「青森」で観光を調べ始めたときに、まず知っておきたいのは、県のどこに何があるかと、どうやって行くかです。この記事では、県の公式観光情報サイト Amazing AOMORI と県庁のページなどに載っている内容から、初めての旅で行き先を決める手がかりを、目的別の行き先・夏の祭り・温泉・食・行き方の順にまとめます。
どんな県か
県は本州の最北にあり、日本海・津軽海峡・太平洋の三方を海に囲まれ、中央に陸奥湾をかかえています。
県の中央部を奥羽山脈が通り、同じ県内でも地域によって気候が大きく異なります。冬は津軽地方に雪が多く、太平洋側は晴天の日が多くなります。夏は冷たく湿った偏東風(ヤマセ)のため、太平洋側で低温・多湿の日が多くなります。
県内は10市22町8村の40市町村で、面積は9,645.64km²(令和2年10月1日現在)です。令和6年(2024年)の県の観光入込客数は延べ32,378千人で、実人数のうち訪日外国人は347千人でした。
Amazing AOMORI は、県内を津軽・南部・下北の3つのエリアに分けて観光地を探せるようにしています。弘前市・五所川原市は津軽、八戸市・十和田市は南部、むつ市・佐井村は下北に入ります。県庁の観光スポットの紹介ページは、県内を東青・中南・三八・西北・上北・下北の6地域に分けており、区分の仕方が違います。県庁のページは、上北に十和田湖・奥入瀬渓流、下北に大間崎・尻屋崎・仏ヶ浦・恐山を挙げています。
3つのエリアごとの細かい見どころは、エリア別に見た名所とガイドの案内にまとめています。
目的別に選ぶ最初の行き先
当サイトでは、見たいものの種類ごとに、県の観光サイトなどで所在地と見どころを確かめられた場所を1〜2か所ずつ挙げました。順位ではなく、行き先を考える手がかりとして使ってください。エリアは Amazing AOMORI の3区分です。
| 見たいもの | 行き先 | エリア | 確かめたこと |
|---|---|---|---|
| 渓流と湖 | 奥入瀬渓流・十和田湖 | 南部 | 奥入瀬渓流は約14km続く渓流で、十和田湖はその源のカルデラ湖 |
| ブナの森 | 白神山地 | 津軽 | 1993年12月に屋久島とともに世界自然遺産に登録 |
| 山の眺め | 八甲田ロープウェー | 津軽 | 年間を通じて運行し、片道約10分で山頂公園駅に着く |
| 縄文の遺跡 | 三内丸山遺跡 | 津軽 | 2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録 |
| 城と桜 | 弘前城・弘前公園 | 津軽 | 現存する日本最北端の天守があり、例年4月下旬〜5月上旬に弘前さくらまつり |
| ねぶた | ねぶたの家 ワ・ラッセ | 津軽 | 実際に祭りに出陣したねぶた4台を展示 |
| 現代のアート | 県立美術館・十和田市現代美術館 | 津軽・南部 | 奈良美智の「あおもり犬」、草間彌生やロン・ミュエクなどの作品 |
| 霊場 | 恐山 | 下北 | 開山は毎年5月1日〜10月31日 |
弘前城の天守は、2025年11月24日から当面の間(数年間)、内部公開を休止しています。
冬に出かけるときは、入れなくなる場所に気をつけてください。十二湖へ続くゲートは12月から3月に閉鎖され、個人では散策できませんが、ガイド同行なら入れます。恐山の開山は10月31日までで、蔦温泉には冬季休業があります。
指定の種類で比べたいときは世界遺産や名勝の指定で比べた順位、出かける時期が決まっているときは季節ごとの見頃と行事の一覧が役に立ちます。
夏の祭りは8月上旬
青森ねぶた祭は毎年8月2日から7日、弘前ねぷたまつりは毎年8月1日から7日、五所川原立佞武多は毎年8月4日〜8日に開かれます。
祭りの時期以外にねぶたを見たいときは、上の表のねぶたの家 ワ・ラッセへ行けます。8月9日・10日は展示ねぶたの総入れ替えのため休館です。
温泉
県の観光サイトで場所や日帰り入浴の時間などを確かめられた温泉を4つ挙げます。
| 温泉 | エリア | 確かめたこと |
|---|---|---|
| 酸ヶ湯温泉 | 津軽 | 総ヒバ造りの混浴の大浴場「ヒバ千人風呂」があり、泉質は酸性硫黄泉 |
| 浅虫温泉 | 津軽 | 陸奥湾に面した温泉地で、浅虫温泉駅の駅前に無料の足湯がある |
| 蔦温泉 | 南部 | 日帰り入浴は10:00~15:00(14:30受付終了)で、冬季休業がある |
| 黄金崎不老ふ死温泉 | 津軽 | 海辺の露天風呂の日帰り入浴は9:00〜16:00(最終受付15:30) |
酸ヶ湯温泉は約300年ほど前に開かれた温泉宿で、国民温泉第一号に認定されています。
食
Amazing AOMORI のグルメのページは、郷土料理として八戸せんべい汁・貝焼き味噌・じゃっぱ汁・いちご煮・けいらんを、ご当地グルメとして十和田バラ焼き・黒石つゆやきそば・のっけ丼などを挙げています。
古川市場では、食事券を丼ご飯と具材に引き換える「のっけ丼」を食べられます。JR青森駅正面出口から徒歩約5分で、毎週火曜日が休業です。
八戸市の八食センターには約70店の専門店が並び、買った魚介類や肉をその場で炭火焼きできる「七厘村」があります。
料理ごとの説明は郷土の味と土地の名物料理の解説にあります。
県外からの行き方
東北・北海道新幹線は、県内に八戸・七戸十和田・奥津軽いまべつなど4つの駅があります。JR東日本の時刻表(2026年10月版)では、平日の東京〜新青森の最速は、東京発が3時間00分、東京行きが2時間58分です。
飛行機では、2026年10月1日〜10月24日の青森空港発・東京(羽田)行きは日本航空の6便で、所要時間は1時間15分〜1時間25分です。10月25日以降の便は、空港の発着案内で確かめてください。
東京からの2つの手段の比べ方は空路と鉄路の乗り比べの目安にまとめています。
次に調べること
- どの駅やバスから行けるかを知りたいとき:駅やバスから行き先を探す手順
- 何泊でどう回るかを決めたいとき:日数ごとの回り方の例
紙の地図がほしいときは、Amazing AOMORI のパンフレットダウンロードで「あおもり観光案内地図」などを PDF で見られます。県の総合観光パンフレットと「あおもり観光案内地図」は紙での提供もあり、発送は国内に限られます。
※ 施設・祭り・温泉の情報は Amazing AOMORI、県庁、ねぶた祭の公式サイト、JR東日本の時刻表、空港の発着案内などで、2026年10月に確かめた内容です。料金・営業時間・運行は変わることがあるので、出かける前に各施設の案内を確かめてください。



