がかかり、気温が低くなります。
過去の7月の記録
気象庁の観測で、青森の7月の日最高気温の最も高い記録は、2025年7月17日の36.0℃です。
続いて高いのは、2017年7月21日の35.9℃、2023年7月30日と29日の35.6℃です。
7月の日最低気温の高い方からの記録は、2025年7月27日と2024年7月23日の26.9℃です。
一方、7月の日最低気温の低い方からの記録は、1976年7月1日の6.5℃です。
7月の月平均気温の高い方からの記録は、1位が2025年の26.6℃、2位が1924年の24.9℃、3位が2023年の24.7℃です。
低い方からの記録は、1954年と1945年の17.3℃です。
青森地方気象台によると、青森の気温は100年あたり2.0℃の割合で上昇しており(1882〜2024年)、特に1990年代以降は高温となる年が多くなっています。
2025年と2026年の7月
2025年7月は、月平均気温が26.6℃、日最高気温の月平均が31.9℃で、平年値(21.8℃、26.0℃)を大きく上回りました。
2026年7月は、月平均気温が23.7℃、日最高気温の月平均が27.9℃、日最低気温の月平均が20.9℃で、いずれも平年値を上回りました。
2026年7月の月平均気温は、7月の高い方からの記録の10位にあたります。
7月の大半は梅雨の時期
青森県を含む東北北部の梅雨明けの平年(1991〜2020年)は7月28日頃で、7月の大半は梅雨の時期にあたります。
青森の平均相対湿度の平年値は7月が80%で、12か月で最も高くなります。
7月の雨の日数や日照時間は7月の雨と梅雨の記事で扱います。
青森ねぶた祭は8月
青森ねぶた祭の会期は毎年8月2日から7日で、7月ではありません。
祭りのころの気温は8月の暑さと旅行の目安の記事で扱います。
出かける前に気温を確かめる
平年値は1991〜2020年の30年間の平均なので、出かける日の気温は直前の予報で確かめてください。
気象庁の今日・明日・明後日の天気予報は、毎日5時、11時、17時に更新され、明日までの最高・最低気温を予想します。
気象庁の2週間気温予報は毎日14時30分に更新され、今後2週間先までの気温の推移を表示します。
6日後から14日後までの5日間平均気温がかなり高くなると予想されるときは、早期天候情報が発表されます。
気象庁と環境省は、気温が著しく高くなり熱中症による健康被害が生じるおそれがある場合に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
気象庁の注意報には、高温に関する注意報はありません。
予報の種類の違いは予報の種類と発表時刻の記事、暑さ指数の段階ごとの目安は8月の熱中症への備えの記事にまとめています。
出典
月ごとの平年値は気象庁の過去の気象データ検索(青森の平年値)、旬ごとの平年値は青森の旬ごとの平年値、県内の各地点は同じ過去の気象データ検索の地点ごとの平年値によります。
7月の記録は観測史上1~10位の値(青森、7月)、2025年と2026年の値は青森の2025年の月ごとの値と2026年の月ごとの値によります。
梅雨入り・梅雨明けは気象庁の東北北部の梅雨入りと梅雨明け、やませと気温の上昇は青森地方気象台のよくある質問、ねぶた祭の会期は青森ねぶた祭の公式サイトによります。
予報と熱中症警戒アラートは気象庁の熱中症から身を守るために、注意報の種類は気象庁の気象警報・注意報によります。
いずれも2026年10月20日に確認しました。



