青森のグルメを、海鮮、ご当地グルメと汁物・麺、スイーツと果物・野菜の3つのジャンルに分けて、旅行中に食べられる名物を紹介します。

人気や味で順位を付けたランキングではなく、下に書いた当サイトの基準で選び、ジャンルごとに並べています。

料理の内容や食べられる場所は、農林水産省「うちの郷土料理」、Amazing AOMORI(青森県観光情報サイト)、自治体や市場の運営者の公式サイトで確かめました。価格は変わるので書いていません。

この記事で名物を選んだ基準

  • 料理の中身を、農林水産省・県や市・事業者の公式サイトなどの一次情報で確かめられること
  • 旅行中に食べられる場所(市場・店・提供店の数など)か、県の旬の食材カレンダーでの時期が、一次情報で確かめられること
  • 人気・評判・味の良さでは順位を付けないこと

旧版は「現地での評価と味の特性に基づいて整理した」として順位を付けていましたが、順位の根拠が書かれていなかったので、この版では順位をやめました。

ジャンル別の名物の一覧

ジャンル名物食べられる場所・時期
海鮮のっけ丼青森魚菜センター(古川市場)。JR青森駅正面出口から徒歩約5分
海鮮平目漬丼八戸市の陸奥湊駅前にあるみなと食堂
海鮮ほっき丼三沢市内の飲食店。冬の期間限定
海鮮八戸前沖さば県の旬の食材カレンダーでは9月〜11月が旬の時期
海鮮陸奥湾のホタテ県の旬の食材カレンダーでは6月〜8月が旬の時期
海鮮大間まぐろ県の旬の食材カレンダーでは1月と8月〜12月が流通時期
ご当地グルメと汁物・麺味噌カレー牛乳ラーメン青森市内の5店舗
ご当地グルメと汁物・麺十和田バラ焼き十和田市内の40以上の店
ご当地グルメと汁物・麺黒石つゆやきそば黒石市
ご当地グルメと汁物・麺しょうが味噌おでん青森市周辺
ご当地グルメと汁物・麺せんべい汁八戸市内の約200軒の飲食店
ご当地グルメと汁物・麺貝焼き味噌下北地方・津軽地方の多くの店
スイーツと果物・野菜弘前のアップルパイ「弘前アップルパイガイドマップ」第21版に40種類
スイーツと果物・野菜A-FACTORYのりんごのスイーツ青森駅から徒歩約1分
スイーツと果物・野菜嶽きみ産地は弘前市の嶽高原。県の旬の食材カレンダーでは8月〜9月が旬の時期

海鮮の名物

のっけ丼(青森市・青森魚菜センター)

青森魚菜センター(古川市場)は青森駅前近くの市場で、名物は丼ご飯に好きな具材をのせて作る「のっけ丼」です。

案内所で食事券を買い、丼ご飯と約30店舗の具材を食事券と引き換えて、場内の休憩所で食べます。

所在地は青森市古川1-11-16で、JR青森駅正面出口から徒歩約5分です。

休業日は毎週火曜日で、GW・8月のねぶた祭りの期間・お盆・年末年始は変わる場合があります。

平目漬丼(八戸市・みなと食堂)

みなと食堂は、八戸市の陸奥湊駅前(JR陸奥湊駅北口から徒歩約2分)にある食堂です。

看板メニューの「平目漬丼」は、ヒラメを漬けダレにくぐらせてご飯にのせ、中央に卵黄をのせた丼で、2014年に開かれた第1回全国丼グランプリの海鮮丼部門で金賞を受賞しました。

Amazing AOMORIの特集とVISITはちのへのコラム(2023年7月)では、朝6時から営業し、日曜日と月曜日が休みです。

旧版は「糠漬けにしたヒラメを温め」と書いていましたが、出典ではヒラメを漬けダレにくぐらせる丼なので、この版で直しました。

ほっき丼(三沢市)

