この記事の予報の用語と仕組みは気象庁の解説によるもので、平年値は、特に断りがない限り、気象庁の青森(青森地方気象台、青森市)の平年値(統計期間1991~2020年)です。

青森市の予報は「津軽」の区域と「青森」の気温を見る

青森地方気象台の府県天気予報は、青森県を津軽、三八上北、下北の3区域に分け、明日までの6時間ごとの降水確率と最高・最低気温を予報します。青森市は津軽の区域です。

気象庁の青森県の天気予報では、天気・風・降水確率を津軽・下北・三八上北の区域ごとに、気温を青森・八戸・むつ・深浦・弘前の地点ごとに出しています。気象庁の地域区分で、青森市は津軽の中の東青津軽に入ります。

青森市で過ごす日は、天気と降水確率は「津軽」、気温は「青森」の地点の予報を見ます。同じ津軽の区域でも気温は青森と弘前で別に出るので、弘前へ出かける日は弘前の気温も確かめておくと服を選びやすくなります。

週間天気予報は、青森県を津軽と下北・三八上北の2つに分け、気温は青森と八戸の地点で出しています。

予報の「日中の最高気温」と「朝の最低気温」の時間帯

気象庁の予報用語では、予報で「日中の最高気温」と用いるときは9時から18時、「朝の最低気温」と用いるときは0時から9時の値です。

朝早く出かける日は最低気温を、昼の観光や買い物が中心の日は最高気温を目安にし、両方の間で着たり脱いだりできる上着を用意します。

青森の平年値で日最高気温と日最低気温の差は、どの月も10℃未満です(当サイトで計算)。差が大きいのは4月9.6℃、5月9.4℃、10月9.2℃で、この時期は朝と昼で上着の要る・要らないが分かれやすくなります。

夏日・真夏日・冬日・真冬日の意味

気象庁の予報用語では、夏日は日最高気温が25度以上の日、真夏日は30度以上の日、猛暑日は35度以上の日、冬日は日最低気温が0度未満の日、真冬日は日最高気温が0度未満の日です。

青森の平年値では、日最高気温30℃以上の日数は7月4.2日、8月7.8日で、35℃以上は年0.4日です。日最高気温0℃未満の日数は1月8.2日、2月5.7日、12月4.0日です。

予報で真冬日になりそうな日は、日中も氷点下のままなので、昼間でも厚手の防寒着と手袋・帽子が要ります。月ごとの気温の平年値は月別の気温の表と服装で表にしています。

降水確率と「時々」「一時」の読み方

気象庁の降水確率は、指定された時間帯に1ミリ以上の降水がある確率で、雨の降り方や降水量の多少については何も示していません。

降水確率が低くても雨具が要らないとは限らず、高くても強い雨とは限りません。雨具を持つかどうかは降水確率で、どんな雨具にするかは予報文の天気と風で決めます。

「時々」「一時」「のち」の違い

気象庁の予報用語では、「一時」は現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき、「時々」は現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のときに使います。

府県天気予報でいう「連続的」は現象の切れ間がおよそ1時間未満、「断続的」は現象の切れ間がおよそ1時間以上です。「のち」は、予報期間内の前と後で現象が異なるときに、その変化を示す用語です。

「曇り一時雨」は切れ間の少ない雨が予報期間の4分の1未満の時間降り、「曇り時々雨」は切れ間のある雨が合わせて予報期間の半分未満の時間降る予報です。どちらも雨具を持って出かけ、「時々」の日は出し入れのしやすい雨具が便利です。

予報文の時間帯

予報文の「朝」や「夕方」は、気象庁の予報用語で次の時間帯を指します。

予報の用語時間帯
明け方午前3時頃から午前6時頃まで
朝午前6時頃から午前9時頃まで
昼前午前9時頃から12時頃まで
昼過ぎ12時頃から15時頃まで
夕方15時頃から18時頃まで
夜のはじめ頃18時頃から21時頃まで
夜遅く21時頃から24時頃まで

