青森県の観光スポットを地図で探すときに知っておきたい、県の形、エリアの2通りの分け方、主な名所がどのエリアに入るか、拠点の駅からの時間、公式の観光マップの入手先をまとめます。内容は、県庁のページと県の公式観光情報サイト Amazing AOMORI などで2026年10月に確かめました。
地図で見る県の形:三方の海と2つの半島
県は本州の最北にあり、日本海・津軽海峡・太平洋の三方を海に囲まれ、中央に陸奥湾をかかえています。
陸奥湾は、津軽半島と下北半島に囲まれています。
県の中央部を奥羽山脈が通り、県内を二分しています。
津軽半島の最北端の岬は外ヶ浜町の龍飛崎です。下北では、大間町の大間崎が本州最北端、東通村の尻屋崎が本州最北東端の岬です。
大間崎から津軽海峡をはさんだ北海道の汐首崎までは17.5kmです。
県境では、十和田湖が秋田県との境に広がり、白神山地が青森県と秋田県にまたがっています。
エリアの分け方は2通り
県内の観光地の分け方には、Amazing AOMORI の3エリアと、県庁の観光スポットの紹介ページの6地域があり、区分の仕方が違います。
Amazing AOMORI の3エリア:津軽・南部・下北
Amazing AOMORI の観光ガイドは、県内40市町村を津軽(19市町村)・南部(16市町村)・下北(5市町村)の3つのエリアに分けています。
| エリア | 市町村 |
|---|---|
| 津軽 | 青森市・弘前市・黒石市・五所川原市・つがる市・平川市・平内町・今別町・蓬田村・外ヶ浜町・鰺ヶ沢町・深浦町・西目屋村・藤崎町・大鰐町・田舎館村・板柳町・鶴田町・中泊町 |
| 南部 | 八戸市・十和田市・三沢市・野辺地町・七戸町・六戸町・横浜町・東北町・六ヶ所村・おいらせ町・三戸町・五戸町・田子町・南部町・階上町・新郷村 |
| 下北 | むつ市・大間町・東通村・風間浦村・佐井村 |
Amazing AOMORI のスポット・体験一覧でも、この3エリアと市町村で絞り込めます。
県庁の6地域:東青・中南・三八・西北・上北・下北
県庁の「青森県の観光スポット」のページは、県内を東青・中南・三八・西北・上北・下北の6地域に分け、地域ごとに次の名所を挙げています。
| 地域 | 県庁のページが挙げる名所 |
|---|---|
| 東青 | 青森ねぶた祭、八甲田山、青森県立美術館、三内丸山遺跡、青函トンネル記念館、龍飛崎 |
| 中南 | 弘前城、弘前公園、弘前ねぷたまつり、岩木山 |
| 三八 | 八戸三社大祭、蕪島、種差海岸 |
| 西北 | 五所川原立佞武多、津軽鉄道、十二湖、白神山地、暗門の滝 |
| 上北 | 十和田湖、奥入瀬渓流 |
| 下北 | 大間崎、尻屋崎、仏ヶ浦、恐山 |
2つの区分では境目が違います。龍飛崎(外ヶ浜町)・弘前城(弘前市)・十二湖(深浦町)は、6地域では東青・中南・西北に分かれますが、3エリアではどれも津軽です。
十和田湖・奥入瀬渓流は、県庁のページでは上北に入り、所在地の十和田市は Amazing AOMORI では南部に入ります。
主な名所の位置:市町村と2つの区分
主な名所を、所在地の市町村と、3エリア・6地域のどちらに入るかで並べました。6地域の欄は、県庁のページがその名所をどの地域に挙げているかを書いています(所在地の市町村の地域とは限りません)。県庁のページに載っていない名所は「―」にしました。
| 名所 | 市町村 | 3エリア | 6地域 |
|---|---|---|---|
| 三内丸山遺跡 | 青森市 | 津軽 | 東青 |
| 青森県立美術館 | 青森市 | 津軽 | 東青 |
| 八甲田ロープウェー | 青森市 | 津軽 | 東青(八甲田山) |
| 龍飛崎 | 外ヶ浜町 | 津軽 | 東青 |
| 弘前城・弘前公園 | 弘前市 | 津軽 | 中南 |
| 十二湖 | 深浦町 | 津軽 | 西北 |
| 白神山地 | 西目屋村・鰺ヶ沢町・深浦町 | 津軽 | 西北 |
| 立佞武多の館 | 五所川原市 | 津軽 | 西北(五所川原立佞武多) |
| 高山稲荷神社 | つがる市 | 津軽 | ― |
| 鶴の舞橋 | 鶴田町 | 津軽 | ― |
| 十和田湖・奥入瀬渓流 | 十和田市(十和田湖は秋田県小坂町にも) | 南部 | 上北 |
| 十和田市現代美術館 | 十和田市 | 南部 | ― |
| 種差海岸・蕪島 | 八戸市 | 南部 | 三八 |
| 櫛引八幡宮 | 八戸市 | 南部 | ― |
| 恐山 | むつ市 | 下北 | 下北 |
| 仏ヶ浦 | 佐井村 | 下北 | 下北 |
| 大間崎 | 大間町 | 下北 | 下北 |