三沢市では、冬の期間限定で、市内の飲食店がほっき丼を出しています。

ほっき貝の正式名称は「ウバガイ(姥貝)」で、青森県では八戸市から三沢市沖の北浜海域で冬に収穫されます。

県の旬の食材カレンダーでも、ウバガイ(ホッキ貝)は12月〜2月が旬の時期です。

八戸前沖さばと、ご当地の漬丼

八戸市は、秋に八戸沖で水揚げされる脂肪分の多いサバを「八戸前沖さば」のブランドで売り出していて、特に大型のサバは銀鯖と呼ばれます。

Amazing AOMORIは、ご当地丼として、八戸前沖さばの漬丼と、天然ヒラメを店ごとのタレに漬け込む「鯵ヶ沢ヒラメのヅケ丼」を挙げています。

陸奥湾のホタテと大間まぐろ

青森ほたては、下北半島と津軽半島に囲まれた陸奥湾で育ち、成貝と小ぶりな半成貝(ベビーホタテ)として出荷されます。

「大間まぐろ」は、大間地区のクロマグロの地域団体商標です。

県の旬の食材カレンダーでは、大間マグロは1月と8月〜12月が流通時期で、旬の時期の印が付いた月はありません。

旧版は大間のマグロについて「冬場から春先にかけての旬の時期」と書いていましたが、県のカレンダーと合わないので、この版では書いていません。

海鮮を食べられる市場と朝市

八戸市の八食センターには、館内で買った魚介類や肉をその場で炭火焼きできる「七厘村」があり、七厘やトング・調味料などの基本セットを貸しています。

館鼻岸壁朝市(八戸市)は、毎年3月〜12月の毎週日曜日の日の出から、朝4時〜8時半頃まで開かれます。

旧版は館鼻岸壁朝市を「毎週日曜日の朝に限定して開催される」と書いていましたが、開かれるのは3月〜12月の日曜日と臨時の朝市です。

市場の営業と食べ方は八食センターなど青森の市場の営業と食べ方に、朝市の開催日は八戸の朝市が開かれる日と行き方に、魚介ごとの旬は青森でとれる魚介と旬にまとめています。

ご当地グルメと汁物・麺の名物

味噌カレー牛乳ラーメン(青森市)

味噌カレー牛乳ラーメンは、味噌・カレー・牛乳のスープに必ずバターがトッピングされるラーメンで、昭和53年に「味の札幌」の正式なメニューになりました。

札幌館、味の札幌大西、味の札幌浅利、かわら、ラーメン蔵の青森市内の5店舗が提供していて、5店舗で「味噌カレー牛乳ラーメン普及会」をつくっています。

特集に掲載日が書かれていないので、営業時間と定休日は店に確かめてください。

十和田バラ焼き(十和田市)

十和田バラ焼きは、しょう油ベースの甘辛いタレを使うバラ焼きで、十和田市内の40以上の店で、店ごとに独自の味で出しています。

Amazing AOMORIは、十和田バラ焼きがB-1グランプリで金賞を獲得したと紹介しています。

黒石つゆやきそば(黒石市)

黒石つゆやきそばは黒石やきそばに「つゆ」をかけたもので、黒石市のページは、昭和30年代後半に生まれた「つゆそば」が近年は市内のあちこちで作られるようになったと書いています。

旧版は「B級グルメ・ご当地ラーメン編」に入れていましたが、ラーメンではなく焼きそばにつゆをかけた料理です。

しょうが味噌おでん(青森市周辺)

しょうが味噌おでんは、青森市周辺で、おでんをすりおろしたしょうが入りの味噌だれで食べるものです。

具には陸奥湾名産のツブ貝、根曲がりだけ、薄くて大きなさつま揚げ「大角天」、大ぶりな「ぼたん焼きちくわ」などが入ります。

旧版は「すりおろし生姜と特製味噌で味付けされた出汁に、里芋や大根などの食材を煮込んで提供」と書いていましたが、農林水産省のページでは、おでんにしょうが入りの味噌だれをかけて食べる料理です。

