旅行の前に青森県の全体の姿をつかみたい人に向けて、県庁・農林水産省・気象庁の資料と、県の公式観光情報サイト Amazing AOMORI の掲載内容から、位置と気候、市町村と人口、自然と世界遺産、名産、郷土料理、祭りと行事の順に要点をまとめます。

位置と気候

県は北緯40度12分から41度33分、東経139度30分から141度41分の間にあり、本州の最北に位置します。

日本海・津軽海峡・太平洋の三方を海に囲まれ、中央に陸奥湾をかかえています。

県の中央部を奥羽山脈が通り、同じ県内でも地域によって気候が大きく異なります。日本海側の津軽地域は冬に雪が多く、太平洋側の県南地域は冬に晴天の日が多く雪が少なくなります。

夏の太平洋側は、冷たく湿った偏東風「ヤマセ」の影響で低温の日が多くなります。

気象庁の平年値(1991〜2020年)で比べると、降雪の深さの年合計は青森市が567cm、八戸市が134cmで、年の最深積雪は青森市が101cm、八戸市が27cmです。

青森市の月降水量の平年値は12月の155.2mmが最も多く、4月の68.7mmが最も少なくなっています。

市町村と人口

県内は10市22町8村の40市町村です。人口は1,237,984人(令和2年10月1日現在の国勢調査確定値、全国第31位)、面積は9,645.64km²(令和2年10月1日現在、全国第8位)です。

令和2年10月1日現在の市町村の人口は、青森市275,192人、八戸市223,415人、弘前市168,466人の順に多くなっています。

地域の分け方は資料によって違います。県庁の観光スポットのページは東青・中南・三八・西北・上北・下北の6地域、Amazing AOMORI は津軽・南部・下北の3エリアで観光地を紹介しています。

3エリアごとの見どころは3つの地方の名所と案内人つきの回り方、初めての旅で最初に行く場所の候補は初めての旅の行き先選びと交通手段にまとめています。

自然と世界遺産

白神山地(西目屋村・鰺ヶ沢町・深浦町)は、1993年12月に屋久島とともに世界自然遺産に登録されました。

三内丸山遺跡など県内の8遺跡は、2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されました。

県の自然公園のページでは、国立公園として十和田八幡平国立公園(十和田・八甲田地域)と三陸復興国立公園(種差海岸・階上岳地域)を、国定公園として下北半島国定公園と津軽国定公園を挙げています。県立自然公園は浅虫夏泊・大鰐碇ヶ関温泉郷・名久井岳・芦野池沼群・黒石温泉郷・岩木高原・津軽白神の7つです。

名産

県の資料「青森りんご」(令和8年3月版)では、全国のりんご生産量の約6割が青森りんごで、栽培面積・生産量ともに日本一です。

同じ資料では、地域別の栽培面積は弘前市を中心とした中南地域が最も多く、令和7年は県全体の約66%を占めます。

農林水産省の資料の「農畜産物の生産状況」では、令和6年の収穫量で、りんご(370,500t)・にんにく(11,700t)・ごぼう(46,700t)が全国1位です。

同じ資料では、令和6年のやまのいも・西洋なしが全国2位、だいこん・かぶが全国3位です。

海の幸では、ほたてが下北半島と津軽半島に囲まれた陸奥湾で育ち、成貝と小ぶりな半成貝(ベビーホタテ)として出荷されます。

県の水産業の全国ランキング(令和6年、海面)では、スルメイカ・アカイカの漁獲量が全国1位、ホタテガイの生産量とマダラ・クロマグロ・ヒラメ・ナマコ類・ホッケの漁獲量が全国2位です。県はヒラメを「県の魚」としています。

品目ごとの産地や工芸品は農産物・海の幸・手仕事の産地の説明で詳しく紹介しています。

郷土料理

農林水産省の「うちの郷土料理」は、青森の料理として、けの汁・せんべい汁・貝焼き味噌・いちご煮・鱈のじゃっぱ汁・けいらん・ひっつみ・くじら汁・しょうが味噌おでんなどを載せています。

料理ごとの説明と食べられる店の見つけ方は汁物や鍋など土地の料理のガイドにあります。

祭りと行事

主な祭りと行事の時期と、資料で確かめられた特徴をまとめます。

祭り・行事時期場所確かめたこと
八戸えんぶり2026年は2月17日〜20日八戸市中心街など国の重要無形民俗文化財で、豊作を祈願し、種まきや田植えなどの稲作の動作を表す舞
恐山大祭例年7月20日〜24日むつ市の恐山イタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼ぶ
八戸三社大祭2026年は8月1日〜3日(前夜祭7月31日、後夜祭8月4日)八戸市2004年に国の重要無形民俗文化財に指定、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録
弘前ねぷたまつり毎年8月1日〜7日弘前市国の重要無形民俗文化財で、大小約80台のねぷたが練り歩く
青森ねぶた祭毎年8月2日〜7日青森市祭りに出陣したねぶたを、ねぶたの家 ワ・ラッセで4台展示している
五所川原立佞武多毎年8月4日〜8日五所川原市大きいものは高さ約23m、重さ約19トンの山車が市街地を練り歩く

八戸三社大祭の期間は、県庁の観光スポットのページでは前夜祭と後夜祭を含めて7月31日〜8月4日と書かれています。

県の観光入込客統計の概要では、令和6年の八戸三社大祭の来場者数は156万5千人で、過去最高を更新しました。

Amazing AOMORI のパンフレットダウンロードでは、「ねぶた・ねぷた楽しみ方ガイドブック」などを PDF やデジタルブックで見られます。

桜・紅葉・雪の祭りなど、月ごとの見頃と行事は花と紅葉と雪の時期の早見表にまとめています。

観光客の数

令和6年(2024年1月〜12月)の観光入込客数は延べ32,378千人(対前年比103.8%)、実人数13,863千人(同107.6%)でした。

実人数のうち、日帰り客は9,765千人、宿泊客は4,098千人で、訪日外国人は347千人(同153.0%)でした。

※ 県庁・農林水産省・気象庁の資料と、Amazing AOMORI・ねぶた祭の公式サイトの掲載内容を、2026年10月に確かめてまとめました。祭りの日程や施設の情報は変わることがあるので、出かける前に各主催者・施設の案内を確かめてください。