| 尻屋崎 | 東通村 | 下北 | 下北 |
それぞれの場所で目にするものは 乙女の像や極楽浜など名前のついた見どころ に、自然・祭り・温泉・食などの種類ごとの名前は 種類別に名前を並べた一覧 にまとめています。
拠点の駅などから名所までの時間
地図で位置を確かめたら、拠点の駅からの時間も見ておくと計画を立てやすくなります。Amazing AOMORI の各スポットのページに書かれている目安です。
| 出発地 | 行き先 | 行き方と時間 |
|---|---|---|
| 青森駅 | ねぶたの家 ワ・ラッセ | 徒歩1分 |
| 青森駅 | 浅虫温泉駅 | 青い森鉄道で約20分 |
| 青森駅 | 八甲田ロープウェー | JRバス東北「みずうみ号」で約54分、「ロープウェイ駅前」下車 |
| 青森駅 | 酸ヶ湯温泉 | JRバス「十和田湖行き」で約1時間 |
| 青森駅 | 奥入瀬渓流 | JRバス東北「みずうみ号」で約2時間、「焼山」下車 |
| 八戸駅 | 奥入瀬渓流 | JRバス東北「おいらせ号」で約1時間30分(要予約) |
| 青森IC | 龍飛崎 | 車で約90分 |
| 弘前駅 | 弘前公園 | 弘南バスで約15分 |
| 五所川原駅 | 立佞武多の館 | 徒歩約5分 |
| 五所川原駅 | 高山稲荷神社 | 車で約30分 |
| 十二湖駅 | 奥十二湖駐車場 | バスで約15分 |
| 八戸駅 | 櫛引八幡宮 | 車で約10分 |
| 大久喜駅(JR八戸線) | 種差海岸 | 徒歩約7分 |
| 下北駅(JR大湊線) | 恐山 | 下北交通バス(恐山線)で約40〜45分 |
| 下北駅 | 仏ヶ浦 | 車で約1時間40分、降りてから遊歩道を徒歩約20分 |
JR津軽線は蟹田〜三厩の区間が運休しているので、鉄道で龍飛崎へ向かうときは、代行バスやデマンド型乗合タクシーの案内を調べておきます。
冬は、十二湖へ続くゲートが12月から3月まで閉鎖されて車が通行止めになります(個人では散策できませんが、ガイド同行なら入れます)。恐山の開山は毎年5月1日〜10月31日です。ほかにも季節によって入れない場所は 季節によって入れない場所と期間の一覧 で確かめられます。
公式の観光マップとパンフレットの入手先
Amazing AOMORI の パンフレットダウンロード では、県の観光パンフレットの「あおもり観光案内地図」を PDF で見られます。
「あおもり観光案内地図」と「青森県総合観光パンフレット」は紙での提供もあり、発送は国内に限られます。
同じページには、地域ごとの地図やパンフレットも載っています。
| 範囲 | 地図・パンフレット |
|---|---|
| 下北半島 | 「青森県下北半島ルートマップ 2026」 |
| 十和田湖・奥入瀬 | 「十和田湖・奥入瀬スケッチマップ」(エリアガイドと、奥入瀬・東湖畔・西湖畔・休屋の各エリア、焼山・蔦エリア) |
| 津軽半島 | 「津軽半島総合パンフレット」 |
| 青森県と函館 | 「青森県~函館地域ぐるぐる めぐる!旅マップ」(ダウンロード用・WEB閲覧用) |
| 三沢空港の周辺 | 「三沢空港周辺デジタル観光MAP」(夏・秋・冬) |
| 弘前市 | 「ひろさきガイドマップ」(観光情報・市内マップ)、「弘前アップルパイガイドマップ」 |
| 深浦町・板柳町・藤崎町 | 「深浦観光ガイドマップ」「板柳町ガイドマップ」「藤崎町観光マップ」 |
パンフレットの詳細は、各市町村などへ問い合わせるよう案内されています。
現地で探すときは、Amazing AOMORI の スポット・体験一覧 で、カテゴリ・エリアのほか、現在地から500m以内〜200km以内の距離を選んで絞り込めます。
同じページから、VISITはちのへ・十和田奥入瀬観光機構・しもきたツーリズム・Clan PEONY 津軽などの地域の観光サイトにも移れます。
あわせて調べたいこと
- 3エリアそれぞれの見どころとガイド: エリア別の名所と地元の案内人
- 時期・曜日・予約を決める順番: 出かける前の準備の順番
- 何泊でどこを回るか: 泊数ごとの回り方の例
※ エリアの分け方、名所の所在地、行き方の時間、パンフレットの種類は、Amazing AOMORI(観光ガイド、スポット・体験一覧、各スポット、パンフレット)、県庁の「青森県の観光スポット」と県の位置・地形・水産業・文化財の資料、農林水産省の資料、小坂町のページ、東北観光推進機構の「東北まなび旅」で、2026年10月に確かめた内容です。運行や公開の状況は変わることがあるので、出かける前に各施設や運行会社の案内を確かめてください。