せんべい汁と貝焼き味噌

せんべい汁は、南部せんべいを鍋に割り入れて煮込む八戸市の郷土料理で、農林水産省のページによると、八戸市内では約200軒の飲食店が出しています。

旅東北(東北観光推進機構)によると、B-1グランプリを企画した八戸せんべい汁研究所は、2012年に「ゴールドグランプリ」を受賞しました。

貝焼き味噌は、ホタテの貝殻を鍋にして味噌で具材を煮て、卵でとじる料理で、農林水産省のページによると、下北地方・津軽地方では多くの店で出されています。

せんべい汁はせんべい汁の材料と作り方に、ほかの郷土料理は地域ごとの郷土料理と食べる時期に、煮干しのだしのラーメンは津軽の煮干しラーメンの由来とだしにまとめています。

スイーツと果物・野菜の名物

弘前のアップルパイ(弘前市)

弘前観光コンベンション協会の「弘前アップルパイガイドマップ」第21版には、弘前市内で提供されているアップルパイが40種類載っていて、店内で食べられる店にはイートインのマークが付いています。

弘前市立観光館・弘前市観光案内所の観光コンシェルジュが取扱店を調べ、試食した感想をもとに、甘味・酸味・シナモンの風味の強弱を1〜5段階で表しています。

旧版の「市内約50店舗」は出典で確かめられなかったので、ガイドマップ第21版の掲載数(40種類)に置き換えました。

A-FACTORY(青森市)のりんごのスイーツ

A-FACTORYは青森市柳川1-4-2にあり、JR・青い森鉄道の青森駅から徒歩約1分です。

フードマルシェには、青森県産のリンゴやホタテや嶽きみを使ったスイーツやおつまみが並びます。

シードル工房では醸造工程をガラス越しに見学でき、シードルの原料は100%青森県産のりんごです。

りんごと嶽きみ

農林水産省の「青森県の農林水産業の概要」では、青森県のりんごの収穫量(令和6年)は全国1位です。

嶽きみ(だけきみ)は、弘前市の岩木山麓にある標高400〜500メートルの嶽高原で栽培されるブランドとうもろこしで、最も甘くなる早朝に収穫されます。

県の旬の食材カレンダーでは、嶽きみの旬の時期は8月〜9月です。

アップルパイの店は弘前のアップルパイの選び方と店に、ソフトクリームやジェラートの店は青森駅・八戸などでスイーツを食べられる店に、お菓子は郷土のお菓子とりんごのお菓子の作り手にまとめています。

ほかの選び方

名物の全体像は郷土料理・ご当地グルメ・海鮮・果物の名物の一覧に、朝の市場や駅で買うものなど目的から選ぶときは朝・昼・夜と駅の目的別の選び方にまとめています。

名物と観光地を組み合わせるときは名物を食べられる場所と近くの観光地を、料理の始まりを知りたいときは有名な食べ物の由来をご覧ください。

この記事で取り上げなかったこと

旧版にあった「ちりんちりんアイス」は県や市の観光サイトの現行のページで名物として確かめられず、嶽きみのソフトクリームは一次情報で確かめられなかったので、この版では取り上げていません。

旧版の「B-1グランプリ殿堂入り」(せんべい汁)、「日本一脂が乗った」(八戸前沖さば)、「青森駅直結」(A-FACTORY)は出典で確かめられなかったので、確かめられた内容に置き換えました。

※のっけ丼・平目漬丼・ほっき丼・八戸前沖さば・ご当地丼・十和田バラ焼き・嶽きみ・味噌カレー牛乳ラーメン・A-FACTORYはAmazing AOMORI(青森県観光情報サイト)、みなと食堂はVISITはちのへ、しょうが味噌おでん・せんべい汁・貝焼き味噌は農林水産省「うちの郷土料理」、りんごの収穫量は農林水産省「青森県の農林水産業の概要」(令和6年の数値)、ホタテの出荷の形は青森県の水産業の資料、大間まぐろは水産庁の浜の活力再生プラン(大間地区)、せんべい汁研究所の受賞は旅東北、黒石つゆやきそばは黒石市、アップルパイは弘前観光コンベンション協会、七厘村は八食センター、館鼻岸壁朝市は運営者の公式サイト、シードルの原料はA-FACTORYの公式サイト、旬は青森県の「青森の旬の食材カレンダー」をもとに、2026年10月時点でまとめています。営業時間や休業日は変わることがあるので、出かける前に公式サイトや店で確かめてください。シードルはお酒です。飲酒は20歳になってから。