「夕方から雨」の予報なら、15時頃からの外出に雨具が要ります。

青森市で雨や雪の日が多い月

青森の日降水量1.0mm以上の日数の平年値は年162.4日で、1月が21.9日、12月が21.2日と多く、6月が8.3日で最も少なくなります。

雪日数の平年値は12月26.0日、1月29.6日、2月26.1日です。冬に青森市で過ごす日は、雪の予報を前提に服と靴を選びます。冬の靴と雨具は雪道と雨の日の靴・雨具で扱っています。

週間天気予報の信頼度で荷物を決める

気象庁の府県週間天気予報は、発表日翌日から7日先までの期間について、一日ごとの天気、最高・最低気温、降水確率、予報の信頼度、気温の平年値などを、毎日11時ごろと17時ごろに発表します。

信頼度は、3日目以降の降水の有無の予報について「予報が適中しやすい」ことと「予報が変わりにくい」ことを表す情報で、A・B・Cの3段階です。

信頼度内容降水有無の適中率(平均)翌日に降水の有無の予報が変わる割合(平均)
A確度が高い予報88%1%
B確度がやや高い予報73%6%
C確度がやや低い予報58%16%

適中率と予報が変わる割合は、気象庁が2014年12月までの5年間のデータで検証した結果です。

旅行の荷造りで信頼度がCの日があれば、晴れの予報でも折りたたみの雨具を入れておき、出発の前日と当日に予報を見直します。

風と紫外線の情報も服選びに使う

風の強さ

気象庁の「風の強さと吹き方」では、平均風速10m/s以上15m/s未満の「やや強い風」で傘がさせなくなり、15m/s以上20m/s未満の「強い風」では風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出るとしています。

青森の月の平均風速の平年値は、12月から4月が4.1~4.3m/sで、6月から9月の3.1~3.2m/sより強めです。風速10m/s以上の日数の平年値は3月9.0日、4月9.3日と多くなります。

予報文に「やや強く」「強く」とある日は、傘よりフード付きの上着を選び、首元から風の入りにくい服にします。

紫外線

気象庁は、日々の紫外線対策のために、UVインデックスを用いた「紫外線情報」を提供しています。UVインデックスは、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを示すために紫外線の強さを指標化したもので、世界共通の指標です。

気象庁の解説(参考:環境省「紫外線環境保健マニュアル」)では、UVインデックス3~7(中程度・強い)は日中はできるだけ日陰を利用し、できるだけ長袖シャツ・日焼け止め・帽子を利用する、8以上(非常に強い・極端に強い)は日中の外出はできるだけ控え、必ず長袖シャツ・日焼け止め・帽子を利用するとしています。

季節ごとに予報で見ておきたいこと

季節の天気の特徴は初雪や梅雨など季節の天気と服装でくわしく扱っています。ここでは予報で確かめたい点だけを挙げます。

  • 春(3~5月):風速10m/s以上の日数の平年値が3月と4月に多く、風の予報を見て上着を選びます。
  • 夏(6~8月):東北北部の梅雨入りの平年は6月15日頃、梅雨明けの平年は7月28日頃(1991~2020年の平均)で、この間は降水確率と雨の時間帯をよく見ます。
  • 秋(9~11月):青森の初雪の平年値は11月8日です。11月は最低気温と雪の予報を見て、冬の上着と靴に切り替える時期を決めます。
  • 冬(12~2月):雪日数が多く、日最高気温0℃未満の真冬日もあるので、最高気温と風の予報を合わせて防寒を決めます。

月ごと・用途ごとの関連記事

※この記事の用語と解説は、気象庁の予報用語(時間に関する用語・気温に関する用語)、週間天気予報の解説、降水確率の解説、「風の強さと吹き方」、UVインデックスの解説、青森県の天気予報の構成と地域区分、青森地方気象台の業務案内と季節現象の観測、梅雨入りと梅雨明けの平年値、過去の気象データ検索の青森の平年値(統計期間1991~2020年)をもとに、2026年10月20日に確かめたものです。予報の用語は気象庁の時間に関する用語、信頼度は週間天気予報の解説で確かめられます。